女子中高生の58.6%が就労イメージ持つも過半数が家事・育児優先意向

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卒業した後に希望する働き方
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  • 子どもが生まれた後に希望する働き方
  • 子どもが生まれた後に専業主婦・パートタイムを希望する理由
  • 子どもが生まれた後もフルタイム、自営、契約・派遣で働きたい理由
  • 母親の就労形態×子どもが生まれた後の働き方(クロス集計)
  • 「在宅勤務」など多様な働き方への関心度
  • 女性が働きやすい制度を取り入れている企業への関心度
 GMOメディアが運営する10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」は、女子中高生を対象に「女子中高生の将来の働き方に関する調査」を実施。過半数が「女性が働きやすい制度のある企業」を希望するも、「子どもが生まれたら専業主婦」を希望する割合が約4割を占める結果となった。

 現在「働き方改革」に関する取組みが官民一体となって進められている。今後、さらに働く女性が個性や能力を発揮し活躍できる環境が整っていくことが期待されていることを受け、「プリキャンティーンズラボ」は将来を担う女子中高生がどのような働き方を希望し、企業や団体に何を望んでいるのかを探るべく、1月13日~1月16日の期間インターネットで調査を実施。2,903名の有効回答を得た。うち約7割が中学生、約3割が高校生でボリュームゾーンは13~15歳となった。

 女子中高生に「学校卒業後に希望する働き方」を尋ねたところ、「特にない・わからない・まだ決めていない」が40.6%と最多に。将来についてまだ具体的なイメージが浮かんでいない生徒が多いことが明らかになった。「働きたくない」0.8%を除く、58.6%は何らかの就労イメージを持っており、雇用形態別では「会社員(正社員)」22.7%、「公務員」13.8%の順に多く、そのほかには「芸能関係」や「医療・保育・福祉関係」などの職業があがった。

 「結婚後に希望する働き方」については、「専業主婦」26.5%が最多となり、ついで「フルタイムで正社員」16.1%、「パートタイム」15.5%という結果に。「わからない・想像できない」との回答も25.8%と4人に1人の割合となった。

 「結婚し子どもが生まれた後に希望する働き方」については、「専業主婦」が39.6%と約4割にのぼり、「パートタイム」16.6%、「フルタイムで正社員」9.5%を上回った。理由については「家事や育児を優先したい」が過半数を超え、子どもが生まれた後はより働く時間を減らしたいと考える傾向にあることがうかがえた。

 女子中高生の希望の働き方についての母親の影響を調べるべくクロス集計した結果、母親と同じ就労形態を選びやすい傾向にあることが明らかになった。たとえば、母が専業主婦の子は「専業主婦」が55.6%と過半数を占め、ほかの就労形態の母親を持つ生徒と比較して最多割合となった。母親がパートタイムやフルタイム(会社員や自営など)の場合も同じような結果がでた。

 また、母親の就労形態を「知らない・わからない」と回答した生徒の約半数が、子どもが生まれた後の働き方を「わからない・想像できない」と回答。自身の働き方を選択するうえで母親の影響を受けている生徒が一定数いることがうかがえる結果となった。

 働き方改革の一環で推進されている「在宅勤務(テレワーク)」など多様な働き方への関心度を尋ねたところ、「関心はあり、将来そういった働き方をしてみたい」が38.1%ともっとも多い一方、「わからない」も33.4%と3割を超え、まだ具体的なイメージやメリットが浸透していない状況が見られた。

 出産・育児休業や時短勤務など「女性が働きやすい制度がある企業への関心度」については、「関心があり、そういった制度を取り入れている企業で働きたい」との回答が55.2%と過半数にのぼった。さらに「将来、家事・育児を配偶者に協力してもらいたいか」との問いには、「育児休業を取得してもらい、積極的に家事・育児に協力してもらいたい」25.6%と「育児休業は取得しなくていいが、家事・育児には協力してもらいたい」34.2%を合わせて約6割が、将来配偶者に家事・育児を手伝ってもらいたいと考えていることがわかった。
《畑山望》

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