本記事では、オンライン英会話歴4年の筆者が『Cambly』を体験してみた感想を、超リアルにお伝えしていきたいと思います!
(東証グロース上場会社コード:60380)
が運営するミツカル英会話編集部が一丸となって調査しています!!
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- TOEIC L&R 905, S&W 350 保有
- IIBC AWARD OF EXCELLENCE 2023 受賞
- オンライン英会話の継続で、約3か月で145点スコアアップした経験(455→600点)
- アメリカ居住経験・日英翻訳経験あり
- 現在は英語力を活かしライター・翻訳家・英語講師としても活動
ミツカル英会話は教育情報サイト”リセマム“のグループブランドとして、英会話に特化した発信を日々続けています。
まず結論から…Cambly は【全員ネイティブ!講師の質にこだわりたい中〜上級者向けオンライン英会話サービス】でした!

Cambly はアメリカ・サンフランシスコを拠点とし、世界中の英語学習者に向けてオンライン英会話サービスを展開している、外資系プラットフォームです。
その特徴はなんと言っても「全員ネイティブ講師」であること。
ほかの多くのプラットフォームでは、フィリピン人講師をはじめとする非ネイティブ講師を採用しています。それに対して Cambly では、ネイティブ講師との本格的な英会話レッスンを受講することができます。
在籍するネイティブ講師の数は、なんと10,000人以上(※)。バックグラウンド豊かな講師陣の中には、教員資格を持つ者も多く、質の高いレッスンを受けることができますよ。
※引用元:Cambly 公式(1万人以上の講師登録のこだわる理由とは?)
さらに、Cambly では現在「グループレッスン」も導入されています。
自分のほかに、1〜2名の生徒と一緒にレッスンに参加します。

世界中の英語学習者たちと一緒にレッスンを受けられるのは、他にはない魅力ですよね。国際交流により新しい価値観を知ることができるのも、Cambly ならではの楽しみ方です!
- 全員ネイティブ講師!本格的な英会話のトレーニングができる
- 教員資格や名門大卒など、質の高い講師陣がそろう
- 世界中の生徒たちと一緒に「グループレッスン」が受講できる
それでは以下より、筆者が実際にレッスンを受講してみた実体験をもとに、Camblyを詳しく解説&本音レビューしていきたいと思います!
Camblyを実際に体験して、項目別に評価してみた結果!
講師の雰囲気・人柄を体験して感じた事

評価: (4.0)
多様なバックグラウンドの講師陣!教員資格保有者も多数
Cambly に在籍するネイティブ講師の数は、なんと10,000人以上。
世界中の様々なバックグラウンドを持つネイティブ講師が揃っています。
ネイティブレッスンを受講できるプラットフォームは他にもありますが(※)、ここまでのネイティブ講師数を揃えるサービスは、他にはありません。
Cambly はアメリカ・サンフランシスコに本社を置き、世界中の英語学習者に向けたサービス展開を行っています。そのため、日系プラットフォームと比較しても、ネイティブ講師のボリュームが桁外れに大きいんですね。
講師人数が多いだけでなく、Cambly には優秀でハイレベルな講師が多いと感じます。講師プロフィールには「教員資格」保有の講師がとても多く在籍していることがわかり、指導力の高さが期待できますね。

さらに、筆者が受講した中では、本業が経営者・弁護士・大学教員など、なかなか直接話を聞くことがないような職業の講師も多かったですよ。
人生経験豊富で、話を聞いているだけでも興味深い講師が多かったのも、魅力的なポイントだと感じました!
なお、講師選択時には、さまざまなフィルターを使用して絞り込むことができます。以下は、興味・関心や職業で検索できるタグです。

ほかにも、以下のような条件で検索することが可能です。
- 講師の人柄
- アクセント
- 学習レベル etc.
Cambly では、ネイティブ講師が10,000名以上も在籍しているため、自分に合った講師が必ず見つかるはずです。ぜひさまざまな講師と会話を重ねながら、お気に入り講師を見つけてみてくださいね!
※参考:ネイティブレッスン受講可能な他プラットフォームの例
- ネイティブキャンプの「ネイティブ受け放題オプション」
- DMM英会話の「プラスネイティブプラン」
- レアジョブ英会話の「ネイティブパス」
- EF English Live
- エイゴックス etc.
Cambly講師の英語レベルは率直にどうだった?

評価: (5.0)
多様な「ネイティブ英語」に触れよう
Camblyの講師陣は、その全員が英語を母語とするネイティブスピーカーです。したがって、英語力に関しては言うまでもありませんね。
また、一言で「ネイティブ講師」といっても、さまざまな国籍の講師と話せるのも大きな特徴です。
Camblyには、以下のような英語を母国語とする国の講師が在籍しています。
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- 南アフリカ共和国 etc.
講師一覧では、その講師がどの発音・アクセントの英語を話すのかも、一目で確認することができますよ。

様々なバックグラウンドを持つ講師が在籍していることがわかりますね。そして、一言で「英語」といっても、発音・アクセントが異なると、かなり違って聞こえてきます。リスニング対策上、決して侮ることはできません。
実はTOEICのリスニングパートでも、アクセントの異なる複数のスピーカーが登場していることは知っていましたか?(アメリカ英語・イギリス英語・カナダ英語・オーストラリア英語・ニュージーランド英語)
日本の学校教育は、一般的にアメリカ英語の発音・アクセントを採用しているため、イギリス英語・オーストラリア英語を苦手とする日本人学習者も多いです。
さらに、実際の会話シーンやビジネス現場では、教材音声のようなクリアで理解しやすい話者ばかりではありません。
したがって、Cambly 活用時には、ぜひさまざまな発音・アクセントの講師と会話してみることをおすすめします。多様な種類の「英語」に慣れることで、実践的なコミュニケーションスキルを磨くことができますよ。
教材は網羅性が高く、レベルもじゅう

評価: (4.0)
レベル・目的別に選べる豊富なコースが◎
Cambly では、学習者のレベル・目的に合わせて、非常に豊富なコースの中から選択することが可能です。

