デジタルとアナログを融合、アシストマイクロの学習管理システム新モジュール

 海外ソフトウェアの販売代理を行うアシストマイクロは、富士ゼロックスが提供する学習管理システム(LMS)に登録する「授業支援ボックス」と、アシストマイクロが販売するLMS「Blackboard Learn」を連携するソリューション「授業支援ボックス連携モジュール」を販売した。

教育ICT 先生
アシストマイクロ「Blackboard Learn」
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  • 富士ゼロックス「授業支援ボックス」
 海外ソフトウェアの販売代理を行うアシストマイクロは、富士ゼロックスが提供する学習管理システム(LMS)に登録する「授業支援ボックス」と、アシストマイクロが販売するLMS「Blackboard Learn」を連携するソリューション「授業支援ボックス連携モジュール」の販売を開始した。

 富士ゼロックスの「授業支援ボックス」は、複合機のスキャン機能と連携してテストやレポートなどの紙文書をスキャンし、LMSに登録できるソリューション。一方、アシストマイクロの「Blackboard Learn(ブラックボード・ラーン)」は、世界10,300以上の教育機関・政府機関・民間企業で採用されているLMS。コース管理、コミュニティー、コンテンツ管理、学習成果に対応する包括的な教育プラットフォームだ。

 今回発売する「授業支援ボックス連携モジュール」は、学習管理システムの弱点であった従来のペーパーテストへの対応や、数式や図を用いた解答などICTでは実現が難しい答案、手書きを重視した教育手法などに対して、アナログとデジタルの融合を可能にする。

 「授業支援ボックス」と「Blackboard Learn」を連携モジュールによって連携することで、テスト・レポートのソートや集計時間の短縮、採点結果の電子化およびLMSへの登録時間の短縮といったフィードバックや採点に関わる教員の負担を軽減するだけでなく、タイムリーなフィードバックによる学生のモチベーション向上、LMSの利用拡大による授業の質の向上を可能にする。学習成果の一元管理を行い、LMSのさらなる利用率向上を支援するという。
《畑山望》

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