【小学校受験】【中学受験】子供の相談相手がほしい…保護者の約8割

 greedenは、「子供のお受験の悩み」に関する調査を実施し、2023年9月5日結果を公表した。保護者の約8割が、学習意欲や成績の低下、子供の本音がわからないなど、子供の受験に関して悩みを抱えており、子供が本音を話せる相談相手が必要だと感じていることがわかった。

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子供の受験を決めたのはいつ頃?
  • 子供の受験を決めたのはいつ頃?
  • 子供の受験勉強に利用しているものは?/1か月あたりの費用は?
  • 受験に向けた取り組みは成果に繋がっている?
  • 子供の受験に関する悩みはある?/悩みは何?
  • 子供が相談できる相手は必要?/どのような相談を聞いて欲しい?

 greedenは、「子供のお受験の悩み」に関する調査を実施し、2023年9月5日に結果を公表した。保護者の約8割が、学習意欲や成績の低下、子供の本音がわからないなど、子供の受験に関して悩みを抱えており、子供が本音を話せる相談相手が必要だと感じていることがわかった。

 AIチャット相談アプリ「Experienshare(エクスペリエンシェア)を運営するgreedenは「子供のお受験の悩み」に関する調査を行った。調査は2023年8月15日と16日、小学校・中学校を受験予定の子供を持つ親を対象にインターネットで実施した。有効回答数は1,010人。

 子供の受験を決めた理由やきっかけは、「将来的な進学、就職の優位性を考えて」「高校受験をしなくてすむから」「将来職業選択するときに選べる幅を増やしたいから」などの回答が寄せられたという。

 子供の受験を決めた時期は、最多が「受験の1~2年前(38.4%)」で、「受験前1年未満(29.3%)」「受験の3~4年前(20.9%)」「受験の5年以上前(11.4%)」と続く。

 受験勉強に利用しているものは「塾(52.6%)」がもっとも多く、ついで「通信教育(20.7%)」「予備校(15.9%)」となった。学費については、1か月「1万円以上2万円未満(24.3%)」が最多で、「2万円以上3万円未満(19.6%)」「5,000円以上1万円未満(18.2%)」などが続いた。

 次に、受験に向けた取組みは成果に繋がっているのか尋ねたところ、「まったくできていない(5.1%)」「あまりできていない(20.2%)」と4人に1人が、成果に繋がっていないと感じていることがわかった。

 また、子供の受験に関する悩みは「大いにある(26.5%)」「ある程度はある(55.8%)」と約8割の保護者があると回答している。悩みの第1位は「子供の集中力がない(43.4%)」となった。ついで「子供の学習意欲がない(30.4%)」「子供の成績が上がらない(29.7%)」「子供の本音がわからない(25.2%)」と続く。

 最後に、子供が直接、受験について相談できる相手が必要だと思うか質問したところ、「とてもそう思う(29.1%)」「ある程度はそう思う(54.8%)」と約8割の保護者が、必要だと回答した。聞いてほしい相談は、「親に言えない本音(44.0%)」が最多で、ついで「受験に対する不安(43.7%)」「モチベーションに関する悩み(33.5%)」となった。

《中川和佳》

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