【大学受験2017】東大推薦入試・京大特色入試、合格発表

 東京大学と京都大学は2月8日、平成29年度(2017年度)の推薦・特色入試の最終選考結果を発表した。2年目となる平成29年度は、東京大学の推薦入試に71人、京都大学の特色入試に97人が合格した。

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 東京大学と京都大学は2月8日、平成29年度(2017年度)の推薦・特色入試の最終選考結果を発表した。2年目となる平成29年度は、東京大学の推薦入試に71人、京都大学の特色入試に97人が合格した。

 東京大学の推薦入試には、募集人員100人程度に対し、173人が出願、71人が合格した。前年度と比較すると、出願者数は173人で増減はなく、合格者数は前年度の77人から6人減となった。

 学部・学科別では、法学部13人、経済学部3人、文学部4人、教育学部5人、教養学部1人、工学部23人、理学部10人、農学部7人、薬学部2人、医学部医学科2人、医学部健康総合科学科1人。

 合格者を男女別にみると、男子44人、女子27人。女子の比率は38%。平成28年度一般入試の合格者における女子比率18%と比較すると、2倍であった。高校の所在地別では、東京都21人(30%)、東京を除く関東地区12人(17%)、それ以外の地区38人(53%)と、関東以外の出身者が半数を占めた。

 一方、京都大学の特色入試では、後期日程で実施する法学部を除き、募集人員125人に対し、374人が出願、97人が合格した。農学部が全学科に拡大するなど、特色入試の募集人数が前年度の88人から増え、出願者数、合格者数ともに前年度より大きく増加した。

 学部・学科・専攻別では、総合人間学部3人、文学部11人、教育学部6人、経済学部19人、理学部5人、医学部医学科2人、医学部人間健康科学科先端看護科学コース15人、同科先端リハビリテーション科学コース(理学療法学講座)5人、同コース(作業療法学講座)5人、薬学部薬科学科2人、工学部地球工学科3人、工学部電気電子工学科3人、工学部工業化学科2人、農学部資源生物科学科3人、農学部応用生命科学科3人、農学部地域環境工学科3人、農学部食料・環境経済学科2人、農学部森林科学科2人、農学部食品生物科学科3人。工学部情報学科の合格者は0人だった。

 法学部の特色入試は、一般選抜後期日程で実施され、募集人員20人に対し、487人が出願し、24.4倍の高倍率となっている。

 なお、東京大学推薦入試、京都大学特色入試の結果については、各大学がWebサイトで公表しているほか、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」でも結果速報を掲載している。
《奥山直美》

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