応募過去最多「第10回キッズデザイン賞」受賞297点、最終発表は8/29

 キッズデザイン協議会は7月8日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービスを顕彰する「第10回キッズデザイン賞」の受賞作品297点を発表した。応募数は過去最多503点と、子どもの安全や産み育てやすい社会への関心が高まっているようだ。

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第10回キッズデザイン賞
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 キッズデザイン協議会は7月8日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービスなどを顕彰する「第10回キッズデザイン賞」の受賞作品297点を発表した。最優秀賞や特別賞などの最終発表、および表彰式は8月29日。

 キッズデザイン賞は、子どもへの配慮や子ども目線を持った良質な製品・空間・サービス・プログラム・調査研究活動などを幅広く顕彰する制度。「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という3つのデザインミッションを実現するため、優れたものを広く社会へ伝えることを目的に2007年から毎年開催している。

 今回から、これまで8つあった応募部門をより理解しやすいようデザインミッションに基づき「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」の3部門に集約。3部門の合計で過去最多の503点の応募があり、審査の結果297点の受賞作品が選出された。応募数総数は過去最多の503点と、子どもの安全や産み育てやすい社会への関心が高まっているようだ。

 受賞作品は、学研救育みらいの「認定こども園みだい幼稚園」や、KDDIの「mamorino Watch(マモリーノウォッチ)」、東急グループの「とうきゅうキッズプログラム」、ニフティの学校のプリント整理アプリ「おたよりBOX」、リクルートマーケティングパートナーズの「kidsly(キッズリー)」など。受賞作品は「キッズデザインマーク」を使用することができる。

 8月29日には六本木アカデミーヒルズにて、最優秀賞の「内閣総理大臣賞」1点、優秀賞の「経済産業大臣賞」4点、「少子化対策担当大臣賞」2点、「消費者担当大臣賞」1点、「男女共同参画担当大臣賞」1点に加え、今回新設された特別賞「東京都知事賞」1点などを発表、表彰式が行われる予定。
《畑山望》

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