警視庁×東京電機大、サイバーセキュリティ人材育成で協定締結

 東京電機大学は2023年7月26日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部と「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産学官連携についての協定」を締結した。同協定への参画は、中央大、明治大に続き3大学目となる。

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締結式のようす(左:警視庁 池田副総監/右:射場本学長)
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 東京電機大学は2023年7月26日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部と「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産学官連携についての協定」を締結した。同協定への参画は、中央大、明治大に続き3大学目となる。

 「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産学官連携についての協定」は、サイバーセキュリティ人材育成に関する教育・研究活動の交流および連携・協力の推進を目的として、警視庁と中央大学、明治大学、および民間企業3社の間で2022年7月に締結されたもの。東京電機大学は、今回、協定締結1周年を機に協定への参画を決めたという。

 7月26日に東京千住キャンパスにて行われた締結式には、警視庁の池田副総監と、同学の射場本学長が出席。今後、情報セキュリティ分野において、同大学の知見を社会に還元しつつ、産学官の接点と相互交流を活用して教育の場を地域へと広げ、急務であるセキュリティ人材の育成、および社会全体のサイバーセキュリティの向上に貢献するとしている。

 東京電機大学は、2015年に高度サイバーセキュリティ専門家を養成するプログラム「CySec(国際化サイバーセキュリティ学特別コース)」を開講するなど、学部生や大学院生はもちろん、社会人も対象に情報セキュリティ分野を体系的に学べる環境を整備し、同分野の人材育成を推進している。

《川端珠紀》

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