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「ICTは道具」情報リテラシーを育む附属新潟小学校の挑戦…片山敏郎教諭

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次期学習指導要領で目指す学力と情報リテラシー(後編) 画像は動画の一部
  • 次期学習指導要領で目指す学力と情報リテラシー(後編) 画像は動画の一部
  • 次期学習指導要領で目指す学力と情報リテラシー(前編) 画像は動画の一部
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 iTeachers TVは11月4日、新潟大学教育学部附属新潟小学校教諭・日本デジタル教科書学会の片山敏郎会長による第24回「次期学習指導要領で目指す学力と情報リテラシー(後編)」を公開した。前編は10月28日にYouTubeで公開された第23回で視聴可能。

 片山敏郎氏は、2013年から新潟大学教育学部附属新潟小学校でiPadを1人1台活用した実践研究に取り組んでいる。10月28日に公開された前編では、新学習指導要領で重視されると言われている「アクティブラーニング(主体的・協働的に学ぶ学習)」の現状を踏まえつつ、今後のアクティブラーニングに関する学習指導方法を考察した。

 片山氏は昨今の教育現場で導入が進む教育ICTを「教具」と称し、ICTを活用して課題を解決する能力が「情報リテラシー」であると説明。また、これからの総合的な学習では、教育ICTを利用しながら思考スキルと情報リテラシーの両方を育むようアドバイスしている。

 11月4日に公開された後編では、具体的なアクティブラーニングの授業方法を伝授。新潟大学教育学部附属新潟小学校3年生の「総合的な学習」で実際に行われているiPad活用手法を公開した。片山氏の講義によると、児童らはiPadで調査を行ったり、「デジタルマインドマップ」や付箋を作成・利用して情報を整理・分析を進めた。iPadを調査機器として利用させるだけでなく、学習の流れにうまく取り込むことで能動的な学びを活性化させた実例が紹介されている。

 なお、附属新潟小学校では2016年2月4日・5日にアクティブラーニング授業「初等教育研究会」を実施する。参加は同小学校のWebサイトで10月24日から受け付けている。

 iTeachers TVは、動画本編後にすぐに使えるICT機器の使い方を紹介する「教育ICTなんでも3ミニッツ」も放送している。今回は、教育ICTコンサルタントの小池幸司氏が発音やスペルを学ぶアプリ「Word Wizard」を紹介している。

 iTeachers TVは、毎週水曜日夜に動画を更新。番組のほか、番組を作成・配信するiTeachersに関する詳細は同団体Webサイトで閲覧できる。iTeachersは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チームで、「現場目線から『教育3.0』の実現に向けたムーブメントを起こしていく」としている。

◆iTeachersTV Vol.23:片山敏郎先生(日本デジタル教科書学会)後編


◆iTeachersTV Vol.24:片山敏郎先生(日本デジタル教科書学会)後編

《佐藤亜希》

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