【私学訪問】教育改革を見据えICTを本格導入、ひとりひとりが輝く「普連土学園」

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インタビューに応える普連土学園中学校高等学校 原田副校長(左)と谷田貝先生(右)
  • インタビューに応える普連土学園中学校高等学校 原田副校長(左)と谷田貝先生(右)
  • インタビューに応える国語科教諭 谷田貝学氏
  • インタビューに応える原田美代子副校長
  • FGSウェブキャンパス 実際の画面例
  • 電子黒板のある教室
  • 英語の学習が行われる空間
  • 礼拝堂
 キリスト教プロテスタントの一派である、フレンド派(クエーカー)の教えに基づき、ひとりひとりを大切にする教育方針の東京都港区にある女子校、普連土学園中学校・高等学校は、教育ICTにも積極的に取り組んでいる。原田美代子副校長と国語科の谷田貝学教諭に、同校の特色やICT利活用の取組みについて聞いた。

--普連土学園の特色について教えてください。

原田先生:ひとりひとりにある内なる光、賜(たまもの)が輝けるよう、生徒、教職員、普連土に集うすべての人がお互いを受け入れ、尊重し、互いを気遣うことを旨としています。それによって、新しい明日へ向かい成長しようとする、前向きで温かい雰囲気の学園です。

 また、毎朝礼拝を行っていて、水曜日は「沈黙の礼拝」があります。沈黙の礼拝の間は、20分間沈黙をして過ごします。考えをまとめたり、友人や家族との関わりの中で、自分勝手な言動をしていないだろうかと振り返ったりする時間となっています。卒業生は沈黙の時間が「自分にとってもっとも有意義だった」「静かなひと時が心をリフレッシュさせてくれた」などと懐かしそうに話すのをよく耳にします。

--生徒の取組みで、特徴となるものはありますか。

原田先生:生徒主体の自治会があります。その中で、ボランティア委員会は年に約10回の奉仕を企画して参加者を募り、保育園、老人施設、障がいをおもちの方の施設などでお手伝いをさせて頂いています。

 そのほか、国際親善委員会は各クラスが東南アジアの里子を1名ずつ担当し、その子が修学できるようにと、1人、月100円の里親献金をしています。身近なことからできることを始めて、困っていらっしゃる方々のお役に立てるようにと取り組んでいます。

--入学から卒業までの6年間、生徒にどのような成長を望んでいますか。

原田先生:他者を認め、人を大切にする心豊かな生徒になってほしいと考えています。また、社会の出来事に興味関心を持ち、広い視野で物事を考え、自分の意見をもち堂々と発言できる、そのような成長を望んでいます。輪番制によるホームルーム、礼拝、終拝(帰りの会)の司会や、自治会の活動はよい練習の機会となっています。

--2015年4月から、学習活動支援オンラインシステム「Moodle」を活用した「FGSウェブキャンパス」を本格導入されますね。その経緯をお聞かせください。

谷田貝先生:学校教育が大きく変わりつつあり、それらへの対応として取り入れました。生徒の能動的な学習参加を取り入れる学習法「アクティブラーニング」への潮流、2020年からの英語教育の改革、さらに6年後の大学入試改革など、学校教育は転換期を迎えており、それらに対応する流れで導入を決定しました。
《船田るみ子》

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