【大学受験2025】国公立大の入試変更点…東大は推薦資格を見直し

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年9月5日、2025年度入試情報に「2025年度国公立大入試変更点」を掲載した。東京大学は学校推薦型選抜の出願資格を「既卒1年まで」に変更。一橋大学は、全学部の前期日程2次試験の英語で、聞き取り・書き取り試験を廃止する。

教育・受験 高校生
2025年度 国公立大入試変更点
  • 2025年度 国公立大入試変更点
  • 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年9月5日、2025年度(新課程)入試情報に「2025年度国公立大入試変更点」を掲載した。東京大学は学校推薦型選抜の出願資格を「既卒1年まで」に変更。一橋大学は、全学部の前期日程2次試験の英語で、聞き取り・書き取り試験を廃止する。

 「2025年度国公立大入試変更点」は、2025年度入試の変更点を公表している大学について、河合塾が判明分をまとめたもの。基本は2024年度入試と比較しているが、一部に2023年度入試と比較している大学を含む。

 たとえば、東京大学は学校推薦型選抜の出願資格について、2024年度は既卒生の出願可としているが、2025年度は「既卒1年まで」に変更。京都大学は、法学部の特色入試について、試験実施方式として後期日程を廃止し、学校推薦型選抜(共通テストを課す選抜)を実施する。

 東京都立大学は、法学部・経済経営学部・理学部・都市環境学部・システムデザイン学部(一部の学科を除く)の前期日程2次試験の科目に英語を追加。一橋大学は、全学部の前期日程2次試験の英語で、聞き取り・書き取り試験を廃止する。

 東京工業大学は、理学院と工学院の総合型選抜に一般枠と女子枠を導入。埼玉大学は、教育学部の学校推薦型選抜について、学校教育教員養成課程小学校コースで地域枠を新規実施する。

 電気通信大学は、情報理工学域入学者選抜(昼間)のI類(情報系)の総合型選抜、学校推薦型選抜において、従来のPBT(Paper Based Testing)に加え、CBT(Computer Based Testing)を活用した科目「情報I」を含む選抜を実施する。

 なお、掲載内容は現時点で各大学が公表している予告であり、今後変更される可能性がある。詳細は必ず各大学発表の学生募集要項で確認すること。

《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top