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英語学習アプリ

英語添削アプリおすすめ無料ランキング比較2024年版!

英語をこれから勉強したい!という人にとって気になるのが、スキマ時間でも手軽に勉強できる環境。特に英文法や単語などの理解から始めたいなら教室に通うよりもコツコツと時間を使って覚えていきたいですよね。

TOEICⓇ L&R TESTを受験したことのあるビジネスパーソンに調査した「英語活用実態調査(2019)」によると、600点未満や800点以上などのスコア帯に関わらず、ほとんどの受験者がスマホのアプリで英語を学習していたことが分かりました。

出典:英語活用実態調査│一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

現在スマホアプリには多くの英語学習サービスがあり、添削機能を活用できるアプリももちろんあります。そこで、今回はおすすめしたい英語添削アプリを11選紹介します。

この記事を読むと分かること
  • 英語添削アプリの失敗しない選び方
  • 英語添削に活用できる生成AIサービスの使い方

中学レベルから文法をやり直したい人も、英語添削アプリを使って基礎力を伸ばしてみましょう!

英文法学習におすすめの英語添削アプリTOP11【中学レベルから学べる】

それでは、英文法学習や英語力アップにおすすめしたい英語添削アプリを11選紹介していきます。

この記事では4技能のうちどのスキルの添削ができるかについても紹介しているので、自分が挙げたいスキルに対応した英語添削アプリを使ってみてください。

おすすめ英語添削アプリ 比較表
サービス名月額料金(税込)添削スキル無料体験
レシピー(旧POLYGLOTS)0~4,900円/月・スピーキング
・ライティング
なし
ベストティーチャー12,000~16,500円/月・ライティング
・スピーキング
あり
Plang1,950円・ライティング
・スピーキング
あり
Grammarly0~3,300円/月・ライティングなし
Eigooo 英会話0~4,000円/月・ライティングなし
IDIY4,125~32,956円/月・ライティングあり
Ginger Writer0~2,290円/月・ライティングなし
AI Grammar 英語添削0~1,150円/月・ライティングなし
DeepL Write無料・ライティングなし
HiNative0~1,200円/月・スピーキング
・ライティング
なし
Fruitful English1,100~176,000円/月・ライティングあり

レシピー(旧POLYGLOTS)はビジネスでも使える英語記事をメインにAIがカリキュラムを毎日作成

レシピー(旧POLYGLOTS)は英語のニュース記事やフレーズ学習ツールを活用して6技能を満遍なく学習できる英語学習アプリです。

AIが毎日の学習状況に合わせてカリキュラムを提案してくれるだけでなく、スピーキングの発音チェックまで担当してくれます。ネイティブスピーカーの発音と聞き比べもできるので、自分がうまく表現できていないところは何度も確認して修正可能です。

また、有料コンテンツを利用すると先生とのオンライン英会話や英作文添削を組み合わせたカリキュラムも利用できますよ。

まとめると…
  • ユーザー200万人の学習データを分析したAIが自分に合ったカリキュラムを提案
  • 94%のユーザーのTOEICスコアが3ヵ月で平均200点もアップした実績あり
  • スキマ時間に活用できる欲しい機能ぞろいでユーザーの継続率90%を維持
基本情報
料金(税込)0~4,900円/月
添削スキル・スピーキング
・ライティング
学習スキル・スピーキング
・ライティング
・リーディング
・リスニング
学習内容・単語学習
・文法学習
・ニュース記事(音声付き)
・フレーズ学習 など
コース・目的・日常英会話
・TOEIC対策
機能・毎日のカリキュラム提案
・TOEIC対策カリキュラム提案
・AI発音チェック
・講師による英作文添削
・オリジナル単語帳
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.5/2.6万件~)
Google Play 4.3/10万件~)

PlangはAIによる分析・学習プラン作成でスピーキング力の着実な向上が目指せる

Plang
出典:Plang

Plangはスピーキングをメインに学習できるスマホアプリで、AIが学習者の英語レベルを判定し、それに合ったカリキュラムを作成します。

ネイティブの発音をそのまま再現するシャドーイングや、AIによる英文添削、発音分析・矯正など豊富な機能を搭載。細かなフィードバックがもらえるので、間違いを正しく認識することができます。