ここでは、コースの一例をご紹介しましょう。
- 英会話101:英語を全く話したことがない人向けのレッスン
(自己紹介・あいさつ・家族・仕事 etc.)
- 英会話102:簡単な英会話の練習をする、初心者向けレッスン
(天気・趣味・近況・学びたいこと etc.)
- 会話トピック(中級):英語でアイデア・意見を表現する練習をする
- 会話トピック(上級):現代生活の複雑なトピックについて会話練習する
- 洗練された会話 :より自然で洗練された英語表現を学ぶ
- 旅行のための英会話 :旅行中に使える英語のトレーニングを行う
- ビジネス英語:ビジネスに必要な英語を学ぶ
- ビジネスのための社交英語:ビジネス現場でのコミュニケーションスキルを学ぶ
- ソフトウェア開発者のための英語:エンジニアに特化した英語を学ぶ
- リーダーシップとマネジメントのためのビジネス英語:リーダー向けコース
- 学術英語 :学校や研究で必要な英語を学ぶ
- 学術研究のプレゼンテーション:研究内容を英語で発表する方法を学ぶ
- IELTS :IELTSのスピーキング対策
- TOEFL :TOEFLのスピーキング対策
- TOEIC :TOEICのスピーキング・リーディング・リスニング対策
- リーディング練習:講師と一緒に音読をしながら、語彙も学べるコース
- 自己表現 :自分の興味のあるトピックを選択可能
(子育て・料理と食事・映画とテレビ etc.)
※参照元:プライベートコース(Cambly公式)
非常に網羅性が高く、多岐にわたるテーマのコースが用意されていることがわかりますね。Cambly では、日系プラットフォームにはない、ユニークなテーマのコースも多い点が特徴的でした。
なお、筆者は3年ほど前にも、Cambly を利用していたことがあります。当時と比べてコースが刷新され、さらに充実した内容となっている点は印象的でしたよ。
教材・カリキュラムが長年変わらないプラットフォームも多い中、Cambly では見直しが行われているんですね。常に最良のサービス提供をしていこうという企業姿勢が、好印象でした。
一点、少し残念な点としては「自分に合ったコースを見つけるのにやや苦労する」ことです。
コース自体は豊富に用意されているのですが、日系プラットフォームによくあるような「教材診断」等はなく、自分で詳細を調べて選ぶ必要があります。
コース一覧もカテゴリーが少々わかりにくく、丁寧さに欠ける印象がありました。日系プラットフォームのように「懇切丁寧にサポートしてくれる」というよりは、「必要なものは揃っているので、自分でなんとかする」というイメージです。
しかし、教材自体は、最新のとても良い内容を豊富に取り揃えていることは確かです。その中から、自分に合ったコースは必ず見つかると思いますよ!
気になるコンテンツの充実度は??

評価: (3.0)
レッスン以外のコンテンツ・サポートは△
昨今、日本におけるオンライン英会話業界は、プラットフォームが乱立し、激戦を呈しています。そんな状況下で、各社オリジナリティを出すため、英会話レッスン以外のコンテンツ・サポートを数多くリリースしています。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
<他プラットフォームでのコンテンツ一例>
- 最新AIを活用したスピーキングテスト
- 教材診断
- 日本人カウンセラーによる学習相談
- 英語学習者に向けたブログ記事公開
- 講師に質問できるFAQコーナー
これは、日本人向けにサービス提供を行っている、日系プラットフォームならではの懇切丁寧さだと感じます。
それに比べてCambly は、非常にシンプルなプラットフォームです。
「ネイティブとの英会話レッスン」に特化しており、その他の付随するコンテンツ・サービスはほぼありません。
Cambly は、アメリカに本社を置く外資系プラットフォームです。日系プラットフォームのような「懇切丁寧なサポート」を期待することは難しいですね。
しかし、実際のところ、日系プラットフォームでも「レッスン以外のコンテンツを利用したことはない」という方も多いのではないでしょうか? 忙しい日々の中でレッスンを受けるのにも精一杯、その他のコンテンツまで手が回らないという状況も多いはずです。
筆者としては、オンライン英会話において「講師・レッスンの質」を重視しています。Cambly では十分それが満たされており、このシンプルなサービスに不満はありませんでしたよ。
ただし、「いろいろな学習機能も欲しい」という方には、別の日系プラットフォームを探した方がよいかもしれませんね。
料金は他社比でやや高めに感じるかも

評価: (3.5)
他社対比ではやや高めの月額料金△
Cambly の料金プランのラインナップは、以下の通りです(料金はすべて税込)。
レッスン時間 | 更新サイクル | ハイブリッド(プライベート+グループ) | グループレッスン(21歳以上) |
---|---|---|---|
30分 / 週 | 1ヶ月 | 6,471 円 | 3,690 円 |
3ヶ月 | 5,500 円 | 3,136 円 | |
12ヶ月 | 4,206 円 | 2,399 円 | |
1時間 / 週 | 1ヶ月 | 11,511 円 | 5,190 円 |
3ヶ月 | 9,784 円 | 4,411 円 | |
12ヶ月 | 7,482 円 | 3,374 円 | |
1.5時間 / 週 ☆人気☆ | 1ヶ月 | 17,271 円 | プラン設定なし |
3ヶ月 | 14,680 円 | ||
12ヶ月 | 11,226 円 | ||
2.5時間 / 週 | 1ヶ月 | 25,011 円 | |
3ヶ月 | 21,259 円 | ||
12ヶ月 | 16,257 円 | ||
5時間 / 週 | 1ヶ月 | 48,141 円 | |
3ヶ月 | 40,920 円 | ||
12ヶ月 | 31,292 円 |
Cambly には、以下2つのタイプの受講方法があります。
- プライベートレッスン(マンツーマンレッスン)
- グループレッスン(講師1人+生徒2~3人のレッスン)
この両方を組み合わせて受講するときは『ハイブリッド』、グループレッスンのみを受講する時は『グループレッスン』のプランを契約します。
Cambly の料金体系は、上記の表を見ても、少しわかりづらいですね。
具体的には、以下の条件に従って選んでいくことになります。
- レッスン形態:『ハイブリッド』か『グループレッスン』かを選択する
- レッスン時間:週にどれくらいレッスンを受けたいか決める
- 更新サイクル:契約の更新サイクルを決める
もし価格を抑えたい場合は、以下のように選択しましょう。
- 『グループレッスン』を選択する
- 『週の受講時間』が少ないプランを選択する
- 『12ヶ月』の更新サイクルとする(=1年継続することを決意する!)
さて、Cambly は上記のように料金体系がやや複雑で、コスパはどうなのか?分かりにくいですね。
ここで「1レッスンあたりの料金」を出したうえで、他社と比較してみましょう。
※ Cambly ではレッスン時間を自由に決めることができます。
ここでは比較の便宜上、1レッスン=30分と仮定して計算します。
(他プラットフォームで多いレッスン時間は、25分であるため。)
【ケース1:最安プラン(※)の場合】
✔ 条件:グループレッスン・週1時間・12ヶ月
✔ 1レッスンあたり料金:421円
※「1レッスンあたりの料金」が最安となる場合。
【ケース2:人気プランの場合】
✔ 条件:ハイブリッド・週1.5時間・12ヶ月
✔ 1レッスンあたり料金:935円
【ケース3:平日毎日受ける場合】
✔ 条件:ハイブリッド・週2.5時間・12ヶ月
✔ 1レッスンあたり料金:632円
他社ネイティブプランの料金は、以下の通りです(料金はすべて税込)。
プラットフォーム | 月額料金 | 1レッスンあたりの料金 |
ネイティブキャンプ (ネイティブ受け放題オプション) |
16,280円 | 542円(※1) |
DMM英会話 (プラスネイティブプラン) |
19,880円 | 662円(※2) |
レアジョブ (ネイティブパス) |
15,980円 | 532円(※2) |
(※1)ネイティブキャンプは受け放題ですが、ここでは「月30回受講」で計算。
(※2)ここでは「月30日」で計算。
これらプラットフォームでは、すべてマンツーマンレッスンであることも考えると、料金面では Cambly はやや不利と言えるでしょう。
ただし、Cambly のネイティブ講師の在籍人数は、これらの日系プラットフォームと比べてもかなり多く、質の高い講師が揃っていると感じます。国際交流のような楽しみもある『グループレッスン』という選択肢があるのも、魅力の1つですね。
これらのメリットに魅力を感じるのであれば、決してコスパは悪くないと言えるのではないでしょうか?
まずは各社の体験レッスンを受けてみて、自分にあったサービスを見つけてみてくださいね。
Camblyを実際に体験した内容を元におすすめできる4コースについて徹底解説!

