花粉症の小中学生、苦しいこと1位「勉強に集中できない」

 ニフティは、「花粉症」に関するアンケート調査を実施し、2023年4月3日に結果を公開した。花粉症でつらい症状は「鼻水・鼻づまり」で、一番苦しんでいるのは「勉強に集中できない」ことだった。

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「花粉症」に関する調査レポート
  • 「花粉症」に関する調査レポート
  • 花粉症の症状で一番つらいのは?
  • (花粉症の人へ)花粉症のせいで一番苦しんでいることは?
  • (花粉症の人へ)マスク着用や病院や市販の薬を飲む以外で、花粉症の対策としてやっていることを教えて!
  • (花粉症の人へ)自分が何の花粉に反応する花粉症か知ってる?
  • (花粉症の小学生へ)自分が何の花粉に反応する花粉症か知ってる?
  • (花粉症の中学生へ)自分が何の花粉に反応する花粉症か知ってる?
  • (花粉症の人へ)いつごろから花粉症になった?

 ニフティは、「花粉症」に関するアンケート調査を実施し、2023年4月3日に結果を公開した。花粉症でつらい症状は「鼻水・鼻づまり」で、一番苦しんでいるのは「勉強に集中できない」ことだった。

 調査は2023年2月14日から3月7日、インターネットにて実施した。対象は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者。小中学生を中心とした子供たちを対象に、花粉症のせいで一番苦しんでいることは何か、いつごろから花粉症になったか、今までに効果があった花粉症対策グッズは何か等についてのアンケートを実施し、1,694人から回答を得た。

 「花粉症ではない」と答えたのは21%であるため、小中学生の約8割が花粉症ということがわかる。また、花粉症で一番つらい症状は1位「鼻水・鼻づまり(42%)」、2位「目のかゆみ(25%)」となった。

 花粉症の人に、花粉症で一番苦しんでいることを尋ねたところ、1位は「勉強に集中できない(28%)」で、2位「鼻をかみすぎて痛くなる(22%)」、3位「夜眠れない(16%)」と続く。マスク着用や病院や市販の薬を飲む以外で、花粉症の対策としてやっていることの最多は「何もしていない(27%)」だが、対策をしている人では「なるべく外へ出ない(21%)」が1位だった。

 花粉症の人で、自分が何の花粉に反応するか「知っている」と答えた人は全体の47%で、小学生よりも中学生のほうが知っている人の割合が多かったが、約半数ははっきりとした原因がわからないようだ。花粉症になった時期は、「小学校入学前(29%)」がもっとも多かったが、21%の人は「わからない」と回答している。

 花粉症以外のアレルギーについて尋ねると、「ない」と答えた人は小中学生の45%だった。花粉症以外のアレルギーでは、1位「ハウスダスト(37%)」、2位「食物アレルギー(17%)」、3位「猫アレルギー(13%)」となった。

 花粉症の人で、花粉症がつらくて学校を休んだことがある人は小中学生の13%だった。最後に、コロナ禍でマスクを日常的につけることで症状が変わったか尋ねたところ、33%が「コロナ前より軽くなった」と回答している。今までに効果があった花粉症対策グッズについては、花粉対策メガネ、花粉防止スプレー、病院で処方された薬、市販の薬等、さまざまだが、薬を飲むのが一番効果的だったという意見が多く寄せられたという。

《中川和佳》

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