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英検「2級」が4技能化、2016年度よりライティング導入

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英検の各級における測定技能一覧(2016年度以降)
  • 英検の各級における測定技能一覧(2016年度以降)
  • 英検1級・準1級・2級のCEFRとCSEとの相関図
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  • 「2級」ライティングの問題例
 日本英語検定協会は7月15日、2016年度の第1回実用英語技能検定より「2級」にライティングを導入し、4技能化することを発表した。昨今の入試での4技能化や外部の資格・検定試験の活用促進の動きに対応したという。

 文科省の諮問機関より、入試や生徒の英語力評価に4技能をバランスよく測定できる資格・検定試験の効果的活用を促進する旨を明記した行動指針(案)が3月13日に発表された。英検協会はこの指針が発表される前から「1級」「準1級」だけでなく、「2級」「準2級」「3級」まではライティングを導入して4技能化していく検討を重ねてきた。また、大学の入試関係者や高校現場の教育関係者から、高校卒業レベルの指標である「2級」の4技能化を早い段階で実現してほしいという要望が数多く寄せられていたという。

 これらの背景を踏まえて英検協会は、2016年6月実施予定の英検で「2級」にライティングを導入し、4技能化を図ることを決定した。「2級」ライティングの問題は「1級」「準1級」と同様、英検の審査基準を遵守し、高校の学習指導要領の内容と国際基準規格「CEFR」と一致させることを意識して開発された。受検者は与えられたトピックに対し、意見とその裏付けとなる理由を適切な語彙と文法を使用しながら英文で論述する能力が試される。採点は複数の観点で行い、内容・構成などの観点別の成績をフィードバックする予定。

 今後は、すでに実施している「1級」「準1級」のライティングについて、再び問題の精査と難易度の調整を行う。また、「準2級」「3級」についてもできるだけ早い時期での実現を目指して準備を進めているという。
《工藤めぐみ》

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