『会話トピック(中級)』を受講して、多様なトピックを通じてディスカッション力を鍛えたい中上級者にピッタリだと感じた!
『会話トピック(中級)』は、以下の特徴を持つコースです。
- 多様なトピックに関するディスカッション練習をする
- テーマに関連するボキャブラリー・表現を学べる
- 自分の考えを明確に表現する力を身に付ける

Cambly では、中級・上級2つの会話トピックコースが用意されています。
今回筆者は、体験バージョンとして『会話トピック(中級)』を受講しましたので、その様子をレポートしていきますね。
なお、会話トピック(中級)に含まれるテーマは以下のようなものがあります。
<レッスンテーマ例>
Your Dream job(夢の仕事) / Sports Fitness(スポーツフィットネス) /
Social Activities(社会活動)/ Your Ideal Day(理想の一日)等
身近なテーマでありながら、議論するとなると手応えのありそうなトピックが並んでいますよね。なお、中級は20レッスン、上級は18レッスンと豊富に用意されているため、自分のレベル・関心に合わせて選択することができますよ。
ここからは、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
本日のテーマは “Cooking” です。とてもシンプルで、誰もが最初に取り組みやすいテーマですね。
講師との自己紹介後、早速レッスンに入っていきます。
最初のパートは “Vocablary” ということで、テーマに関連する単語を学んでいきます。
ここでは料理をする際のさまざまな動詞(chop / fry / boil / bake)や、名詞(recipe / ingreduents / cuisine)がスライドに表示されているので、講師と一緒に発音していきます。写真もついているので、イメージが湧きやすいですね。


その後、学んだ語彙の定着度確認のため、いくつかの質問に答えていきます。
例えば、以下のような質問です。
What are your favorite ingredients to cook with (or eat)?
作る(あるいは食べる)のに好きな食材は何ですか?
このように、簡単な質疑応答を通して練習することで、語彙の使い方の定着を図るとともに、ディスカッションの練習にもなりますね。
つづいてはディスカッションパートです。
今回は、4つのテーマが用意されていました。
テーマごとに回答のフォーマットが提示されるため、それを用いながら話す練習をしていきます。以下に例を挙げてみますね。
What are some advantages (good things) about cooking at home?
(家で料理をする利点は何ですか?)
この質問に対して、以下のフォーマットが用意されていました。
I think…
(私は~だと思います。)
One of the advantages of cooking at home is…
(家で料理をする利点の一つは…です。)
なんと答えたら良いかわからない場合も、フォーマットを使うことで考えを表現しやすく構成されていて、とても親切ですね。使い回しの聞く便利フレーズばかりなので、何度も口から出して練習してみることをおすすめしますよ。

最後はロールプレイです。2つのシチュエーションが設定され、それに従って講師と一緒にロールプレイを行っていきます。
今回は「クッキングショーで、自分の文化に特有の料理を紹介する」というシチュエーションでした。なかなか難しいテーマですが、外国の方に日本食を紹介する時などに使えそうなテーマですね。
うまく話せなくても、講師がしっかりリードしてくれるので心配いりませんよ。今日学んだ語彙・表現を、復習のつもりで使いながら、とにかく英語を口から出してみることが大切です!

- 様々な話題についていける会話力を付けたい人
- 会話のための便利フレーズをストックしたい人
- とにかく英語でディスカッション練習がしたい人
- 多様なトピックに関するディスカッション力
- 相手の話す内容を正しく理解する力
- 自信を持って英会話に望む力
おすすめ度:
『会話トピック』は、インプットとアウトプットのバランスがとれた構成だと感じました。発話量も多く確保でき、非常に内容の濃いレッスンでしたよ。
英語でのディスカッション力を伸ばしたい中上級者に、特におすすめです!
なお、今回は『会話トピック(中級)』をご紹介しましたが、さらにレベルアップした『会話トピック(上級)』も用意されています。
イメージとしては、『会話トピック(上級)』では、現代における社会問題など、より時事的で複雑なトピックが取り上げられています。中級コースに慣れてきたら、ステップアップとしてぜひ上級コースにも挑戦してみることをおすすめします!
『会話トピック』の中級・上級合わせて全38レッスンを制覇する頃には、幅広い話題についていけるディスカッション力が身についていると思いますよ。
『ビジネス英語(中級)コース』を受講して、仕事で使える英語表現力を高めるのにピッタリのコースだと感じた!
『ビジネス英語(中級)コース』は、以下の特徴を持つコースです。
- ビジネスで必要となる英語の語彙・文法を網羅的に学べる
- リアルなビジネス現場での会話をシミュレーションする
- オフィスでよく使われる慣用句も学べる

