学生のためのセキュリティカンファレンス「P3NFEST」2/17

 IssueHuntは2024年2月17日、学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」をオンラインと現地(東京・品川予定)のハイブリッドにて実施する。基調講演などのほか、学生が参加できるバグバウンティイベントも同時開催。プログラムの提供企業が指定する製品に対して脆弱性診断を行うことができる。

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学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST conf 2024」
  • 学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST conf 2024」
  • 学生限定バグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」
  • バグバウンティについて

 IssueHuntは2024年2月17日、学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス「P3NFEST」をオンラインと現地(東京・品川予定)のハイブリッドにて実施する。基調講演などのほか、学生が参加できるバグバウンティイベントも同時開催。プログラムの提供企業が指定する製品に対して脆弱性診断を行うことができる。

 「P3NFEST conf 2024」は、バグバウンティプラットフォームを運営するIssueHuntが主催する、学生のためのサイバーセキュリティカンファレンス。2023年8月に第1回学生向けバグバウンティイベントを開催し好評を得た一方で、「実務経験がない中でバグバウンティに挑戦するハードルが高かった」などの声もあがったため、今回の開催が企画された。

 当日は、元専業バグハンター・Masato Kinugawa氏による「バグハンティングのすゝめ」と題した講演や、EGセキュアソリューションズ取締役CTO・徳丸浩氏による「バグハントの楽しみと脆弱性対応のお仕事」の基調講演などを実施。セキュリティの仕事に興味がある人向けに、脆弱性対応の面白さや現実の仕事、勉強の仕方などについて紹介する。

 現地参加者には、講演終了後にハンズオン講座を開催。「Bad Todoを活用した、バグバウンティ入門」など3つの講座の中から選択し、体験することができる。また、講座終了後には、学生と登壇者およびスポンサー企業の担当者を交えた懇親会を予定している。

 また、2024年2月17日~3月31日の期間、学生限定のバグバウンティイベント「P3NFEST Bug Bounty」を実施。著名な日本企業が、学生だけが参加できるバグバウンティプログラムの提供を行う。プログラムページにて報奨金対象の脆弱性を確認し、診断を行い、脆弱性を報告すると、先着順で賞金がもらえるという。参加資格は、高校、高等専門学校、専門学校、大学、大学院、外国籍の留学生で、在学中もしくは休学中の学生(2024年3月31日時点で学生)。年齢制限はない。

 参加希望者は、IssueHuntのWebサイトから申し込む。なお、「P3NFEST conf 2024」の現地参加枠は、2023年12月11日現在、定員に達したため増枠を検討中。確定次第、Webサイトで告知するとしている。そのほか、イベントについての詳細はWebサイトで確認すること。

 なお、バグバウンティとは、ホワイト・ハット・ハッカーが脆弱性診断を行い、脆弱性が見つかったことを企業に報告することで謝礼を受け取る仕組みのこと。バグバウンティを実施することでサイバー攻撃を未然に防御することができる点が評価され、欧米の企業や政府機関を中心に浸透している。

◆P3NFEST conf 2024
日時:2024年2月17日(土)12:00~19:00
開催形式:オフライン・オンライン同時開催(会場:品川区で最終調整中)
対象:【会場】学生およびスポンサーのみ【オンライン】一般も可能
参加費:無料
申込方法:IssueHuntのWebサイト、イベントページより登録する

◆P3NFEST Bug Bounty
開催期間:2024年2月17日(土)~2024年3月31日(日)
対象:高校、高等専門学校、専門学校、大学、大学院、外国籍の留学生で在学中もしくは休学中の学生(2024年3月31日時点で学生)※年齢不問
申込方法:IssueHuntのWebサイト、イベントページより登録する

《木村 薫》

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