神奈川県の電子母子手帳、新たに平塚市など5市町が参加

 神奈川県は11月1日、マイME-BYOカルテと連携した「電子母子手帳」アプリの取組みに、平塚市、大磯町など5市町が新たに参加することを発表した。神奈川県は母子健康情報の電子化に取り組んでおり、9月より県内8市町での運用を開始している。アプリの利用料は無料。

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 神奈川県は11月1日、マイME-BYOカルテと連携した「電子母子手帳」アプリの取組みに、平塚市、大磯町など5市町が新たに参加することを発表した。神奈川県は母子健康情報の電子化に取り組んでおり、9月より県内8市町での運用を開始している。アプリの利用料は無料。

 神奈川県では子どもの健康管理や未病の改善に役立ててもらうため、「電子母子手帳」アプリを提供している。9月6日から、横須賀市、鎌倉市、逗子市、伊勢原市、寒川町、大井町、松田町、愛川町の8市町で利用を開始。平成28年11月1日には平塚市、大磯町、開成町が利用を開始し、平成29年1月には藤沢市、3月には茅ヶ崎市が利用開始を予定。これで「電子母子手帳」アプリの取組みは計13市町に拡大された。

 「電子母子手帳」アプリでは、スマートフォンを通して、市町が配信する予防接種の日程や場所などの情報を受け取れ、接種日が近づいたときには、事前にアラート機能で通知。スケジュールの管理を簡単に行うことができ、アプリを使うことで子どもの身長・体重もグラフ化できる。

 マイME-BYOカルテと連携しているため、お薬情報なども一覧で管理可能。データが県のサーバーでバックアップされているので、災害時など、いざというときでも安心だという。アプリの開発・運営は、「ルナルナ」を運営するエムティーアイが県より委託されて行っている。
《黄金崎綾乃》

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