また、デイリーフリートーキング機能では、入国審査やホテル予約など海外旅行で役立つさまざまなシーンを練習できるのもメリットです。

レッスンにはドラマやアニメなど20万以上の映像コンテンツを用いており、誰でも楽しく続けやすいでしょう。

まとめると…
  • 個々に適した学習カリキュラムでスピーキング力とリスニング力の向上を目指せる
  • AIによる発音分析や英文添削などで正しく効率よく学習できる
  • ドラマやアニメなどの現地映像コンテンツで楽しくネイティブの英語を学べる
基本情報
料金(税込)【Plang Premiumプラン】
1ヶ月:1,950円
1年:12,900円
添削スキル・ライティング
・スピーキング
学習スキル・ライティング
・リスニング
・スピーキング
・英単語
学習内容・シャドーイング
・英作文添削
・音声添削
コース・目的フリー
機能・レベルテスト機能
・シャドーイング機能
・AIによる英文添削・発音矯正
・AIによるフィードバック
・デイリーフリートーキング機能
・AI単語コーチ
無料体験あり(3日間)
対応OS
※評価は24年3月時点参照
iOS4.7)
Google Play4.8/10万件~)

 

ベストティーチャーはTOEIC・英検をはじめとした豊富な英語試験対策コースを用意

ライティングとスピーキングのネイティブ添削サービスを提供するベストティーチャーでは、日常・ビジネスをメインにしたコースのほかにも、各種英語力検定試験の対策コースを用意しています。

提供している試験対策

  • TOEFL iBT
  • TOEIC SW
  • IELTS
  • 英検
  • TEAP
  • GTEC CBT

なかなか専用の試験対策に対応していないマイナーな英語検定試験も対応可能なので、自分のスピーキング・ライティングスキルをスコア化させたい人にぴったりの英語添削アプリです。

英作文はネイティブ講師が添削してくれるだけでなく、レッスン回数無制限でいつでも好きな時に講師とのオンライン英会話で作文のスピーキング練習もできますよ。

まとめると…
  • ネイティブの外国人講師によるアドバイス付き英作文添削をもらえる
  • 自作の英作文を使ったスピーキングレッスンで実践の経験値を積む
  • レッスン回数の制限なしで24時間いつでもレッスンを受けられる
基本情報
料金(税込)12,000~16,500円/月
添削スキル・ライティング
・スピーキング
学習スキル・ライティング
・リーディング
・リスニング
・スピーキング
学習内容・会話形式スクリプトの作成
・オンライン英会話
コース・目的・通常コース(日常・ビジネス)
・日経LissNコース(英文記事中心)
・試験対策コース(各種試験)
機能・復習機能(ディクテーション、シャドーイング、オーバーラッピング)
・機械音声の添削英文リスニング
無料体験あり
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.5/1,201件~)
Google Play 4.5/1万件~)

Grammarlyは大学で英語の論文を執筆する際に活用できるシンプルな英語添削アプリ

Grammarly出典:Grammarly

GrammarlyはシンプルなキーボードスタイルでリアルタイムにAIが英作文添削を行ってくれる英語添削アプリです。

実は、論文執筆時に役立つ文法チェッカーとしてGrammarlyの利用を推奨している大学もあります。

文部科学省が掲載している大学入試のあり方に関する関連資料によると、日本の自国で出版されるジャーナルのうち46.5%は日本語で論文が使用されているのに対し、他国出版のジャーナルにおいては99.4%が英語で論文を発表していることが分かりました。

また、オープンアクセス(OA)で無料で誰でも閲覧できる論文だと、自国出版のジャーナルにおいても英語使用率は高くなります。

ジャーナル別の論文 英語使用割合
日本韓国
自国ジャーナルNon-OA:53.2%
OA:89.6%
Non-OA:70.7%
OA:92.3%
他国ジャーナルNon-OA:99.4%
OA:99.3%
Non-OA:99.7%
OA:99.4%

出典:総合的な英語力の育成・評価が求められる背景について│文部科学省

韓国と比較してみるとまだまだ第二言語の英語の使用割合は低い日本ですが、これから大学で研究論文を発表する人にとって英語添削アプリはマストで使っておきたいツールと言えるでしょう。

