東京都教育委員会は2023年11月13日、2024年度（令和6年度）東京都立立川国際中等教育学校附属小学校の一般枠募集の第1次（抽選）実施状況を公表した。募集人員58人に対し、1,364人が応募、抽選により400人が第1次を通過した。抽選倍率は3.41倍。
東京都立立川国際中等教育学校附属小学校は、2022年4月に全国初の公立小中高一貫教育校として開校。12年間の探究プログラム、第1学年から週4時間の英語授業など、探究的な学びや語学力と言語能力の育成を特色としており、2024年度で3回目の入試を迎える。
一般枠募集は、募集人員58人（男29人、女29人）に対し、1,364人（男689人、女675人）が応募。志願者数が第2次（適性検査）実施可能な人数を超えたため、第1次の抽選を実施した。
第1次（抽選）の通過者は400人（男女各200人）。抽選倍率は、前年度比0.13ポイント減の3.41倍（男3.45倍、女3.38倍）となった。今後、11月25日・26日に第1次通過者を対象に、筆記、集団活動、インタビュー、運動遊びなどを適切に組み合わせた第2次適性検査を実施。第2次通過者を対象に再度、第3次の抽選を行い、合格者を決定する。
第3次（抽選）および合格者の発表は、12月2日午前11時から。入学手続人員が募集人員に満たない場合には、第3次で合格者とならなかった受検者から、繰上げ合格者を決定する。
なお、海外帰国・在京外国人児童枠募集の入学手続人員が募集人員に満たなかった場合、一般枠募集の募集人員は当該未充足分を加えるとしていたが、海外帰国・在京外国人児童枠募集の入学手続人員が募集人員に達したため、一般枠募集の募集人員の変更は行わないとしている。