Cambly では、中級・上級2つのビジネスコースが用意されています。
今回筆者は、体験バージョンとして『ビジネス英語(中級)』を受講しましたので、その様子をレポートしていきますね。
なお、ビジネス英語(中級)に含まれるテーマは以下のようなものがあります。
<レッスンテーマ例>
Phone Conversations(電話対応) / Meetings(ミーティング) / Job Interviews(面接)/ Presentations(プレゼンテーション)/ Sales(営業)等
まさに、実際のビジネス現場に即したテーマが用意されていますよね。自分の仕事に必要なテーマをピックアップして受講するのもおすすめですよ!
ここからは、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
PCから受講した時のレッスン画面は、以下のような表示形式です。

レッスンスライド・講師の顔・自分の顔が一画面に収まっており、とても見やすかったです。スライドはよく作りこまれているのと、デザインも良いですね!
はじめに、その日のレッスンゴールを講師と共有します。
今日のテーマは『自分の仕事内容を説明する』。関連する6つの語彙も学びます。
ここで、講師と互いに自己紹介をする時間が設けられました。
本日の講師は Juliette 先生です。若い女性の先生ですが、穏やかかつにこやかで、終始緊張せずレッスンを受講できました。しかし、発音は非常にスピーディーなアメリカ英語で、ついていくのに必死でした…! これも良いトレーニングですね。


さっそくレッスンに入っていきます。
今日のテーマは『自分の仕事内容を説明する』ということで、モデルとなるスピーチのスライドがいくつか提示されます。まずは、これを音読していきます。
画像では、登場人物が自分の仕事・役職・担当業務について紹介しています。
ポイントとなる語彙は、太字で表示されていますね。


つづいて、今日のテーマに関するボキャブラリーを学んでいきます。
先ほどのモデルスピーチで、太字で表示されていた語彙ですね。
単語・フレーズ一覧を音読して意味を一通り確認した後は、穴埋め問題形式で使い方に慣れていきます。


つづいて、レベルを少し上げたトレーニングに取り組みます。
仕事について紹介するスピーチ例が記載されているため、これをより自然で適切な言い方になるよう、学んだ語彙を使って言い換えてみます。

全体的に、非常にアウトプット練習の機会が多く、生徒が発話する時間がしっかり確保されている印象です。「ネイティブ講師のスピードに圧倒されて、あまり話せなかった」という状況が起こりにくいよう、教材が作りこまれているように感じましたよ。
最後に、ディスカッションパートとして、質問内容に沿って自由に話してみます。
ポイントは、今日学んだ語彙・フレーズを実践してみることです。
頭で理解しているだけでは、英会話で自然にすらすら話せるようにはなりません。
何度も繰り返しアウトプット練習を積むことで、口から出すことに慣れていきましょう。

- 仕事で使える英語力を伸ばしたい人
- ビジネス現場でふさわしい語彙・表現を学びたい人
- 自分のスピーキング表現の幅を広げていきたい人
- 職場でよく使うボキャブラリーの習得
- ビジネスマナーに則った英語表現
- 自分の考えを英語でわかりやすく述べる表現力
おすすめ度:
Cambly では、ビジネス英語(中級)が10レッスン、ビジネス英語(上級)が14レッスン用意されています。
さらに、プレゼンテーション練習・就職面接練習・リーダーシップとマネジメントなど、目的別に細分化されたビジネスコースも揃っています。
種類・量ともに豊富に取り揃えているため、ビジネス英語を鍛えたいと考えている方にとってもおすすめできると思いますよ。
なお、自分の業界や職種をキーワード入力・タグ選択することで、その分野の知見がある講師を探すことも可能です。より深い議論を行うため、ぜひ活用してみてくださいね。

『自己表現』を受講して、中上級者が表現力を磨きながら、新しい価値観を学ぶのにピッタリなコースだと感じた!
『自己表現コース』は、以下の特徴を持つコースです。
- ユニークなテーマを取り上げて英語で議論するコース
- テーマに関連する語彙・表現を学べる
- 講師とのレッスンを通して、新しい価値観を学べる

Cambly には、日系プラットフォームとは毛色の異なるユニークな教材が揃っています。この『自己表現』もその1つ。テーマには、以下のようなものが用意されていました。
<自己表現コースのテーマ例>
- インターネット時代の生活
- 私たちの地球を守るために
- 健康な心、健康な身体
- 映画とテレビ
- 子育て
- 食事と料理
- オリンピック
各テーマには、それぞれ10前後のレッスンが用意されています。
身近なものから国際問題に関するテーマまで、幅広く取り揃えているため、自分の興味・関心に従って選ぶことができますよ。
※参照元:自己表現 概要(Cambly 公式)
ここからは、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
育児をしながらフリーランスとして働いている筆者は、今回『子育て』のテーマを選んでみました。身近なトピックを選ぶと、会話も弾みそうです。

『子育て』のテーマの中には、11レッスンが用意されています。以下はその一例となりますが、それぞれのテーマに関連するレッスンが用意されていることがわかりますね。
<『子育て』のレッスンタイトル一例>
- The Challenges and Joys of Parenting(子育ての難しさと喜び)
- Growing Up Healthy(健康的な成長)
- Activities and Interests(アクティビティと趣味)etc.
筆者は今回、子育て経験のある Stefanie 講師を予約しました。
(穏やかで話しやすい先生で、緊張せずリラックスして受講できましたよ。)

レッスンテーマに関連する知識・経験が豊富な講師を検索・予約すると、議論が深まりおすすめです! 検索時に関連するワードを入力するなど(今回であれば “kids” や “children” や “mother” など)工夫をしてみましょう!
なお、今回は予習のためのスライドも用意されていました。

レッスン前に、語彙・ディスカッションテーマに目を通しておくことによって、レッスン時間を最大限活かすことができそうですね。
実際のレッスンに入っていきます。
まずはじめに、テーマに関連するパッセージの音読を行います。
ここでは “The Emotions of Parenting”(子育てにおける感情)というテーマの文章が提示されました。

今日のレッスンで学ぶ新出語彙は、太字になっていますね。
講師の前で音読したあと、わからない単語の意味・注意すべき発音等を一緒に確認していきます。
つづいて、ボキャブラリーの確認です。
先ほどのパッセージに出てきた語彙を学んでいきます。


ここでは、様々な「感情」に関する形容詞を学んでいますね。
また、いくつかのトレーニングを通して、語彙の定着度を確認していきます。
レッスンの最後に、ディスカッションを行いました。ディスカッションテーマはスライドで提示されるので、講師と自由に意見交換をしていきます。
ディスカッションテーマの難易度は比較的高かったです。
他プラットフォームでは、初心者でも考えやすい基礎的な内容を問うものも多かったのですが、Cambly では「より深く考察させる」テーマが提示されていたのが印象的でした!

