オリンピック題材の参加型教育展示新設や企画展開催…パナソニック

 パナソニックは、総合情報受発信拠点パナソニックセンター東京に、オリンピック・パラリンピックを題材とした教育支援展示施設「Active Learning Camp」 を新設。合わせて、オリンピックなどを題材に21世紀型能力の育成を目指す新たな教育プログラムの提供を開始する。

教育・受験 先生
Active Learning Camp 施設内イメージ
  • Active Learning Camp 施設内イメージ
  • 展示物紹介(一例)
  • プログラムの特長
 パナソニックは、総合情報受発信拠点パナソニックセンター東京に、オリンピック・パラリンピックを題材とした教育支援展示施設「Active Learning Camp」 を新設。合わせて、オリンピックなどを題材に21世紀型能力の育成を目指す新たな教育プログラムの提供を開始する。

 同社は、ワールドワイドパートナーとしてオリンピックに貢献するとともに、企業市民活動の柱の一つとして「次世代育成支援」の活動を推進している。今回の取組みでは、オリンピック、パラリンピックの歴史や意義、世界平和に果たす役割の理解や、歴史・文化といった国際理解、スポーツを通した心身の調和的な発達という、オリンピック・パラリンピックを通じた教育を具現化することを目的としているという。

 「Active Learning Camp」は、オリンピック・パラリンピックの魅力を具体的な形で体感することのできる施設。光IDを活用してオリンピズムやオリンピック教育の基本を学ぶ「オリエンテーション」や、世界の多様な価値観や文化を学べる「多様性マップ」、同社の最新技術を利用した双方向&参加型の「ワークショップガーデン」など、楽しみながら学べる教育展示施設となっている。

 また、学校におけるオリンピック・パラリンピック教育活動を支援するために独自の教育プログラムを開発。第1弾として、11月より中学・高校を対象に、「大会の意義とそれを支える人々」、「多様性と国際理解」の2つのプログラムの提供を開始する。2015年度は50校を実施対象としており、このプログラムを通して21世紀型能力の育成を目指すという。なお、問い合わせはホームページにて受け付けている。

 さらに、10月6日から11月8日には、期間限定のオリンピック・パラリンピック特別企画展「The World of Sports」をパナソニックセンター東京にて開催。実際に使用された歴代トーチや競技用具、メダルなどの展示や、「速さ」「高さ」「重さ」「距離」の4つの競技記録が体感できる仮想競技場、聖火点灯体験デモンストレーションなど、魅力や感動を臨場感満載に体験できる企画展となっている。

 なお、「Active Learning Camp」は日本オリンピック・アカデミーが監修した常設の教育支援施設としては、日本初の展示施設。
《畑山望》

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