まとめると…
  • 入力中にリアルタイムでスペル・文法チェックと修正提案を実施
  • 文中の不要な言い回しをAIが改善、適切な語調を提案してくれる
  • すべてのアプリやウェブサイトで英作文チェックを利用できる
基本情報
料金(税込)0~3,300円/月
添削スキルライティング
学習スキルライティング
学習内容英作文添削
コース・目的フリー
機能・スペル・文法チェック
・Safari拡張機能
・クラウドでのドキュメント管理
・類義語検索、語彙力増強ツール
・複数単語の組み合わせによるテキスト予測
・スマートオートコレクト
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.4/1,902件~)
Google Play 3.9/1,000万件~)

Eigooo 英会話は無料でもチャット上でプロ講師が英文チェックをしてくれる

Eigooo 英会話では、チャットツールを活用してリアルタイムに英語講師が英文チェックをしてくれます。

フリーチャットで好きなトピックを指定できるほか、TOEIC頻出の英単語を使った英会話や、決まったテーマで英作文にチャレンジするなど取り組みやすいトピックを提供しています。

教えてもらった単語や文章、添削の内容は保存できるので、後で時間のある時に振り返ってみることも可能です。

「一日中プレミアム」という有料コンテンツもありますが、基本無料で使える英語添削アプリなのでお得に活用できますよ。

まとめると…
  • チャット形式のマンツーマンレッスンですぐに英作文を添削してもらえる
  • 英語オンリーで好きなテーマで自由に話したり悩み相談もできる環境
  • 話すことがない場合は1日決まった1テーマをもとに英作文に取り組める
基本情報
料金(税込)0~4,000円/月
添削スキルライティング
学習スキル・ライティング
・リーディング
学習内容・単語学習
・英作文添削
コース・目的・フリーチャット
・今日のTOEIC単語
・言葉遊び
・今日のテーマ
機能・講師とのマンツーマンチャット英会話
・日英・英日辞書機能
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.7/1,955万件~)

IDIYは持ち込み英作文添削で中学レベルからの英語力アップ~大学受験対策まで幅広く対応

IDIY出典:IDIY

IDIYはライティングの添削サービスに特化した英語添削アプリで、月額制プランだけでなく添削ワード数単位でのプランも提供しています。

持ち込みの英作文添削もオッケーなので、ビジネスシーンから大学受験の英作文対策までしっかりと外国人・日本人講師が対応してくれますよ。

持ち込みの英作文がない場合でも、日替わり課題や英語日記の添削など豊富なテーマで添削サービスを利用できるので、とにかく英文法の基礎から鍛えたい人にもおすすめです。

自分に合ったプランや使い方を確かめるために、まずは無料体験から利用してみるとよいでしょう。

まとめると…
  • 豊富なテーマをもとに英作文の添削依頼をネイティブをはじめとした外国人にお願いできる
  • 細かな解説付きプランも用意して文法基礎レベルからの英語力向上にも活用可能
  • 単語数によって料金が変わる都度払いプランもあって必要な時だけ使える
基本情報
料金(税込)4,125~32,956円/月
添削スキルライティング
学習スキル・ライティング
・リーディング
学習内容・持ち込み英文添削
・英語日記添削
・日替わり英作文課題
・自由英作文課題
・和文英訳課題
・写真描写課題
・英文Eメール課題添削
・オンライン英語講座 映像講義 など
コース・目的・受験対策
・資格取得
・英語力向上
・ジュニア
・英文チェック
・キャリアアップ
機能・英作文添削
・World News購読
無料体験あり(最大2回分添削無料)
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 3.6/126件~)
Google Play 3.5/5,000件~)

Ginger Writerはリスニングの練習にもなる英語添削アプリ

Ginger Writer出典:Ginger

Ginger Writerはアメリカとイギリスの英語ネイティブを選択すると、その方言に関連する文法やスペルまでしっかり修正してくれる英語添削アプリです。

修正された英作文のなかで気になった表現やスラング、固有名詞などの用語はマイ辞書に自由に登録することができます。

また、ネイティブによる音声テキスト読み上げ機能があるので、ライティングだけでなくリスニングの練習にも活用できるでしょう。

基本情報
料金(税込)0~2,290円/月
添削スキルライティング
学習スキル・ライティング
・リーディング
・リスニング
学習内容・単語学習
・英作文添削
・今日の英語
コース・目的フリー
機能・英作文添削
・翻訳機能
・辞書機能
・類語検索機能
・お気に入り機能
・復習機能
・テキストリーディング機能
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.4/331件~)
Google Play(☆☆☆☆☆ ―/10万件~)

