【夏休み2017】ソニー教育財団、ノーベル賞博士と学ぶ自然科学教室

 ソニー教育財団は、小学5年生~中学2年生を対象に夏休み期間中に行う自然科学教室「科学の泉―子ども夢教室」の参加者募集を開始した。2月13日~4月14日まで、新潟県十日町市を舞台に5泊6日の日程で行われる「子ども夢教室」の参加者を全国から広く募集する。

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  • 第13回 科学の泉-子ども夢教室
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 ソニー教育財団は、小学5年生~中学2年生を対象に夏休み期間中に行う自然科学教室「科学の泉―子ども夢教室」の参加者募集を開始した。2月13日~4月14日まで、新潟県十日町市を舞台に5泊6日の日程で行われる「子ども夢教室」の参加者を全国から広く募集する。

 「科学の泉―子ども夢教室」は、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹筑波大学名誉教授を塾長とする、今回で開催13回目を迎える自然科学教室。例年、全国各地から集まった約30名の子どもたちが異学年のグループを作り、自然豊かな環境の中で「自ら考え行動する」探究活動を行う。2017年の日程は8月6日~8月11日までの5泊6日。開催地は新潟県十日町市を予定している。

 昆虫や植物が豊富に生息する自然を探求し、子どもたちが自ら課題を探し、探求方法を考え実行していくことが「子ども夢教室」の特長。自分たちが疑問に思った課題に取り組むことで好奇心や創造性を育み、自然や科学に対する興味関心を高めるだけでなく、仲間とのより良い人間関係を構築することを目的としている。

 2016年の開催時には、イモリやトンボなどの水生生物や昆虫の採集と水質調査、植物生育マップの作成、キノコの性質を明らかにする実験、沢蟹や蝶の解剖など、自らが考えた研究テーマで観察・記録・調査・考える活動に取り組んだという。6日間のプログラムの中では、白川博士が発見した導電性プラスチックの実験など、最先端技術も体験できる。

 最終日には活動報告を行い、白川博士よりひとりひとりに修了証書が手渡される。また、修了後も年に1度交流会を開催し情報交換や研究発表を行っており、白川英樹先生や指導員の先生ら、参加者メンバーとの交流は継続していくという。

 応募はWebサイトより必要書類をダウンロードし記入のうえ郵送にて申し込む。参加者は、書類による第1次選考、面接による第2次選考により決定される。

◆第13回 科学の泉-子ども夢教室
日時:2017年8月6日(日)~8月11日(金)の5泊6日
開催地:新潟県十日町市
参加対象:小学5年生~中学2年生
定員:約30名
参加費用:20,000円(現地までの交通費は各自負担)
応募期間:2017年2月13日(月)~4月14日(金)当日消印有効
応募方法:指定書類をソニー教育財団Webサイトよりダウンロードし、必要事項を記入のうえ郵送にて応募する
《畑山望》

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