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海外大学への進学実績がある私立高は54.7%、公私に差

教育・受験 その他

 日本国際交流振興会(JFIE)が全国の小・中・高等学校を対象に行った調査によると、海外大学への進学実績がある私立学校は54.7%、公立学校は33.3%で私立と公立で大きな差があることが明らかになった。

 調査は英語教育に対する意識や留学に関する制度、英語教員配置などの実態やニーズを把握する目的で、2015年4月1日~4月25日の期間で実施。全国の小・中・高等学校へアンケートを郵送し、321校から回答を得た。321校のうち、公立が94校、私立が227校。地域の割合は、北海道・東北16.5%、関東甲信越32.7%、北陸3.1%、東海9.0%、関西16.5%、中四国12.1%、九州・沖縄10.0%となっている。

 「国際的な教育活動を行っているか」という質問には、全体の81.1%が「行っている」と回答。公立は77.7%、私立は84.6%と私立のほうが6.9ポイント高かった。さらに、「今後、国際的な教育活動を行っていこうと思うか」を聞くと、全体の92.6%が「思う」と回答し、多くの学校で国際的な教育活動に関心が高いことがわかった。

 正課として海外研修を行っている学校は全体の40.2%。公立は34.0%、私立は46.4%で、私立のほうが12.4ポイント高かった。正課の海外研修を行っている学校のうち、週単位の「短期研修」が87.5%ともっとも多く、3か月以上の留学は6.5%、1学期留学は6.0%と少数だった。

 「外国人/英語ネイティブの先生の人数は近年減少しているか」を聞いた質問では、全体の78.2%が「変わらない」と回答。公立では平均2.20人、私立では平均2.44人の外国人/英語ネイティブの先生を配置していた。さらに、全体の62.6%の学校に留学担当の先生がいることが明らかになった。

 留学時の単位認定制度について「ある」と回答した学校は全体の61.5%。留学時の単位認定制度がある公立は68.5%と、私立の61.7%を6.8ポイント上回った。また、「海外大学への進学の実績があるか」という質問には全体の44.0%が「ある」と回答。海外大学への進学実績がある公立は33.3%だったが、私立は54.7%と21.4ポイントの差があった。
《外岡紘代》

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