子供の集中力が続かない…親のNG対応・おすすめ具体策とは

 リセマム編集長で教育ジャーナリストの加藤紀子が「子供の集中力の高め方」について語ったインタビュー記事が、新聞科学研究所のWebサイトに公開された。子供の集中力を高めるにはどうすれば良いのか、多くの保護者が抱える共通の悩みに、加藤が具体的なアドバイスを送る。

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加藤編集長インタビュー記事「子どもの集中力を高めるには?親がやってはいけないことと、おすすめの具体策」
  • 加藤編集長インタビュー記事「子どもの集中力を高めるには?親がやってはいけないことと、おすすめの具体策」
  • インタビュー記事(一部)
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  • 多重知能理論による8つの知能タイプ

 リセマム編集長で教育ジャーナリストの加藤紀子が「子供の集中力の高め方」について語ったインタビュー記事が、新聞科学研究所のWebサイトに公開された。子供の集中力を高めるにはどうすれば良いのか、多くの保護者が抱える共通の悩みに、加藤が具体的なアドバイスを送る。

 今回、新聞科学研究所のインタビューを受けた加藤は、著書である「子育てベスト100ー『最先端の新常識×子どもに一番大事なこと』が1冊で全部丸わかり」(ダイヤモンド社、2020年)などをはじめとする多くの教育関連書籍の執筆やジャーナリストとして得た知見をもとに、悩める親に向けて子供の集中力が続かない原因と集中力を高める具体的な方法について詳しく語った。

 冒頭、子供の集中力が続かない原因として、子供の集中できる時間の目安は「年齢+1分」と紹介。「親が集中してほしい時間」と「子供が集中できる時間」のズレが、親が子供に対して「集中力がない」と思ってしまう原因になっているという。

 さらに、子供の特徴を正しく理解することは重要とし、1983年に米ハーバード大学の心理学者ハワード・ガードナー博士が提唱した「多重知能理論」に基づいて分類される8つの知能タイプを紹介。子供がどの知能タイプなのかを把握したうえでアプローチ方法を変えると、子供の反応も変わってくるという。加えて、デジタルデバイスに囲まれた現代の環境も、子供が注意散漫になる原因の1つとして危機感を示した。

 インタビュー記事では、これらの原因を理解したうえで、子供の集中力を高めるために「親がやってはいけない4つのこと」と「親子で取り組める4つのこと」を具体的に紹介。いずれも難しい内容や特別な道具が必要なものはなく、親の理解と少しの行動でできるものばかり。「子供に集中力をつけてほしい」と望む前にまず親ができること、親子で取り組めることについてアドバイスを寄せた。

 加藤はインタビューの中で、「なにより子供を好きなことに没頭させて、内側から湧き出るモチベーションを保ってあげることが大切です。集中力は強い好奇心から生まれるからです」と語っている。子供の好奇心を刺激し、親子で関心や視野を広げるために新聞を読むことも集中力を高める一助となるようだ。

新聞科学研究所:子どもの集中力を高めるには?親がやってはいけないことと、おすすめの具体策
《畑山望》

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