【工場見学】キャンパスノートができるまで…コクヨ滋賀工場に行ってきた

 コクヨ滋賀工場は、「Campus(キャンパス)」ノートの製造過程の見学プログラムを実施している。開催は月2回で、環境保全費として中学生以上は1人100円が必要。Webサイト申込みフォームまたは電話で申し込むことができる。

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キャンパスノートが作られる現場に潜入!
  • キャンパスノートが作られる現場に潜入!
  • コクヨ滋賀工場
  • 案内をしてくれたコクヨ滋賀工場 増田さん
  • 帽子をかぶり、小型トランシーバーを装着して工場見学へ出発
  • 工場内のようす
  • 説明中にも動き続けるN-13号機
  • 紙原紙ロールが機械にセットされているようす
  • 工場見学時は働く人々の真剣なようすを見られることも醍醐味
 コクヨ滋賀工場は、「Campus(キャンパス)」ノートの製造過程の見学プログラムを実施している。開催は月2回で、環境保全費として中学生以上は1人100円が必要。Webサイト申込みフォームまたは電話で申し込むことができる。

 工場見学プログラムでは、コクヨおよびコクヨ工場滋賀の歴史を学び、キャンパスノートの製造過程を見学できる。工場見学受付け後、敷地内C棟2階で工場見学の概要説明を受けたのち、製造工程ビデオを視聴し工場内に入る流れ。

 工場内では、キャンパスノートを作る「N-13号機」や「N-3号機」を始め、複写簿を作る「C-8号機」を見学する。見学中は小型トランシーバーを携帯し、案内員より製造過程に関し詳細な説明を受ける。見学中は、案内のほかキャンパスノートに関するクイズも出題され、小さなお子さんでも楽しんで学べる工夫がなされている。1日あたり5万冊を製造する現場を目の前に、参加者からは毎回驚きや感嘆の声があがるという。

 製造過程の見学後は、印刷の過程で出た廃液や紙くずが処理される工程も見学できる。印刷する際に排出された廃液は、ろ過を繰り返し純粋な水になるまで分離されるほか、断裁時に出た紙の端材は一か所にまとめられ、約80キロの塊として圧縮、回収されたのち新しい紙へと再生される。ものづくりと環境保全を同時に見学することで、消費活動と環境に対する意識の見直しを図る機会になりそうだ。

 工場見学の終了後は、「体験アトラクション」プログラムでコクヨ滋賀工場の業務効率改善の取組みを実際に体験できるほか、キャンパスノートの「抗張力」を体感できるミニ実験を実施。ペットボトルに入った水で作った自転車1台分の重りをノート中紙に吊るし、中紙と背クロスが剥がれないキャンパスノートの強靭さが体感できる。

 体験アトラクション後は、工場見学の記念品がひとりひとりに渡され、お土産コーナーへ移動する。工場限定品の販売や「ReEDEN」シリーズ、「びわ湖文具」シリーズなどの滋限定品も販売されており、お土産品選びが楽しめる。

 7月10日現在、予約受付け状況は8月末まで満員。秋以降の予約にはまだ空きがあり、コクヨ滋賀工場Webサイトの申込みフォーム、または電話で直接工場まで申し込む。実施は、毎月2回、午前10時から。各回先着順に申込みを締め切る。

◆コクヨ滋賀工場 工場見学
場所:コクヨ滋賀工場(滋賀県愛知郡愛荘町上蚊野312番地)
開催日時:毎月2回 午前10時から
定員:1回あたり25名※完全予約制
参加費:100円(環境保全費)小学生以下無料
《佐藤亜希》

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