乳幼児向け玩具の販売金額、14四半期連続で前年上回る

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基礎玩具の販売金額前年比
  • 基礎玩具の販売金額前年比
  • 基礎玩具の平均単価推移(税別)
  • GfKジャパン
 GfKジャパンは11月21日、全国の家電量販店、GMS、インターネット通販における基礎玩具の販売動向をまとめ発表した。基礎玩具の販売金額は14四半期連続で前年を上回り、乳幼児向け市場でキャラクター商品と高付加価値知育玩具が拡大している。

 基礎玩具とは、ブロック、プレスクール、幼児キャラクターなどを含む乳幼児向け玩具のこと。比較可能となる2013年第2四半期(4~6月)以降、基礎玩具の販売金額は14四半期連続で前年同期を上回った。子どもの数が30年以上連続して減少する中、近年の基礎玩具販売はキャラクター人気と高価格帯商品に支えられたことが成長の要因。16年も1-9月期で金額前年比9%増となっており、クリスマス商戦を前に好調を維持しているという。

 基礎玩具では主要キャラクター商品が販売の約半数を占めており、もっとも人気が高いのは「それいけ!アンパンマン」。販売金額はここ数年伸び続け、16年1-9月期では金額前年比14%増となった。定番となっているアンパンマン製品に加え、14年は「アナと雪の女王」、15年は「スター・ウォーズ」といった、流行キャラクターの販売も好調に推移していることから、キャラクター商品の拡大がうかがえる。

 また、高付加価値商品が好評なことから、基礎玩具の平均単価は14年、15年と上昇傾向。16年1-9月期の価格帯別金額構成をみると、5,000円以上が約3割を占めている。この価格帯には「ことばずかんDX」や「はじめてのおしゃべり48」などのアンパンマンの知育玩具や基本セット、タブレット型玩具などがある。これらの製品は、子どもの語彙力や創造力を育むことを訴求しており、成長しても遊べるよう配慮がなされている。

 基礎玩具は両親や祖父母などからのプレゼントとしての販売が多いこともあり、クリスマス商戦を含む第4四半期では、基礎玩具全体の平均単価は約3割上昇する傾向がある。15年の平均単価をみると、1-9月期は1,700円~1,800円程度で推移し、10-12月期は2,300円近い価格となった。GfKジャパンは、人気キャラクターや流行を捉えた高付加価値商品の販売動向が注目されるとした。
《黄金崎綾乃》

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