未踏クリエータとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 未踏クリエータとは【ひとことで言うと】「経済産業省と情報処理推進機構による『未踏事業』で、発掘・育成されたIT系の人材」

教育ICT 先生
「未踏スーパークリエータ」の定義
  • 「未踏スーパークリエータ」の定義
 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆未踏クリエータとは


【読み】みとうクリエータ
【表記】関連:未踏事業、類語:未踏スーパークリエータ
【分類】制度
【ひとことで言うと】
「経済産業省と情報処理推進機構による『未踏事業』で、発掘・育成されたIT系の人材」
【解説】
 経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、2000年度から、“突出したIT人材”を発掘・育成する事業を実施している。「未踏ソフトウェア創造事業2000年度~2007年度)」および「未踏IT人材発掘・育成事業(2008年度以降~現在)」と名称は変化したが、「未踏クリエータ」は、これらの事業で発掘された人材を指す。

 2014年度までに1,627名の「未踏クリエータ」が見出されており、さらに、そのなかでも、特に卓越した能力を持つと認められた人材は「未踏スーパークリエータ」と呼ばれ、272名が認定されている。

 2015年度には23名のクリエータ、10名のスーパークリエータが選ばれている。この10名は、人工知能(ディープラーニング技術等)の活用など、「IoT時代を象徴するような、そして今後の第4次産業革命の到来を確信させるような、独創的な発想に満ちあふれた作品を創出した天才」だと評価されている。

【関連用語】プログラミング
【最終更新日】2016年7月9日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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