東大メタバース工学部「デザイン×工学 ワークショップ」12月

 東京大学メタバース工学部は2023年12月2日と12月9日、中高生をおもな対象にジュニア講座「デザイン×工学 ワークショップ」を開講する。オンラインでの開講で、定員は500名。参加費無料。申込期限は11月22日。

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ジュニア講座「デザイン×工学 ワークショップ」
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 東京大学メタバース工学部は2023年12月2日と12月9日、中高生をおもな対象にジュニア講座「デザイン×工学 ワークショップ」を開講する。オンラインでの開講で、定員は500名。参加費無料。申込期限は11月22日。

 メタバース工学部ジュニア講座で毎回開講され、好評を博している講座。これまでワークショップは対面で実施されていたが、今回はオンラインでの実施と変更となり、一気に定員が増えたという。

 デザインの範囲は、モノの機能だけでなく、使いやすさ、美しさ、五感や感情に訴える良さ、共感といった感性を含むとし、こうした感性への科学的・工学的なアプローチを知るとともに、「思い」をカタチにして工学的に創り出すワークショップを行うことで、右脳と左脳を使ったデザインのプロセスを体験する講座だという。

 講座は、東京大学工学部の柳澤秀吉先生、長藤圭介先生、大竹豊先生の3名が担当する。柳澤秀吉先生が担当する第1回は「感性デザイン」と題し、五感に広がるデザインの事例を紹介するとともに、錯覚や共感覚といった五感の不思議に工学的にアプローチする。音を聴いて色で答える実験(音色)を通して、感覚と左右脳を使うデザインのエッセンスを体験したり、思いをカタチにする演習を通して、共感する形の特徴を探る。

 長藤圭介先生が担当する第2回は「デザインの造形」と題し、デザインしたカタチをその場で具現化する方法として、3Dプリンタから、「秒」の早さで大量生産する射出成形まで、その特徴、事例を紹介する。大竹豊先生が担当する第3回は「デジタルデザイン」と題し、カタチをデジタルデータにする方法、すなわちコンピュータを用いた3Dデータにする方法を学ぶ。自身のスマホで3Dデータにする方法も体験する。

 対象者はおもに中高生だが、それ以外の人も参加できる。参加費無料。定員500名。申込締切は11月22日。受講者への連絡は、11月24日ごろを予定している。申込みは、Webサイトより行う。

◆ジュニア講座「デザイン×工学 ワークショップ」
日程およびテーマ:
【第1回】12月2日(土)13:00~14:30「感性デザイン」柳澤秀吉先生
【第2回】12月2日(土)14:30~16:00「デザインの造形」長藤圭介先生
【第3回】12月9日(土)13:00~15:00「デジタルデザイン」大竹豊先生
会場:オンライン
対象:おもな対象は中高生(それ以外の方も参加可能)
参加費:無料
定員:500名
申込:Webサイトより申し込む
申込締切:2023年11月22日(水)23:59
受講者への連絡:11月24日(金)ごろを予定

《中川和佳》

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