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【中学受験2016】1年間で倍増、首都圏64校が「英語入試」導入

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首都圏模試センター
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  • 2016年首都圏中学入試での「英語(選択)入試」実施校の一覧(一部)
 首都圏模試センターは12月21日、2016年首都圏中学入試で「英語(選択)入試」を実施する64校をホームページに掲載。首都圏模試センターの「受験情報ブログ」において、64校の一覧とともに、2016年入試における「英語(選択)入試」での注目点などを紹介している。

 首都圏模試センターの調査によると、12月21日現在、なんらかの形で「英語(選択)入試」を実施するのは、男子校4校、女子校23校、共学37校の計64校(うち私立中学校は63校)あることが判明。2015年の33校から倍増に近い学校数となった。特に注目すべき点として、面接やグループワークで交わす「英会話」を通して、受験生のリスニングとスピーキングの力(資質)を評価する私立中学が現れたことをあげた。

 東京女子学園中学校では、英語に興味がある人、英語で日常会話ができる人などを対象とした「英語入試(帰国生を含む)」を実施する。国語と算数に加え、英語の試験が行われ、英語ではリスニング・筆記またはリスニング・スピーキングを選択する。リスニングと筆記の難易度は英検4~3級程度、スピーキングでは日常生活や用意されたイラストに関する質問に答える形式となっている。

 埼玉栄中学校のスーパーイングリッシュ入試では、英語による作文(150単語程度)と、日本語または英語による面接を行う。大妻嵐山中学校の進学クラス入試では、国語・算数・英語から2教科を選択して試験を受ける。このほかにも、東京家政学院中学校のように、英検4級以上など規定の資格を取得している受験生に対して特待生制度を適用する学校や、「英語(選択)入試」を実施しなくとも英検資格取得によって得点が加算される学校もあるという。

 首都圏模試センターでは、現在の中学入試では、国語・算数の2科目か、国語・算数・社会・理科の4科目の学力が問われる入試形態が主流であるとしながらも、英語を好きで、英語の力を高めたいと思っている受験生にとって、英語の力を生かせる入試形態は朗報だとしている。

 なお、64校は、ほかの私立中学校との併願が可能な学校であり、専願・推薦などで「英語(選択)入試」を導入している学校は数校あるという。2016年首都圏中学入試での「英語(選択)入試」実施校の一覧(PDF形式)は、首都圏模試センターWebサイトで閲覧できる。実際の受験にあたっては、各学校へ確認すること。
《黄金崎綾乃》

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