チエル、新リカバリソフト7月発売…学校での1人1台タブレット環境を支援

 チエルは、教育現場での1人1台タブレット環境の実現を支援するべく、導入されたタブレットを一斉に運用管理するタブレット対応システムリカバリソフト「WinKeeper TB(ウィンキーパー ティービー)」を、7月29日より全国の学校向けに販売開始すると発表した。

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 チエルは、教育現場での1人1台タブレット環境の実現を支援するべく、導入されたタブレットを一斉に運用管理するタブレット対応システムリカバリソフト「WinKeeper TB(ウィンキーパー ティービー)」を、7月29日より全国の学校向けに販売開始すると発表した。

 学校現場では、文部科学省が掲げた「教育の情報化ビジョン」にもとづき2020年までにすべての学校で1人1台の情報端末を用いた授業の実施が目標とされており、すでに全国の学校でタブレットの導入が進んでいる。一方、1人1台タブレットを活用した授業を滞りなく進めるために児童・生徒が安全・安心に利用できるタブレット環境を維持することが必要不可欠となっており、大量に導入されたタブレットの運用やメンテナンスの負荷とコストの増大が、大きな課題となっているという。

 チエルでは、このような課題に対応するべく、大量のタブレットの運用管理ソリューションとしてタブレット対応システムリカバリソフト「WinKeeper TB」を開発。学校のコンピューター教室向けに26万ライセンスの導入実績を持つシステムリカバリソフト「WinKeeper」で培った教育コンピューターの運用管理ノウハウをもとにしたもので、教育現場で安全・安心に活用できるタブレット環境の維持を実現する。

 WinKeeper TBは、タブレットを再起動するだけで起動時の環境を復元・維持する「環境復元・維持機能」や、児童・生徒がシステムや画面設定を変更できないようにする「制限・保護の一括管理機能」、授業ごとに児童・生徒が利用するアプリに切り替えて表示・管理できる「アプリ利用制御機能」、タブレットの無線LAN接続を安定・安全化する「無線LAN接続制御機能」など、教育現場でのタブレットの運用管理に必要となる機能を搭載。大量に導入されたタブレット端末のメンテナンスや管理にかかる負担の大幅な軽減を可能にする。

 WinKeeper TBは、7月29日より全国の小・中・高校、大学、教育委員会など向けに販売開始予定。価格はオープン価格となっている。
《畑山望》

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