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東京都の五輪教育、H28年度より本格始動…補助教材を配布

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オリンピック・パラリンピック学習読本
  • オリンピック・パラリンピック学習読本
  • オリンピック・パラリンピック学習読本、映像教材の特徴
  • 英語補助教材「Welcome to tokyo」の特徴
  • 東京都教育委員会
 東京都教育委員会は、オリンピック・パラリンピック学習補助教材と都独自の英語教材を作成し、平成28年度よりオリンピック教育を本格的に推進する。都内の公立学校と児童・生徒に配布し、オリンピックの基礎的知識の理解や英語によるコミュニケーション能力の伸長を図る。

 オリンピック・パラリンピック学習読本は、小学校編(4~6年用)、中学校編、高等学校編の3種類を作成。オリンピックの歴史や意義、開催に伴う社会の変化やスポーツのすばらしさなど、基礎的な内容を発達段階に応じて掲載していることが特徴。調べたり話し合ったりする活動や、「する」「観る」「支える」活動につなげる「学習の扉」も掲載されている。配布先は、都内公立小学校4年生以上の全児童・生徒合計66万3,996人。国立、私立学校の児童・生徒も配布対象に含まれる。

 映像教材(DVD)では、歴史や意義のほか、大会のようす、オリンピアン・パラリンピアンの言葉、大会を支える人などについて映像で表現。各教科や道徳、総合的な学習の時間に、補助教材・主教材・学習教材の1つとして活用できる。配布先は都内の全公立学校2,168校。

 英語補助教材「Welcome to tokyo」(冊子・DVD)は、「伝統文化」「自然・地域」など5つの分野にわたり、東京都62区市町村の特徴を取り入れながら作成。英語4技能による本文やアクティビティ、課題解決学習を行うプロジェクトなどで構成され、オリンピック教育のほか、小学校外国語活動や中学・高校の英語授業でも活用できる。小学校5・6年生には英検5級程度の「Elementary(初級編)」、中学生には英検4~3級程度の「Basic(基礎編)」、高校生には英検準2~準1級程度の「Intermediate(発展編)」が配布される。

 一部の教材は都内国立・私立学校、および在籍する児童・生徒にも配布。東京都教育委員会では、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、スポーツに親しみ、知・徳・体の調和のとれた人、自ら学び行動できる国際感覚を備えた人の育成等を目指して、平成28年度より全公立学校においてオリンピック・パラリンピック教育を本格的に開始する。

 なお、いずれの教材も学校単位への配布はすでに完了しており、児童・生徒への配布は新学期開始後の予定。個人・一般者による教材の取り寄せは現時点では受け付けていないが、教育庁は今後、図書館などの公共施設でも同教材が閲覧できるよう検討する予定だという。
《黄金崎綾乃》

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