コクヨS&T、滋賀県との包括的連携協定を締結…教育など8項目

 コクヨS&Tは7月15日、滋賀県との包括的連携協定を締結した。教育や環境保全、観光など8項目で、それぞれの人的・物的資源を活用して連携することにより、滋賀・びわ湖ブランドの推進、地域の活性化および県民サービスの向上を図りたいとしている。

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 コクヨS&Tは7月15日、滋賀県との包括的連携協定を締結した。教育や環境保全、観光など8項目で、それぞれの人的・物的資源を活用して連携することにより、滋賀・びわ湖ブランドの推進、地域の活性化および県民サービスの向上を図りたいとしている。

 滋賀県愛知郡愛荘町にあるコクヨS&Tの子会社「コクヨ工業滋賀」では、キャンパスノートを中心に年間1億冊以上のノート生産を行っている。また、コクヨ工業滋賀では2007年より、びわ湖周辺に生息する植物「ヨシ」の活用に取り組んでおり、商品開発「ReEDEN(リエデン)プロジェクト」を進めている。

 同プロジェクトでは、びわ湖の環境を守るという理念のもと、ヨシの活用に取り組み、びわ湖の環境保全意識を広める商品開発を進めている。ボランティアによって刈られたヨシを、コクヨ工業滋賀が買い取り、紙の原材料の一部として使用する。ヨシを使った商品「ReEDENシリーズ」は、滋賀県内や通販サイトなどで販売され、売上の一部を地域の環境団体に寄付し、環境保全に役立てているという。

 協定では、「教育および子ども・青少年育成に関すること」「環境保全に関すること」「滋賀・びわ湖ブランドの発信に関すること」「観光の振興に関すること」「県内産業の振興発展に関すること」「障碍者の支援に関すること」「女性の活躍推進に関すること」「その他、地域の活性化・住民サービスの向上に関すること」の8つの項目で連携することを確認した。

 コクヨS&Tでは、滋賀県との連携を一層強化し、地域の持続的成長と経済的発展を目指したいという。
《外岡紘代》

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