朝日新聞出版は2024年3月14日、小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」4月増大号を発売した。特集は「知る、学ぶ 能登半島地震」で、大地震の原因や被害の全容をわかりやすく解説する。ニュース解説は、日本初の月面着陸成功や、世界自然遺産登録から30年などについて掘り下げる。定価は520円（税込）。
巻頭特集は「知る、学ぶ 能登半島地震」。2024年1月1日に起きた能登半島地震から2か月半が過ぎ、明らかになってきた大地震の原因や被害の全容をわかりやすく解説する。また、そもそもなぜ地震が起こるのか、なぜ日本は地震大国なのか、といった基本を復習。さらに積雪量が多く伝統工芸品が有名な、北陸地方や能登半島の歴史や文化について、クイズ形式で学べる。
ニュース解説記事は「無人月探査機SLIMの日本初の月面着陸成功」を取り上げる。1月20日、JAXA（宇宙航空研究開発機構）が打ち上げた無人月探査機「SLIM（スリム）」が、日本初の月面着陸に成功した。ソ連（現在のロシアなど）、アメリカ、中国、インドに続き世界で5か国目になる。月探査の使命の1つは、月の岩石を調べること。SLIMのほかにはない特徴とは何か、月を探査することで何がわかるのかなどを解説する。
このほか、「世界自然遺産 登録から30年」「空の安全 どう守る？」「イスラエルの攻撃は『ジェノサイド』？」といったニュースを小中学生にもわかりやすく説明する。特別企画は「名探偵コナン」担当編集者に聞く！マンガの制作秘話。4月12日公開の最新映画は「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」。公開を前に「週刊少年サンデー」の担当編集者が制作秘話を語る。
ジュニアエラ4月増大号は、中学入試でも頻出の「三権分立」がよくわかるポスター付録付き。定価は520円（税込）。