AI Grammar 英語添削はAIが正確なフィードバックを提供

AI Grammar 英語添削出典:AI Grammar

AI Grammar 英語添削では、入力された英文のスペル・フレーズ・構成から誤字の添削だけでなく、句読点の修正まで提案します。

運営会社が手がける語学学習アプリ「Hello Talk」で収集される頻出の英文ミスに関するビッグデータをもとに、AIがより正確なフィードバックを提供してくれます。

ただ修正されるだけでなくなぜ修正が必要なのかを解説してくれるほか、英文校正に関する分析データも確認できるため、さらに深い英文法理解が可能になりますよ。

また、OCRカメラ機能を活用して画像内のテキストも自動で識別・添削する便利な機能も搭載されています。

基本情報
料金(税込)0~1,150円/月
添削スキルライティング
学習スキル・ライティング
・リーディング
・リスニング
学習内容英作文添削
コース・目的フリー
機能・OCRカメラによる文書スキャナー
・修正内容のAI解説
・テキストリーディング機能
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 3.7/2.6万件~)
Google Play 4.7/100万件~)

DeepL Writeはシンプルな英作文添削機能ツール

DeepL Write出典:DeepL Write

高精細な機械翻訳サービスを手がける「DeepL翻訳」がベータ版として公式サイトで提供する文法チェッカーツールです。

ベータ版ということで機能はシンプルな英作文添削だけとなりますが、アメリカ・イギリス英語の切り替えができたり、「ビジネス」や「学術的」「技術的」などの選んだ文体に合わせて適切な書き換えを提案してくれます。

テキストを直接入力またはペーストするだけでハイレベルな英文に修正してくれるので、論文やプレゼン発表の下書きをさらにブラッシュアップさせたい人におすすめです。

基本情報
料金(税込)無料
添削スキルライティング
学習スキルライティング
学習内容英作文添削
コース・目的フリー
機能・アメリカ/イギリス英語の切り替え
・文全体の書き換え
・文体に合わせた表現提案
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
ベータ版をPCでのみ展開

HiNativeはAIやネイティブスピーカーに添削してもらえるアプリ

HiNative出典:HiNative

HiNativeは世界700万人のネイティブスピーカーとコミュニケーションを取りながら外国語を学べるアプリです。

ライブ配信機能で外国人のライブを聴けるほか、自分も英語を使って配信を気軽にできて世界中の友だちをつくれるチャンスですよ。

英作文をAIとネイティブスピーカーにWで添削してもらえるだけでなく、音声を録音して質問と一緒に投稿することで、ネイティブから発音やアクセントのフィードバックを受け取ることもできますよ。

基本情報
料金(税込)0~1,200円/月
添削スキル・ライティング
・スピーキング
学習スキル・ライティング
・スピーキング
・リスニング
・リーディング
学習内容・ユーザー交流
・英作文添削
・音声添削
コース・目的フリー
機能・グローバルライブ配信機能
・Q&A掲示板機能
・検索機能
・音声投稿機能
・写真投稿機能
無料体験なし
対応OS
※評価は23年12月時点参照
iOS 4.7/1.5万件~)
Google Play 4.5/500万件~)

Fruitful Englishは受験・論文・試験などの対策にも対応

さまざまなテーマに沿った英作文を外国人講師が添削してくれるサービスで、チケット制と定額制からプランを選ぶことができます。

難関大学の受験対策に特化した英作文添削も可能なほか、論文・試験対策にも対応しています。

Fruitful Englishは専用アプリを展開していませんが、ブラウザアプリから添削サービスを利用可能です。

基本情報
料金(税込)1,100~176,000円/月
添削スキルライティング
学習スキルライティング
学習内容・英作文添削
・特別講座(文法など)
コース・目的・日記添削
・eメール添削
・写真添削
・ショート英作文
・論文・試験対策
・受験対策
・校正・翻訳
機能・プロ講師への質問機能
・翻訳機能
・人気教材のテキスト販売
無料体験あり(添削2回分)
対応OS
※評価は23年12月時点参照
Google Play(☆☆☆☆☆ ―/100件~)

