慶大SFC研究所「ファブ3Dコンテスト」小学生からプロまで作品募集

 慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアムは、3Dプリンタによるものづくりの可能性を拡げることを目的とした「ファブ3Dコンテスト2017」を開催する。小学生からものづくりのプロまでさまざまな層を対象に、10月10日まで作品を募集する。

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ファブ3Dコンテスト2017
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 慶應義塾大学SFC研究所ファブ地球社会コンソーシアムは、3Dプリンタによるものづくりの可能性を拡げることを目的とした「ファブ3Dコンテスト2017」を開催する。小学生からものづくりのプロまでさまざまな層を対象に、10月10日まで作品を募集する。

 「ファブ3Dコンテスト」は、新しい広がりを持った3Dプリンタの利活用法と、それを担う人材を発掘するためのコンテスト。2016年に続き2回目の開催となる。今年は幅広い年齢層により多く参加してもらえるよう、対象別に「プロジェクトの部」「作品の部」の2つの部門で、計5つのカテゴリーを設け作品を募集する。技術的な知識だけでなく、多様な可能性を尊重しながら、技術と社会をつなぎ、未来を明るく楽しく優しくする作品を募集するという。

 「プロジェクトの部」は、小学生と家族を対象とした2つのカテゴリーで実施。小学生を対象とした「夏休み自由研究」では、「観察と制作」をテーマに、3Dプリンターを活用した自由な研究とその探究プロセスをまとめた記録を募集する。家族を対象とした「暮らしの自由研究」では、「暮らし生活/改善」をテーマに、3Dプリンターを活用した暮らし生活を改善するアイデアを幅広く募集する。いずれも夏休みに家族そろって挑戦できる課題となっている。

 「作品の部」では、中高生からものづくりのプロまでを対象に3つのカテゴリーを設ける。中高生対象の「FAB甲子園」では、「未来の楽器」をテーマにいままで誰も見たことのない「未来」を感じさせるような新しくてカッコイイ・カワイイ楽器を募集する。そのほか、クリエイターを対象に、3Dプリンターを駆使した何かで思わず笑ってしまうような作品を募集する「エンターテイメント部門」、ものづくりのプロ・セミプロを対象に、3Dプリンターで制作したパッケージで卵を梱包し一番高いところから落としても壊れないものを競う「デザインエンジニアリング部門」を開催。

 応募条件や応募方法はカテゴリーごとに異なるため、Webサイトにて確認が必要。応募作品は、11月12日までに1次審査を行い結果をWebサイトに掲載。11月23日には2次審査および授賞式を、東京ミッドタウンで開催される「SFC Open Research Forum 2017」において開催予定だ。なお、応募作品の中から、最優秀賞(1点)には賞金10万円と副賞が、各カテゴリー1点ずつ選ばれる優秀賞と特別賞には、それぞれ賞金5万円、賞金1万円と副賞が授与される。

◆ファブ3Dコンテンスト2017
応募期間:2017年8月1日(火)~10月10日(火)
募集内容:
【プロジェクトの部】
・夏休みの自由研究
 対象:小学生、テーマ:観察と制作
・暮らしの自由研究
 対象:家族、テーマ:暮らし生活/改善
【作品の部】
・FAB甲子園
 対象:中高生、テーマ:未来の楽器
・エンターテイメント部門
 対象:クリエイター、テーマ:「笑」ファブ
・デザインエンジニアリング部門
 対象:ものづくりのプロ・セミプロ、テーマ:3Dプリントエッグドロップパッケージ
応募方法:各カテゴリーで異なるためWebサイトで確認
選考発表:
2017年11月12日(土)までに1次審査結果をWebサイトに掲載予定
11月23日(木・祝)に2次審査および授賞式開催
《畑山望》

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