博報堂とLINE、1年間の若者調査プロジェクトを開始

 博報堂ブランドデザイン若者研究所はLINEと共同で、若年層を対象とした調査研究プロジェクト「若者インサイトラボ」を開始した。スマートフォン調査パネルを利用したインターネット調査を中心に、今後1年間の予定で毎月設定するテーマに基づいた調査結果を報告するという。

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 博報堂ブランドデザイン若者研究所はLINEと共同で、若年層を対象とした調査研究プロジェクト「若者インサイトラボ」を開始した。スマートフォン調査パネルを利用したインターネット調査を中心に、今後1年間の予定で毎月設定するテーマに基づいた調査結果を報告するという。

 博報堂ブランドデザイン若者研究所は、大人から見えにくくなった今の若者たちの本質を理解し、ライフスタイル研究や各種マーケティングソリューションの開発に取り組んでいるという。調査対象は中学生年代のローティーン層から、高校生、大学生、20代後半の社会人までで、これらの若年層を年代層別に精緻に把握し、実態を正確に捉えることを重視しているという。

 今回スタートするプロジェクト「若者インサイトラボ」は、若者研究所とLINEが共同で若年層の調査研究を実施し公開していくもの。近年特に若年層の主要デバイスはパソコンからスマートフォンに移行しており、調査には国内で6,200万人のユーザー基盤を誇るLINEのスマートフォン調査パネル(2016年10月時点で約300万人)を利用するという。メンバーは若者研究所とLINEから各5名ずつの計10名で構成され、活動期間は2016年10月から2017年12月を予定している。

 具体的な活動内容は、月に1、2本のテーマに沿った調査・分析、最新の流行や若者の特定商品・サービスカテゴリーへの関心および消費動向に関する調査と、Webサイトや出版物による調査結果の情報発信。毎月の調査テーマは季節性を考慮して設定し、初回の11月には「ハロウィン」、12月には「クリスマス」をレポートしていく予定だという。
《荻田和子》

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