京都の漢字ミュージアム「今年の漢字展」10/24から開催

 漢検 漢字博物館・図書館(以下、漢字ミュージアム)は2023年10月24日から2024年2月25日、企画展「今年の漢字展」を開催する。「今年の漢字」開始当初の1995年から2022年までの大書現物28枚をすべて展示。日本の世相の移り変わりを、迫力の大書と共に楽しめる。

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企画展「今年の漢字展」
  • 企画展「今年の漢字展」
  • 2022年「戦」
  • 大書の揮毫時に使用されたものと同じ「筆」と「墨入れ」を展示

 漢検 漢字博物館・図書館(以下、漢字ミュージアム)は2023年10月24日から2024年2月25日、企画展「今年の漢字展」を開催する。「今年の漢字」開始当初の1995年から2022年までの大書現物28枚をすべて展示。日本の世相の移り変わりを、迫力の大書と共に楽しめる。

 2023年の「今年の漢字」の大書は、12月22日から展示予定。額装前の大書を鑑賞できる。

 過去に揮毫された大書では、大書に使用したものと同じ、筆や墨入れを展示する。額縁は、選ばれた漢字に合わせたデザインだという。

 「今年の漢字」は全国から募集し、もっとも応募数の多い漢字が選ばれることから、1年の世相を表すとされる。12月12日(いい字一字)の「漢字の日」に、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫(きごう)により発表される。その後、1年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行ってるという。

 2023年11月1日から12月6日までは、漢字ミュージアム内に2023年「今年の漢字」の応募箱が設置され、その場で投票できる。また、日本漢字能力検定協会のWebサイトなどでも募集が行われる。

 漢字ミュージアムは京都・祇園に2016年に開館した、日本初の漢字に特化したミュージアム。ただ漢字を見るだけでなく、触れる・学ぶ・楽しむ展示を通して、驚きや発見を生み出す体験型ミュージアムとなる。

◆今年の漢字展
期間:2023年10月24日(火)~2024年2月25日(日)9:30~17:00(閉館30分前まで入館可能) 
休館日:月曜日(休館日が祝日の場合、翌平日に振替)、臨時休館あり
場所:漢字ミュージアム2階(京都市東山区祇園町南側551番地)
入館料:大人800円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円、未就学児無料
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」「ミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)」の提示により本人無料、および介護人1名免除

《宮内みりる》

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