DVRとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 DVRとは【ひとことで言うと】「ハードディスクやDVDに、テレビ番組や動画を保存できる機械」

教育ICT 先生
レコーダーの例(ソニー「BDZ-ZT2000/BDZ-ZT1000」)
  • レコーダーの例(ソニー「BDZ-ZT2000/BDZ-ZT1000」)
 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆DVRとは


【読み】ディー ブイ アール
【表記】Digital Video Recorder、類語:HDDレコーダー、類語:DVDレコーダー、類語:Blu-rayレコーダー
【分類】ハードウェア
【ひとことで言うと】
「ハードディスクやDVDに、テレビ番組や動画を保存できる機械」
【解説】
 「DVR」は、テレビ番組や衛星放送などを録画・再生できる機械だ。“レコーダー”と呼ばれ、一般家庭にも多数普及している。従来はVHSビデオテープが用いられていたことから「ビデオデッキ」「ビデオレコーダー」と呼ばれていたが、近年はデジタルタイプの機器が普及したことで、「DVR」「デジタルレコーダー」、あるいは単に「レコーダー」と呼ばれることが多くなってきた。

 動画はデジタルデータとして保存されるため、パソコンなどと同じように「HDD」(ハードディスクドライブ)を搭載しているものが多い。一部には、HDDを搭載しておらず、直接DVDやBlu-rayディスクに書き込む機種もあるが、こうした機種は「DVDレコーダー」「Blu-rayレコーダー」と呼んで区別する場合もある。

 なお、録画機能がないものは「プレイヤー」と呼ばれ、「DVDプレイヤー」「Blu-rayプレイヤー」などが、やや廉価な値段で販売されている。また、PlayStationのようなHDD搭載ゲーム機を、DVRとして利用することも可能になっている。

 DVRも近年高度化しており、「Netflix」「YouTube」などのインターネット動画サービスの直接視聴、スマホからの録画予約、デジカメ画像の保存なども可能となっている。

 教育現場では、テレビ放送の録画・再生より、DVD教材や撮影動画の再生で活用されている。また、大容量を保存でき、上書きも容易なことから、防犯カメラのデータ保存などでも重宝されている。

【関連用語】DVD、Blu-ray
【最終更新日】2016年6月14日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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