上記スライドでは、研究結果を提示したうえで、そこから発展的な議論を促しています。なかなか歯応えのある内容ですよね…!
Cambly のおすすめポイントとして「レッスン動画の録画が自動保存される」という点が挙げられます。マイページ上に、以下のように復習ボタンを確認できますよ。

ネイティブ講師とのレッスンは、とにかくスピーディーです。後ほどゆっくり見返して、復習することをおすすめします!
- 英会話に慣れてきた中上級者
- 自分の興味・関心に従ってユニークなトピックを選びたい人
- 踏み込んだディスカッションで表現力を磨きたい人
- 特定のトピックに関連するボキャブラリー
- 深い内容まで踏み込むディスカッション力
- 意見交換を通じ、相手(講師)の文化を理解する力
おすすめ度:
今回は『子育て』のテーマを例にご紹介しましたが、選定されているテーマはCambly らしく、ユニークなものも多かったです。
オンライン英会話を長く続けており、「普通のディスカッションに飽きてきてしまった…」という中上級者に特におすすめできます。ちょっと違った切り口から、講師との意見交換を楽しむことができますよ。
また、意見交換を通じて、相手(講師)の文化を知ることができるのも、面白いところです(筆者も今回、アメリカと日本の「子育て観」の違いを学べました!)。
ただし、ここまで述べてきた内容からも、初心者には少しハードルが高いかもしれません。Cambly にはディスカッションを鍛えられる、もう少し易しいレッスンも用意されているため、自信がない方は是非そちらを検討してみてくださいね。
『グループレッスン』を受講して、異文化交流の楽しみや学びも大きい、Cambly らしい斬新なレッスンだと感じた!
『グループレッスン』は、以下の特徴を持つコースです。
- 講師1人に対して生徒2~3人の少人数制レッスン
- 自分に合った3段階のレベルで受講可能
- 国際交流・異文化理解の楽しさも感じられる

オンライン英会話において、グループレッスンを受けられるプラットフォームは多くありません。世界中にサービス展開をしている Cambly ならではの面白い特徴と言えるのではないでしょうか?
グループレッスンプランであれば、費用を押さえられるのも嬉しいポイントですね(料金はこちらを参照:グループレッスンプランでは、プライベートレッスンは受けることができません)。
ハイブリッドプランであれば、プライベートレッスンの合間に、好きなタイミングでグループレッスンを受講することができます。マンツーマンで身に付けた英会話力を、複数名の会話で通用するのか試してみるのもおすすめの活用法です。
ぜひ、いろいろな活用方法を検討してみてくださいね!
ここからは、実際の予約〜レッスンの流れをご紹介していきますね。
まず予約方法からご紹介していきましょう。グループレッスンの予約方法は、通常のプライベートレッスンとは少し異なります。
まず、以下の条件を設定します。
- 難易度(初級・中級・上級:自分の英語レベルに合わせて設定)
- トピック(自分の興味に従って設定)
すると、予約可能な講師・レッスンの詳細が表示されるため、希望のレッスンを選択して予約します。


(左)難易度・トピックはプルダウンで設定できます。
(右)予約可能な講師・レッスンの詳細が表示されます。
複数名の生徒が参加するレッスンのため、レベルに差が出ないよう、できるだけ正確にレベル設定をするのがおすすめですよ。
今回筆者は、初級レベルの “Shopping” というテーマを選択してみました。
「私以外の受講生は、どんな人かな…?」とドキドキしながら、レッスン開始時間に入室します。すると “Welcome to Cambly Group!” の文字とともに、先生と他の生徒が同時に繋がりました!
担当講師は、カナダ人の Imaeka 先生です。もう一人の受講生は、トルコ人の若い女性でした。みんな笑顔でリラックスした雰囲気からスタートです。

なんとなく人数が多い方が盛り上がり、最初から良いムードが形成されるように感じましたよ。まずはじめに、全員が自己紹介をしてアイスブレイクします。
レッスンの進め方は、レベル・テーマによって大きく異なりそうです。
今回は、“Shopping” をテーマに、語彙・ディスカッション・文法などさまざまなアプローチ方法を通して学んでいきました。インプット・アウトプット両方の機会がしっかりと設けられたレッスン構成となっています。


(左)発話練習:テーマに関する質問に、講師の指示に従って答えていく。
(右)文法理解:レッスン中に出てきたフレーズの文法事項を理解する。
講師は生徒を交互にあてて発言させてくれるので、「引っ込み思案で、大人数の中では自分から発言できない…」という方も、発話量は問題なくありそうだと感じました。
さらに「挙手ボタン」の機能もあるため、どうしても伝えたいことがある場合は、こちらを活用しても良いですね。

プライベートレッスン以上に、時間が過ぎるのがあっという間に感じました!
やはりマンツーマンレッスンとは、また雰囲気が異なります。レッスン中に、他国の文化・慣習・価値観に触れるタイミングも多く、とても興味深い経験でした!
- 国際交流・異文化理解に興味がある人
- 個人レッスンで身に付けた力を、集団レッスンで試してみたい人
- 費用をできるだけ抑えたい人(マンツーマンレッスンプランで契約)
- 複数名の会話についていく英語でのコミュニケーション力
- 異なる文化や価値観を理解・受容する力
- 集団の中であも英語で自信を持って発言する度胸
おすすめ度:
オンライン英会話はこれまで何度も受けてきたけれど、普段と違った斬新なレッスンを求めたいという方にも、Cambly のグループレッスンはおすすめです!
最後に、グループレッスンのデメリットも正直にお伝えしておきますね。以下のような点に注意しましょう。
- 自分の発話時間が短くなる
- ミスの指摘をしてもらえない
- レベルが合わないと得るものが少ない
いずれもグループレッスンならではのデメリットです。個人的には、生徒が複数名だと自分へのフィードバックがほとんどなく、ミスもスルーされがちな点は少し残念に感じました。
個人的には、どちらかというと「学び」よりも「楽しみ」の大きいレッスンかなと感じました。
しかし「もっとうまく話せるようになって、世界中の英語学習者と会話をしたい!」というモチベーション向上にも繋がるので、受けてみるのはとてもおすすめですよ。
Camblyを体験してみて残念だったポイントはある?

