上田女子短期大学（長野県上田市）は、2025年4月より男女共学化し、名称を「上田短期大学」に変更する。女子大学・女子短大は、少子化や共学志向などを背景に共学化、統廃合などが進んでおり、長野県内でも姿を消すことになる。
上田女子短期大学は、1967年に「本州女子短期大学」として開学。1973年より現在の名称。幼児教育学科と総合文化学科がある。
2025年4月からは男女共学化し、名称を「上田短期大学」に変更する。入学定員は、現状の「幼児教育学科」100人、「総合文化学科」80人を維持するという。
3月23日には、上田短期大学の学びに触れることができるオープンキャンパスを開催。入試説明や個別相談なども予定している。
女子大学や女子短大を共学化する動きは、全国的にも増えている。長野県内では、清泉女学院大学（長野市）でも2025年4月より「清泉大学」に変更し、男女共学とすることをすでに発表しており、県内の女子大や女子短大はゼロになる。
