【大学受験2024】京都橘大、大学院「情報学研究科」新設へ

 京都橘大学は2023年6月12日、情報通信技術の専門性と実践・活用能力を兼ね備えた高度な人材を養成するため、2024年4月に大学院「情報学研究科(仮称)」を開設予定であることを発表した。設置認可申請中。入学定員は10人、入試詳細は9月上旬公開予定。

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情報学研究科(仮称)2024年4月新設予定
  • 情報学研究科(仮称)2024年4月新設予定
  • 情報学研究科(仮称)に適する人
  • 募集概要(計画・掲載内容は予定であり、変更することがある)
  • 入学試験概要(計画・掲載内容は予定であり、変更することがある)

 京都橘大学は2023年6月12日、情報通信技術の専門性と実践・活用能力を兼ね備えた高度な人材を養成するため、2024年4月に大学院「情報学研究科(仮称)」を開設予定であることを発表した。設置認可申請中。入学定員は10人、入試詳細は9月上旬公開予定。

 京都橘大学では、急速に情報化が進展する社会に求められる先端IT人材の養成を目指し、2021年4月に工学部を開設し、情報工学科と建築デザイン学科を設置。そして今回、新たに「情報学研究科(仮称)」を開設することを公表した。研究科の設置年度は、情報工学科の第1期卒業生を輩出する2025年3月よりも1年早い2024年4月を予定、現在は設置認可申請中となっている。

 同研究科は、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークといった基盤領域および、AIや知能ロボティクス、コンピュータグラフィックスなどの応用領域に基づく情報分野の高度な専門性と、プログラミング技術やプロジェクトマネジメントなどの実践能力を養う独自のカリキュラムで構成。

 主要な教育方法の1つとしてインターネットを利用したメディア授業を取り入れる。これは、他大学を含む情報工学科の卒業生のみならず、情報系企業のSEなどの専門職で働く社会人などに向けても同様に提供。時間や場所の制約をなくし、社会人のリスキリングを支援する。また、希望者には情報工学の学部卒業レベルの知識をキャッチアップするための入学前教育なども準備しているという。

 入学定員は10人を予定(収容定員20人)。第1期募集は社会人入学試験のみ実施予定で、2023年9月上旬~中旬に出願、10月14日に試験(面接)を実施し、10月20日に合格者を発表予定。第2期募集は2024年1月5日~12日に出願、2月17日に試験を実施し、2月22日に合格者を発表予定。一般入学試験および、飛び入学試験(同大学の工学部情報工学科3回生限定)の試験科目は、英語(TOEIC)・専門科目・面接を予定している。

 出願資格など入学試験の詳細は、9月上旬公開予定。現在、設置認可申請中のため、掲載内容は変更となる可能性がある。

《川端珠紀》

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