【大学受験2017】河合塾講師の私立大学別学習アドバイス、早慶ほか

 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは10月31日、「学習対策」の情報ページにおもな私立大学の「大学別学習アドバイス」を掲載した。2次および個別試験について河合塾講師が出題傾向や特徴を分析し、科目別に具体的な学習対策をアドバイスしている。

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Kei-Net「大学別学習対策」
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 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは10月31日、「学習対策」の情報ページにおもな私立大学の「大学別学習アドバイス」を掲載した。2次および個別試験について河合塾講師が出題傾向や特徴を分析し、科目別に具体的な学習対策をアドバイスしている。

 学習アドバイスは、青山学院大、慶應義塾大、上智大、中央大、東京理科大、法政大、明治大、立教大、早稲田大、同志社大、関西大、関西学院大の12大学について掲載。各大学・学部の科目別に「最近の出題傾向」や「2017年度入試予想・対策」を解説している。

 慶應義塾大学 理工学部の「数学」では、問題文が長い設問や独特の難問に対する十分な対策が必要として、過去問を数年分解いて研究することを勧めている。微分・積分の問題は必出であるとともに、複数の分野にまたがった融合的な問題が多いため、各分野をまんべんなく学習する必要があるという。また、客観式問題・記述式問題で要求される思考力や論証力のほか、迅速かつ正確な計算力を養っておくようアドバイスしている。

 早稲田大学 国際教養学部の「英語1」では、読解総合2題が内容一致と空所補充中心の超長文のため、本文と選択肢を照らし合わせながら読み進めていく訓練が不可欠だという。論説文やニュース記事、物語などタイプの異なる英文を組み合わせた出題が特徴で、幅広いジャンルの英文を数多く読み込むことを勧めている。リスニングと自由英作文はかなりの難問と予想。リスニングはさまざまな形式を想定した練習、自由英作文は伝えたい内容を明確に伝える文章を書く練習を、それぞれ十分に積んでおくことが大切だという。

 なお、今回Kei-Netに公開されていない大学や学部の河合塾講師による学習アドバイスは、入試対策コンテンツを提供する提携サイト「ゴートゥースクール・ドット・コム」で公開している。
《荻田和子》

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