すくすく育ってね、アドベンチャーワールド「オキゴンドウ」の赤ちゃん誕生

 アドベンチャーワールドで8月15日、クジラの仲間オキゴンドウの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんの性別は不明。体長は推定160センチ、体重は推定50キロ。「マリンウェーブ」にて、母親がサポートするように親子一緒に泳いでおり、元気に過ごしている。

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オキゴンドウの親子
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 和歌山県にあるアドベンチャーワールドで8月15日、クジラの仲間オキゴンドウの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんの性別は不明。体長は推定160センチ、体重は推定50キロ。母親とそのほか2頭のバンドウイルカとともにアトラクション専用プール「マリンウェーブ」にて、母親がサポートするように親子一緒に泳いでおり、元気に過ごしている。

 オキゴンドウは国内でも繁殖育成の成功例が少ないため、誕生した赤ちゃんが無事に育つように全力でサポートしていきたいという。

 今回の出産までの経緯としては、2016年11月にエコーで妊娠が確認され、2017年7月にバックヤードのプールから、より授乳体制をとりやすく広いアトラクション専用プール「マリンウェーブ」へ移動、8月12日に出産直前である体温低下が見られ、15日午後10時13分に赤ちゃんが誕生した。

 アドベンチャーワールドでは、鯨類の繁殖技術向上を目的に、2016年12月に鯨類繁殖プロジェクトチームを結成。鯨類の繁殖は、流死産や、正常に出産した場合でも授乳不良により順調な育成に至らない場合が多く非常に難しいとされていることから、繁殖に積極的に取り組むとともに出生後の育成率向上を目標に掲げる。また、ブリーディングローン制度を利用し、ほかの施設とも協力して鯨類の計画的な繁殖、育成を目指す。
《編集部》

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