これまでご紹介してきた通り、Camblyは、高品質な英会話レッスンを提供する優れたプラットフォームです。数多くのオンライン英会話サービスを経験した筆者としても、強くおすすめできるサービスの一つです。
ただし、Cambly では全講師がネイティブスピーカーであるため、初心者にとっては、以下のような問題にぶつかるケースも考えられます。
- 会話スピードの速さについていけない
- 学習相談がしづらい
- サポート体制が日系プラットフォームに比べて弱い
このような理由から、初心者にとってCamblyはややハードルが高いかもしれません。しかし、英会話に慣れてきた中上級者には非常におすすめのプラットフォームと言えます。
以下では、これらのポイントについて詳しく解説していきますね。
会話スピードの速さについていけない
Cambly の講師は全員ネイティブです。ネイティブが話す英語のスピードは、特に初心者にとって、相当早く感じられます。
筆者も初めてのネイティブ講師とのレッスンでは、その会話スピードに圧倒され、講師が何を話しているのかほとんど聞き取れないほどでした。
それまで1年ほどの間、フィリピン人講師とのレッスンを受講していたにも関わらず、その差には驚いたものです。
どれくらい違うかというと「フィリピン人講師の話す英語」と「ネイティブ講師が話す英語」が、全く別の言語に聞こえるほどの違いがありました(笑)
さらに、ネイティブ講師の話す英語は、国や地域によって発音が異なり、例えばアメリカ英語とイギリス英語では大きな違いがあります。
そのため、特定の発音に馴染んでいる場合、異なるアクセントの講師とのコミュニケーションが難しく感じられることもあります。
例えば、筆者は「アメリカ英語の発音」に馴染みがありました。そのため、イギリス英語・オーストラリア英語を話す講師とのレッスンになると、急にリスニングの難易度が上がるという状況が多々ありました…。
英会話がはじめての初心者にとっては、この「ネイティブスピード」についていくのにかなり苦労してしまうかもしれませんね。
ネイティブならではの会話スピードの速さについていくためには、どうすればよいのでしょうか? ここでいくつかのヒントをご紹介しますね。
1.講師にゆっくり話してもらうようお願いする
まだネイティブスピードに自信がない場合は、講師にゆっくり丁寧に話してもらうようお願いするとよいでしょう。
おすすめは、レッスン冒頭の自己紹介のタイミングで依頼することです。
以下に役に立つフレーズをご紹介しますね。
I’m not very confident in English yet, so could you speak slowly and clearly, please?
(私はまだ英語に自信がないので、ゆっくり、わかりやすく話していただけますか?)
冒頭でレベル感をすり合わせておくことで、講師も配慮してレッスンを進めてくれるでしょう。
2.発音の違いに慣れる
中級者以上の学習者では「アメリカ英語は聞き取れるけど、イギリス英語が苦手」というような悩みを持つこともあるでしょう。
Camblyでは、一言で「ネイティブ講師」といっても、多国籍の講師が在籍しており、さまざまな種類の発音・訛りに触れることができます。
講師プロフィールを確認すると、各講師のアクセントが表記されています。
この部分を確認し、あえて苦手なアクセントの講師を選んで受講してみるのもおすすめですよ。

3.レッスン外で自習する:録画機能がおすすめ!
実はこれが一番大切かもしれません。
英会話力を高めるには、レッスン外の自己学習が欠かせません。
Camblyのおすすめポイントの1つとして「録画機能」が挙げられます。
レッスンは自動で録画されているため、見返すことができるんですね。
- 講師が話し手いて、理解できなかった内容
- 自分がうまく表現できなかった内容
これらを録画を見ながら、思い返してみましょう。メモをとっておき、次のレッスンでつかえそうなフレーズ・表現をまとめておくのがおすすめです。
自分のレッスンを客観的に見貸すのは、なかなか恥ずかしいものですが、過去のレッスン動画を見返すと、自分の成長に驚いたりもしますよ!
学習相談がしづらい
オンライン英会話を受講していて、講師に「自分の英語学習に関する悩み」を相談したい時もありますよね。しかし、これが案外ネイティブ講師だと難しい側面があります。
なぜかというと、当然ですが、彼らは「第一言語」として英語を身に付けているんですね。私達のように「第二言語」として英語を学ぶ苦労・悩みを感じたことはないので、学習相談をしても意外といい答えが返ってこないことも多いのです。
私たちも「日本語を上達させるにはどうしたら良いか?」と外国人の方に聞かれても、その経験がないため、少し悩んでしまいますよね。それと同様のことが起こります。
「学習相談」に関しては、同じく英語を第二言語として身に付けてきた講師(例:フィリピン人講師)の方が、実は有益なアドバイスがもらえる可能性が高いんですね。
「ESL」とは “English as a Second Language”(第二言語としての英語)の略です。つまり「ESL講師」とは、英語を母国語としない学習者に英語を教える講師のことを指します。
以下は講師プロフィールの中の「職務経験」です。
「ESL講師」と記載されているのがわかりますね。この講師は、ベトナムで2年以上、英語を第二言語として学ぶ生徒に教えていたことがわかります。