効率よく英語力をアップしよう!英語添削アプリの失敗しない選び方

この記事ではおすすめの英語添削アプリを11選紹介していきますが、紹介したアプリすべてが自分に合うとは限りません。

人気の英語添削アプリを使ってみても、自分には使い方や難易度が合っていないから長く続けられなかった…という可能性も。

おすすめの英語添削アプリを紹介する前に、失敗しない選び方について解説します。

それぞれの選び方を詳しくチェックしていきましょう。

①今の英語力をスコア化してどこを伸ばすべきか理解しよう

英語添削アプリを活用する前に、まずは自分の英語力を正確に把握しましょう。把握するにはスコア化させて分野別にニガテ・得意なパートを理解する必要があります。

特にリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能別にスコア化させておくと、それぞれのスキルに特化した英語添削アプリを利用できると効率よく英語力をアップできるでしょう。

アプリによっては、まずはじめに独自のスキル診断テストを行うサービスもあります。4技能を満遍なくスキルチェックできるアプリを利用したり、特化したアプリで個別にチェックするなどして、具体的な数字と評価を把握してください。

また、スキルチェックは学習スタート前だけに限らず、学習期間中に定期的なチェックが重要。毎日の学習によるスキルアップの進捗が分かるため、モチベーションの維持にもつながりますよ。

②有料コンテンツを利用するか検討して、必要なシーンを想定しておく

英語添削アプリによっては一部の機能やサポートを有料で提供しているサービスもあります。

有料サービスを選ぶとその分充実した学習環境を手にすることができますが、その前に自分にとって本当に必要なコンテンツかを検討しておきましょう。

自分の学習目的をはっきりとさせておくことで、どんなシーンで有料コンテンツが必要か想像がしやすくなります。

たとえば、ビジネス英語のうちプレゼンテーションでの英語活用や、英語の論文執筆に特化してスキルアップをさせたいなら、必要な添削サービスや求められるフィードバックの質も分かってきます。

有料コンテンツによってはシーン別にサービスが提供されることもあるので、必要なシチュエーションに沿ったコンテンツだけ選びましょう。

③英語に自信がないなら日本語対応の英語添削アプリを選ぼう

いまの英語力に自信がない人は、日本語に対応しているアプリを選びましょう。フィードバックの内容をしっかり理解でき、効率よく学習効果を高めることができます。

また、日本語で問い合わせることができればストレスなく疑問点を解消でき、より的確なサポートも受けることが可能です。

日本語対応のアプリであれば日本人向けの英語学習指導に精通しているケースもあるため、効果的な学習プランやアドバイスをもらえるチャンスも多いでしょう。

自分のレベルに合わせたコンテンツの難易度や学習サポートのある英語添削アプリを選ぶことで、効率よく英語力をアップしてみてください。

AIを使って無料かつ自由に英文を添削しよう!おすすめの使い方を紹介

この記事では英語添削アプリを紹介しましたが、費用面を考慮してアプリ以外の無料ツールを活用する英語学習法もあります。

今やOpenAIをはじめとしたAIサービスをプログラミングが分からない人でも手軽に利用できるようになった時代です。

文部科学省も、「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」のなかで、英語表現の添削をはじめとした英語学習に生成AIを活用できるとの意見を示しています。

今回は数あるAIサービスのなかから、chatGPTとGoogleドキュメントを使った英文添削方法について紹介していきます。これまで利用したことがない人もこれを機に使ってみてはいかがでしょうか。

chatGPTならプログラミング言語が分からなくても自分好みのツールを作れる

chatGPTはアカウントを登録するだけで簡単にOpenAIの生成AIとコミュニケーションを取れるツール。利用は13歳以上で、18歳未満は保護者の同意が必要となります。

