お金の価値が変わる?不況脱却願う…高校生が2020年を予想

 5年後の2020年、現在ティーンの高校生は成人し、社会に出て働いている人もいます。東京オリンピック開催もあり、日本にとって、重要な年である2020年ですが、10代は5年後の日本をどう予想しているのでしょうか?

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2020年の日本はどうなっている?
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5年後の2020年、現在ティーンの高校生は成人し、社会に出て働いている人もいます。オリンピック開催もあり、日本にとって、重要な年である2020年ですが、10代は5年後の日本をどう予想しているのでしょうか。自分自身が将来、どうなっていたいかも含めて、5人の高校生に話を聞いてみました。



今の日本ってどう思う?
まず、現在の日本をどう捉えているかについて聞いてみましたが、「良くないニュースが多い」という見方が強いようです。具体的には、事件や事故、いじめが絶えない、という意見がありました。数多くの問題が起こっているものの、「社会全体を挙げて改善しようという気概がみられない」という厳しい指摘をしたティーンもいました。
一方で、海外からの観光客が増えたり、渋谷区で同性パートナーの条例が成立するなど、「幅広い価値観が取り入れられ、共生しやすくなっている」と前向きな評価をした女子もいました。

2020年の日本の予想は?
5年後の日本はどのように変わっているのでしょうか。「集団的自衛権や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など、今年決定したことが5年後に変化をもたらす」と、政治に関心の高い10代女子は語ってくれました。ほかにも、ある学生は、「お金の価値が変わる」という考えを持ち、スマホアプリやゲームでの課金制度が増えていることから、現在は無料で利用できるサービスも、将来的には有料に変化していくのでは?と予想していました。
中には「5年後も、今と同じように良いこと、悪いことがあって、その点では変わらない」という冷静な判断をする女子もいました。

ティーンの5年後は......
現役高校生も、5年後には大人として社会を担う一員になります。どうなっていたいか、と聞くと、「技術の進歩で、交通事故を確実に減らしたい」という意見や、「生徒にとって、相談しやすい教師になり、悩みや不安を取り除きたい」といった目標を持ち、具体的な将来像を思い描いているようでした。
ほかにも、ひとりひとりが寄り添えるグローバルな社会にしたい、日本の経済の流れを変えて不況から脱却したいなど、それぞれに関心のある分野で、熱い想いを語ってくれました。
先を見据えた、明確な意見を持つティーンたちには、すでに未来の社会人としての自覚があるようですね。5年後も、その先の日本にも期待が持てそうです。
ライター:kamito努(SHUTTER)

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《マイナビティーンズ》

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