東京都、小学生向けデフリンピック学習コンテンツ公開

 東京都は、子供たちがデフリンピックやデフの人(耳がきこえない人)の生活について学習し理解を深めることで、共生社会について考え、行動するきっかけとなるよう、小学生向けのデフリンピック学習コンテンツを作成し、2023年11月13日に公開した。

教育・受験 小学生
「学ぼう!デフリンピック」内容イメージ:表紙
  • 「学ぼう!デフリンピック」内容イメージ:表紙
  • 「学ぼう!デフリンピック」内容イメージ:本文
  • コンテンツ例:日本の手話と国際手話の紹介
  • コンテンツ例:楽しく学べるクイズ

 東京都は、子供たちがデフリンピックやデフの人(耳が聞こえない人)の生活について学習し理解を深めることで、共生社会について考え、行動するきっかけとなるよう、小学生向けのデフリンピック学習コンテンツを作成し、2023年11月13日に公開した。

 2025年11月15日から26日にかけて、デフアスリートの国際スポーツ大会であるデフリンピックが日本で初めて開催される。東京都では、デフリンピックの気運を高めるとともに、日本初開催となるデフリンピックを契機に共生社会への都民・国民の理解を一層深めることができるよう、さまざまな取組みを行っている。

 小学生向けのデフリンピック学習コンテンツは、デフリンピックの概要やデフスポーツの特徴、聴覚障害や手話などを漫画やクイズを通して楽しく学べる内容となっている。コンテンツは11月13日より特設Webサイトで公開しており、家庭での学習に役立ててほしいとしている。大会関連イベントなどでも紹介する予定。2024年1月ごろには、アニメーションを用いて学習できるコンテンツページへアップデートも予定している。

 また、11月15日から期間限定でオープンする、聞こえないスタッフと、デジタル技術を活用した新しいコミュニケーションを体験できる「みるカフェ」において、冊子化したものを配布する。配布部数は100部で、なくなり次第終了となる。

《中川和佳》

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