このように、ESL講師であれば、第二言語習得に関しての知識・経験が豊富であり、学習者の苦労・悩みも理解したうえで、アドバイスをくれる可能性が高いです。
Camblyには「教員資格」を持つ講師も非常に多いです。個人的には、その中でも「ESL講師」の経験者をおすすめします!プロフィールまでしっかりチェックしてみてくださいね。
サポート体制が日系プラットフォームに比べて弱い
日本にはさまざまなオンライン英会話サービスが存在し、そのうちの多くが、日系企業が提供するプラットフォームです。日系企業の良い点としては、丁寧なサポート体制・行き届いたサービス内容などが挙げられます。
<日系オンライン英会話におけるサービス一例>
- 日本人講師のレッスンが受講できる
- 日本人カウンセラーに学習相談ができる
- 初心者向けのチュートリアルがある
- トラブル時のサポート対応に安心感がある
- 日本人向けの学習コンテンツが豊富 等
一方、Camblyは、アメリカのサンフランシスコに本社を置く外資系企業です。
上記で挙げたような行き届いたサポート体制は、日系企業と比べて期待できないような印象も受けました。
例えば、以下のような点が、少し残念に感じるかもしれません。
- プラットフォームのつくりがシンプルで、特に説明もない
- 「教材診断」や「レベルチェック」などのコンテンツがない
- カスタマーサポートの日本語対応がやや遅め
- (当然ながら)日本人講師やカウンセラーがいない
Camblyは世界中の学習者に向けてサービス提供をしており、日本人に特化したプラットフォームではありません。そのため、初心者で不安が大きい学習者にとっては、やや不親切に感じられる可能性があります。
とはいえ、ある程度オンライン英会話に慣れている中級者以上にとっては、これらは大きな問題にはならないでしょう。
懇切丁寧なサポートよりも、純粋に「ネイティブ講師から英会話を学びたい」と考えている学習者にとっては、Camblyは非常に満足度が高いプラットフォームと言えます。
しかし、はじめてオンライン英会話に挑戦する初心者の方には、個人的には「フィリピン人講師中心のプラットフォーム」をおすすめします。
(例:ネイティブキャンプ・レアジョブ英会話・DMM英会話・QQEnglish 等)
フィリピン人講師は、特に「英語初心者の日本人に向けて教える」という前提のもと、研修を受けているケースが多いです。そのため、ゆっくり・はっきりわかりやすい英語を話してくれますし、モチベーションアップもとても上手ですよ。
さらに、同じく第二言語としての英語を身に付けてきたという立場上、学習相談に乗ってもらったり、有益なアドバイスをもらうこともできるでしょう。
まとめると、レベルによって以下のプラットフォームを選択するのがおすすめです。
オンライン英会話に慣れてきた中級者以上
⇒ Cambly
オンライン英会話がはじめての初心者
⇒ フィリピン人講師中心のプラットフォーム
今の自分に合ったプラットフォームを選び、効果的にスピーキング力を伸ばしていきましょう。
Camblyを利用する方向け!おすすめできそうな使い方

英会話に自信がない初心者が使う場合は
基礎から学べる『英会話101・102』を受講
ここまでの記事でも述べてきたように、Cambly は比較的ハイレベルであり、特に中上級者におすすめのオンライン英会話です。
では、初心者が受講できるレッスンが全くないのかというと、決してそうではありません。きちんと初心者向けレッスンも用意されているので、Cambly に挑戦してみたい初心者の皆さんも、安心してくださいね。
英会話に自信がない初心者におすすめなのは、基礎から学べる『英会話101・102』というコースです。

レベル的には、『英会話101』が最も易しく、その次が『英会話102』となります。
以下にそれぞれの特徴をご紹介していきますね。
対象 | これまでに英語をほぼ話したことがない方向け (語彙、文法、発音の知識は一切必要ない。) |
レッスン数 | 10レッスン |
内容 | 自己紹介とあいさつの仕方からスタート。最後のレッスンまでに、自分の力で簡単な会話をするためのスキルを身に付ける。 |
テーマ例 | Family(家族) Jobs(仕事) Travel Experiences(旅行の経験) Likes and Dislikes(好きなものと嫌いなもの) |
※引用元:英会話101概要(Cambly 公式)
対象 | 少しずつ英会話に慣れていきたい初心者向け (『英会話101』よりワンステップ上がった学習者向け) |
レッスン数 | 10レッスン |
内容 | 天気や趣味など、身近なトピックの英会話力を身に付ける。 友達と近況を報告し合ったり、ストーリーを話す練習も行う。 |
テーマ例 | How Have You Been?(最近どうですか?) What Are Your Hobbies?(趣味はなんですか?) What Do You Want to Learn?(学びたいことは?) |
※引用元:英会話102概要(Cambly 公式)
このように、初心者の中でもさらにレベルが細分化されているため、自分に合ったコースを選ぶことができるでしょう。
初心者にとって、コース選択と同じくらい大事なのが、講師選択です。通常、Cambly のネイティブ講師は、ものすごく発話スピードが早いため、初心者にも教え慣れていて対応してくれる講師が望ましいです。
なお、講師検索時の条件設定で「学習レベル」で絞り込むことができます。「初級」にチェックを入れると、初心者対応も可能な講師を探すことができますよ。

さらに筆者のおすすめは「ESL講師」を選ぶことです。
「ESL」とは “English as a Second Language”(第二言語としての英語)の略で、「ESL講師」とは、英語を母国語としない学習者に英語を教える講師のことを指します。
ESL講師であれば、英語初心者の外国人に教えてきた経験が豊富なはずです。
検索ワードで “ESL” と打ち込んで、ぜひ探してみてくださいね。
最後に、初心者の方向けのおすすめフレーズをご紹介しておきましょう。
レッスンの最初に、講師に以下のことを伝えてみてください。
I’m a beginner in English. Could you please speak slowly and clearly for me?
(私は英語初心者です。ゆっくりわかりやすく話してもらえますか?)
Could you please be patient and wait for me while I speak?
(私が話すのを辛抱強く待ってもらえますか?)
講師は生徒のレベルを理解して、それに合わせて対応してくれると思いますよ。
国際交流にも興味あり!ユニークなレッスンを体験してみたい場合は
世界中の受講者と学べる『グループレッスン』を受講
Cambly のユニークな点として「グループレッスン」が挙げられます。
(※レッスンの詳しい様子については、こちらをご覧ください。)
通常、オンライン英会話では、講師と生徒のマンツーマンレッスンが基本です。
しかし Cambly では、1人の講師に対して、2〜3人の生徒が一緒にレッスンを受ける形式の「グループレッスン」を受講することができます。
英会話スキルを高めることはもちろん、世界中の生徒たちと一緒にレッスンを受講できるのは、国際交流のような雰囲気でワクワクしますね。
今回筆者もグループレッスンを受講してみました!

