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センター新テストに意見続々…高大接続パブコメ公表、馳文科相は慎重姿勢

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  • 高大接続システム改革会議の「中間まとめ」に対するパブリックコメントの結果(一部)
 文部科学省は1月29日、高大接続システム改革会議の「中間まとめ」に対するパブリックコメント(意見公募手続き)の結果を公表した。「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の複数回実施見送りについては同日、馳浩文部科学大臣が「まだ最終決定ではない」と発言した。

 パブリックコメントに寄せられた意見は総数217件。1つの意見に含まれる複数の観点を便宜的にわけて集計したところ、意件数としては「高等学校教育改革に関する意見」が156件ともっとも多く、「大学入学者選抜改革に関する意見」68件、「高大接続システム改革の基本的な内容・実施方法に関する意見」28件、「大学教育改革に関する意見」25件という結果であった。

 このうち、「高等学校教育改革に関する意見」では、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」に対する賛否や結果の活用方法、アクティブ・ラーニングへの推進論や慎重論など、多種多様な声が寄せられた。

 「大学入学者選抜改革に関する意見」や「高大接続システム改革の基本的な内容・実施方法に関する意見」では、「大学入学希望者学力評価テスト」と「高等学校基礎学力テスト」という2つの新テストについて、制度設計についての異論や反論が多かった。学校現場の不安や具体性の乏しさを指摘する声もあった。

 「大学入学希望者学力評価テスト」については、これまで複数回実施することを前提に検討が続けられてきたが、一部では複数回実施見送りとも報道された。これについて、馳文科相は1月29日、記者会見において「まだ最終決定ではない」と言及。2015年度内にワーキンググループの報告をもって最終決定とすると名言した。

 馳文科相の記者会見の動画は、文部科学省「馳浩文部科学大臣記者会見録」やYouTubeから視聴できる。



《奥山直美》

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