キッズ・ベビーなど属性によって、贈り物に最適な防災ボックス「bibo」

 防災セットというと、銀色のナップサックに数日分の飲料と食糧、それに様々なツールが入ったものをイメージすると思う。そのため、どうしても室内になじまない外観のため、家の奥にしまい込みがちで、非常時には引っ張りだす間もなく避難することになりかねない。

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『bibo』のBOXデザインのバリエーションは6種類で、大きさは2種類が当初ラインナップ予定(画像はプレスリリースより)
  • 『bibo』のBOXデザインのバリエーションは6種類で、大きさは2種類が当初ラインナップ予定(画像はプレスリリースより)
  • 2ユニットの中身を取り出して箱から出したところ。便利アイテムは1箱に必ず付属する(画像はプレスリリースより)
  • 大きさの違うBOXを並べるとこのようになる。贈り物としても程よい大きさだ(画像はプレスリリースより)
  • ボックスの中には任意で選んだ属性ユニットを収納することができる。写真は女性用とベビー用(衛生)を収めた2ユニット収納モデル(画像はプレスリリースより)
  • ユニットはカタログにおすすめのものが一覧になっているので、目安になる(画像はプレスリリースより)
 防災セットというと、銀色のナップサックに数日分の飲料と食糧、それに様々なツールが入ったものをイメージすると思う。そのため、どうしても室内になじまない外観のため、家の奥にしまい込みがちで、非常時には引っ張りだす間もなく避難することになりかねない。

 そんな現状を変えるべく、三和製作所/三和商事のSANWAグループが開発したのが、室内に置いても違和感のない防災セットBOX「bibo」だ。biboは備蓄BOXの頭文字をとった名称だが、ファンシーなBOXの外観にもマッチしたネーミングだといえるだろう。

 この「bibo」は、15日まで東京ビッグサイトで開催された「オフィス防災EXPO」で公開され、発売に向けて様々な意見のヒアリングを実施していた。セット構成や、販売価格、また、もらうとしたらどんなシチュエーションが良いかなど、来場者から寄せられた意見を集約し、「もらって嬉しい」防災BOXとして展開するために役立てられるという。

 「bibo」は、柄のパターンが豊富なダンボールのBOXが6種類用意され、大きさは3ユニット収納用の幅51.7×奥行20×高さ29cmと、2ユニット収納の幅35.2×奥行20×高さ29cmの2種類。

 中に詰めるものは男性・女性・シニア・キッズ・ベビー(食事)・ベビー(衛生)と。属性ユニットに分けて選定されたものから選ぶことができる。組合せは自由で、BOX1箱には多機能ラジオとソーラー式ランタン、多機能ナイフ、防災の手引が1セット必ず入っている。

 BOXは和室でもリビング、子ども部屋のどこでも置かれていても違和感がないデザインで、オフィスや店舗でもなじむ。手の届くところに防災セットがあれば、非常時にもすぐ手に取って持ち出すことができる。

 SANWAでは、自分ではなかなか買うことがない防災セットを、プレゼントすることにも使ってほしいとのことで、贈られてガッカリ感のないパッケージにもこだわったという。

 発売は今秋頃の見込みとのこと。

日常に溶け込む外観で、贈り物にも最適な防災ボックス「bibo」

《防犯システム取材班/梅田勝司@RBB TODAY》

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