英語力の必要性、大学・高校生は高い傾向…社会人は希薄

 留学事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンの研究部門EF留学総合研究所が、高校生から社会人を対象に「企業が求める英語力」についての意識調査を実施。高校生・大学生が社会人より英語力の必要性を意識していることが明らかとなった。

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調査結果グラフ
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 留学事業を展開するイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンの研究部門EF留学総合研究所が、高校生から社会人を対象に「企業が求める英語力」についての意識調査を実施。高校生・大学生が社会人より英語力の必要性を意識していることが明らかとなった。

 同調査は、高校生、大学生、社会人560人を対象に、7月17日~20日の期間、インターネット調査により実施したもの。「企業が社員に対しどの程度の英語力を求めていると思うか」という質問に対し、中級レベル以上の英語力(TOEIC500点~)が求められると回答した割合は、大学生71.8%、高校生49.5%、社会人37.7%という結果に。現在の高校生・大学生が社会人よりも社会で英語力が必要だと感じている傾向が見られた。

 調査結果を踏まえ、EF留学総合研究所の澁谷所長は、「英語力向上には継続的な学習が必要で早いタイミングから取り組むことが望ましいため、今回の調査結果はグローバル人材育成という点で非常に良い傾向だと捉えている。高校生・大学生には、海外留学へのチャレンジや国際交流会への参加など、より実践的なトレーニング環境へ身を置いて欲しい」との見解を述べた。

 同社では、現在、全国7拠点において中・高校生から参加できる留学プログラムや国内で国際交流ができる機会を提供しており、今後も留学・語学教育事業を通じて学生たちの将来の可能性を広げるサポートを続けて行くという。
《畑山望》

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