高専生がアイデア競う「高専防災減災コンテスト」

 国立高等専門学校機構は高専制度創設60周年を記念して、防災科学技術研究所、国際科学振興財団と連携し「第1回高専防災減災コンテスト」を開催する。高専生が地域の防災力・減災力を向上させるアイデアを競いあう。応募は2022年10月4日まで。

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 国立高等専門学校機構は高専制度創設60周年を記念して、防災科学技術研究所、国際科学振興財団と連携し「第1回高専防災減災コンテスト」を開催する。高専生が地域の防災力・減災力を向上させるアイデアを競いあう。応募は2022年10月4日まで。

 高等専門学校は、15歳からの5年一貫教育(商船学科は5年6か月)により、実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関。現在、全国に国立51、公立3、私立3の高専があり、全体で約6万人の学生が学んでいる。2022年度は、高等専門学校制度が創設60周年を迎える。創設60周年を記念して「第1回高専防災減災コンテスト」を実施する。

 「高専防災減災コンテスト」は、取組みの中で気付きを得られるようになっている。特徴のひとつは、アイデア検証時に自治体等のステークホルダーへのヒアリングのプロセスを取り入れていること。異なる視点から見た課題が明確になる等、自分たちのアイデアを多角的に検証することができる。高専生に防災減災に関わる社会課題を解決するアイデアの提案と、そのアイデアの検証過程を競う機会を提供し、高専生の育成と社会の防災力・減災力の向上に寄与することを目指す。

 応募のアイデアは、書類審査を行う。書類審査の結果、採択されたアイデアを提案した応募者は、防災科研の研究者等によるサポートを受けながら、自分たちのアイデアが実現可能か、検証を行う。応募者は検証結果をプレゼンテーション動画およびアイデア検証報告資料にまとめ、最終審査会で発表する。

 募集テーマは、「地方自治体をはじめとする地域の防災力・減災力を向上させるアイデア」。参加対象は、国公私立高専学生。個人でもチームでも可。申込みはWebサイトより10月4日まで受け付けている。詳細も確認できる。

◆第1回高専防災減災コンテスト
アイデア募集:2022年8月22日(月)~10月4日(火)
参加対象:国公私立高専学生(個人でもチームでも可)
募集テーマ:地方自治体をはじめとする地域の防災力・減災力を向上させるアイデア
申込方法:Webサイトから申し込む
【スケジュール】
アイデア募集:2022年8月22日(月)~10月4日(火)
書類審査結果発表:2022年10月上旬(最大10件採択)
アイデア検証期間:2022年10月中旬~2023年2月中旬
最終審査会:2023年3月上旬


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《大田芳恵》

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