知育玩具+アルゴリズム学習、Osmo「Coding」で直観的にプログラミング

教育ICT 小学生

OSMO「Coding(コーディング)」
  • OSMO「Coding(コーディング)」
  • ブロックを組み合わせていけばシーケンス処理はすぐに記述できる
  • ワークショップの風景。子どもたちは覚えると、はやく次に進みたくなってくる
  • 親子同伴だが、サポートは最小限で問題なく進む
  • アイテムを貯めて自分の庭をカスタマイズしていく
 プログラミングやアルゴリズムの学習は、なにもPCやタブレットだけで行うものではない。画面上のアイコンやGUIよりもさらに直観的にアルゴリズムを学習できるツールがアメリカ・Osmo社による「Coding(コーディング)」だ。

 ボットまたはタートルをシーケンス操作することで、アルゴリズムの基本である、直列処理、分岐、ループの概念を学ぶものだが、類似の教育言語やツールでよく見られる命令アイコンが実物のブロックとして付属している。これをタブレットのカメラで読み込むと、アプリ上のキャラクターがその通りに移動し、果物を食べていく。

 ブロックの撮影は、タブレットの内蔵カメラを利用するが、専用スタンドとミラーアタッチメントにより、立てかけたタブレットの手前にブロックを並べるだけでよい。

 タブレットのアプリは、キャラクターが果物を食べるだけでなく、プログラムのステップ数などに応じた点数が与えられ、アイテムを増やしていくことができる。獲得したアイテムで自分の庭を整備していくというゲームにもなっている。アルゴリズムを学びながら手も動かすため、早期の知育玩具としての要素も兼ね備えている。保護者にとっても、子どもにいきなりタブレットだけで覚えさせるよりも、導入のハードルは低くなるのではないだろうか。

 11月12日に早稲田大学理工学部キャンパスで開催された「G7 Programming Learning Summit 2016」では、この「Coding」を利用したワークショップが開催された。小学校低学年の児童も参加していたが、トレーナーの指導とアプリのチュートリアル機能によってすぐに慣れ、確実に課題をこなしたり、教えていないブロックを試したりしていた。また、得点が表示されることで、どうすれば高得点になるのか、といった工夫や応用をしようとするモチベーションにもつながっているようすが見られた。
《中尾真二》

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