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旭化成の杭工事調査、首都大ほか学校28件でデータ流用(11/13時点)

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  • 調査対象3,040件の調査結果
 旭化成は11月13日、旭化成建材による杭工事実績3,040件に関する調査報告を発表した。調査対象となっていた272件の学校では、28件にデータの流用等が確認された。そのうち10件を東京都が占めている。

 11月13日に発表されたのは、旭化成が国土交通省へと報告した13日時点での調査状況。国土交通省の指示にもとづき、元請建設会社および情報提供の要請を受けた自治体へ物件情報を提供し、施工報告書の内容確認を実施してきた。

 13日時点で元請建設会社への調査依頼が完了した物件数は、杭工事実績3,040件のうち2,922件で、調査結果の確認が終了しているのは2,376件。元請建設会社と確認中の物件が546件となっている。残りの118件に関しては、元請建設会社が不明、施工データが存在しないなどの不明物件となっている。

 国土交通省の要請にもとづき、優先的に調査した学校、医療・福祉施設の602件については、学校の28件、医療・福祉施設の35件にデータの流用等が確認された。学校で流用等が判明した28件の内訳をみると、もっとも多いのは東京都10件、ついで北海道7件、愛知県5件、神奈川県2件、岐阜県2件、埼玉県1件、山梨県1件だった。

 東京都では11月10日、首都大学東京南大沢キャンパス6号館、東京都立狛江高等学校格技練において、データの転用が確認されたとの発表があった。ただし、首都大学東京、狛江高校ともに、当時の設計図書や施工記録から杭が必要な支持地盤に到達していると判断でき、安全性については問題ないとしていている。

 旭化成では、データ流用等があった物件に関しては、国土交通省からの支持にもとづく元請建設会社および施主による建物の安全性確認に協力していくという。また、不明物件118件についても、調査を継続していく。
《黄金崎綾乃》

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