今回は、カナダ人の先生・トルコ人の生徒さん・筆者の3人でした。会話の中で、それぞれの国の生活や文化が垣間見える瞬間もあり、マンツーマンレッスンにはない楽しみがありました。他の国の文化や、国際交流に興味があるという方に特におすすめです!
ここで、Cambly のグループレッスンでさまざまな国の学習者と交流したいと考える方に、1つポイントをお伝えしますね。それは、朝・昼・夜と、さまざまな時間にレッスンを受けてみることです。
なぜなら、世界中の学習者は異なるタイムゾーンにいるため、時間帯によって出会える可能性の高い国・地域が変わってくるからです。ぜひ試してみてくださいね。
Cambly のグループレッスンを活用すれば、世界中の学習者たちと交流しながら、楽しく英語を学んでいけそうです!
英会話学習をスタートさせたいキッズが使う場合は
子ども向けオンライン英会話『Cambly Kids』を活用!
学校における英語教育も、近年では大きく様変わりしてきました。とはいえ、まだまだスピーキングに苦手意識を持つ日本人の子どもたちも多いものです。
本記事を読んでいる方の中には、自分の子どもの将来のため「オンラインで英会話を学んでほしい」と考え、子ども向けのプラットフォームを探している方も多いのではないでしょうか?
実はCanbly の姉妹サービスとして、子ども向けオンライン英会話『Cambly Kids』が用意されています。Cambly Kids で学べる対象は、4〜15歳の子どもたちです。

子ども向けオンライン英会話は数多くありますが、Cambly の特徴はやはり「全員ネイティブ講師」であることですね。子どもたちにとっては、大人以上にこのネイティブレッスンが大きな意味を持つ可能性があります。
筆者も未就学児の子どもを育てていますが、子どもの「音を正確に聞き取る能力」の高さには驚かされます。大人と違い、先入観が少ないため、正確な発音を聞き取ることができるんですね。
ここで、例を出してみましょう。
「りんごを英語で何というか?」と聞かれたとき、何と答えますか?
多くの日本人の大人は「アップル」と答えるでしょう。しかし、実際のネイティブの発音は実は違っていて「ェアポゥ」といった感じですよね。
子どもは先入観が少ないため、聞こえた音をそのまま真似ることが大人よりも上手です。つまり、正しいネイティブの発音にたくさん触れることが、子どもたちにとって非常に重要なことだと分かりますね。
筆者はアメリカに住んでいたことがあるのですが、そこで日本人駐在員の家族に出会い、とても驚いた出来事があります。
両親は、日本語に影響された英語を話すのに対して、小学生のお子さんはネイティブのように美しい発音で英語を話していました。彼は現地の学校で、ネイティブの先生や友人に囲まれているため、正しく綺麗な発音を習得していたんですね。
このように、子どもの発音習得能力には驚かされるものです。
子どもこそ、ノンネイティブ講師のプラットフォームではなく、ネイティブ講師から学べる Cambly Kids のようなプラットフォームがおすすめできるのではないかと感じましたよ。
Cambly Kids では、子どもへの指導経験豊富な講師たちが、歌やキャラクターなど、楽しめる要素をたくさん詰め込んだレッスンを提供してくれます。
Cambly Kids 公式サイトでは、レッスンの様子を動画で見ることができます。ぜひ確認してみてくださいね。

興味が湧いたら、実際に体験レッスンを受講して、お子さんが楽しめるかどうか試してみましょう!
【ネイティブレッスン比較】Cambly vs. ネイティブキャンプはどっちが効果ありそう?

ネイティブ講師のレッスンが受けられるプラットフォームを探している人にとっては、『ネイティブキャンプ』も魅力的な選択肢かもしれません。


ここでは、2つの人気プラットフォームを「ネイティブレッスン比較」という観点で比べ、それぞれの特徴と、向いている人はどんな人かをご紹介していきますね。
まず、筆者の結論から…
【講師・レッスン品質にこだわりたい】 なら :『Cambly』
【コスパ重視でたくさんレッスンを受けたい】なら :『ネイティブキャンプ』
がおすすめです!
以下より、2つのサービスの違いについて詳しく説明しますね。
講師・レッスン品質にこだわりたいなら『Cambly』
本記事でご紹介してきた通り、Cambly のネイティブ講師の品質は非常に高いです。教員免許を持った講師・現役ESL講師等の有資格者をはじめ、名門大学出身者などハイレベルな講師が多数在籍しています。
また、在籍講師数は10,000名以上と、ネイティブレッスンが受けられるサービスの中でも最大級(ネイティブキャンプと比較すると約5倍以上)です。必ず自分に合った講師を見つけることができるでしょう。
ただし、Cambly は日本人専用のプラットフォームではないこともあり、日系プラットフォームに多い、手厚いカウンセリングサービス・サポート体制・日本人講師レッスンなどは期待できません。
したがって、比較的オンライン英会話には慣れてきており、さらなるレベルアップのためにネイティブレッスンを受講したいという中上級者の人におすすめです。
コスパ重視でたくさんレッスンを受けたいなら『ネイティブキャンプ』
ネイティブキャンプはフィリピン人講師をはじめとする、世界中の講師と英会話レッスンが楽しめる人気プラットフォームです。
その最大の特徴は、何と言っても「レッスン回数無制限」であること。

そして比較的最近、ネイティブキャンプでは『ネイティブ受け放題オプション』が導入されました。これを契約した場合、なんとネイティブ講師とのレッスンも「回数無制限で受け放題」となります。その月額料金は、16,280円(税込)です。
(プレミアムプラン:月額 6,480円(税込)+ネイティブ受け放題オプション:月額 9,800円(税込)の合計金額 ※引用元:NativeCamp 公式)
在籍講師数は、約2,000名。Cambly の10,000名以上と比べると、やはり数は劣りますが、それでも受講には困らないほどの人数が揃っていますね。
ネイティブ講師の「レッスン受け放題」は、ネイティブキャンプだけです。それが月額16,280円ですから、コストパフォーマンスは業界最高と言えるでしょう。
さらに、ネイティブキャンプでは、フィリピン人講師をはじめとする世界中のノンネイティブ講師も揃っています。日本人講師も在籍しており、レッスンやカウンセリングで手厚いサポートを受けることも可能です。
そのため、特に英会話にまだ不安がある初心者にとっては、ネイティブキャンプからスタートするのがおすすめですよ。
まとめ
- 質の高いネイティブ講師のレッスンを受けたい人
- オンライン英会話に慣れてきた、中級者~上級者
- グループレッスンにも興味がある人
- コスパ重視で、とにかくレッスン回数をこなしたい人
- 英会話に不安が大きい初心者
- 日本人講師レッスンやサポートを重視する人
いかがでしたでしょうか?
本記事で『Cambly』に興味が湧いた方は、ぜひ無料体験レッスンを受講してみてくださいね!