2023年11月には改良版の「GPT-4 Turbo」を発表し、さらに学習機能がパワーアップしました。

具体的には学習データの情報が2023年4月分まで収集可能となり、より長い単語数の入力も可能に。情報が多い論文や記事などを分析・要約してもらうことも容易にできます。

さらに、プログラミングが分からない人でも、chatGPTと対話しながら「ボットに何をしてほしいか」を指定するだけで、簡単に自分好みのAIチャットボットやAIエージェントを作成できるようになります。

アップデート前でも英語学習として自然なフレーズに改善してくれる添削依頼は可能でしたが、特定の文法ポイントやシーンに絞った添削を依頼することもできます。

プログラミングにニガテ意識がある人でも、気軽に自分好みの英語AIコーチを作ることができるのは魅力的ですね。

Googleドキュメントを使ってスペル・文法をAIが手軽にチェック

いきなりchatGPTをはじめとした生成AIツールを使うのは心配…という人は、Googleドキュメントを使った添削もおすすめです。

Googleドキュメントでは、英文を好きなように入力していくだけで、AIを活用したスペル・文法の自動チェックができます。

利用に必要なものはGoogleアカウントだけ。ログインして新しい文書を作成し、なんでもいいので、自分が表現したい英文やスキルチェックのために用意した和文を基に英文を書いてみましょう。

メニューバーの「ツール」→「スペルと文法のチェック」を選択すると、どこでスペルや文法を誤っているかが一目で分かるようになります。

シンプルかつ使いやすさ抜群のツールなので、英語添削アプリで力をつけた後にGoogleドキュメントで英文日記をつけてみる・論文を書いてみるなど、発展的なライティングに活用してみるとよいでしょう。

【FAQ】英語添削アプリに関するよくある質問まとめ

最後に、英語添削アプリに関するよくある質問をまとめてみました。

大学で英語版の論文執筆時に活用できる英語添削アプリは?

大学によって推奨されている英語添削ツールが異なる可能性があります。

たとえば東京大学大学院工学系研究科では、GrammarlyやWritefullのような文法チェッカーを使った論文添削を紹介。千葉大学でも論文の英文添削のためにGrammarly有料版の利用権を購入し、補助ツールとして学生に利用権を提供しています。

ビジネスシーンで活用できる英語力が鍛えられる英語添削アプリは?

ビジネスシーンに特化した英語力を鍛えたい人には「レシピー」や「IDIY」がおすすめです。

レシピ-では毎日英語のニュース記事がアップされるので、常に最新のビジネストレンドを英語でつかむことができます。

自然とビジネスシーンで頻出の英単語やフレーズを吸収できるだけでなく、外国人とのコミュニケーションに使える時事ネタもキャッチできますよ。

IDIYでは英作文添削に特化したサービスを手がけていますが、自分が実際に送りたいEメールや発表する英語プレゼンの内容をチェックしてもらうことも可能です。

添削対応が柔軟なので、自分のリアルなビジネスシーンで活用できる英文を理解できるでしょう。

スピーキングの添削にオンライン英会話サービスは活用できる?

スピーキングで発音やアクセント、表現の添削をして欲しい人にとって、オンライン英会話サービスはおすすめです。

実際に外国人講師とリアルタイムに会話することで、どこで自分がつまずくのかを客観視できるだけでなく、講師から具体的なフィードバックを受け取ることもできます。

今回紹介した英語添削アプリにも、オンライン英会話でスピーキング添削ができるサービスがいくつかありました。

なかでも「ベストティーチャー」は回数無制限で24時間いつでもオンライン英会話にチャレンジできるので、英語添削アプリのなかでまずは利用してみるとよいでしょう。

英語添削アプリは無料版を使い続けるor有料版を利用する どちらがおすすめ?

英語添削アプリは無料版でずっと使い続けられるものと一部有料版になるものの2種類があります。

無料版のメリット
  • とにかく費用を抑えられる
  • 生成AIの利用など自分で試行錯誤した添削活用法を編み出せる
有料版のメリット
  • ネイティブ外国人から添削をもらえる機会がある
  • サポートが充実していて学習モチベーションを維持しやすい

大阪樟蔭女子大学の学生を対象にしたアンケート(2020)によると英語添削は学習効果において有益で、特にネイティブからのフィードバックをもらうことが英語学習のモチベーションにつながりやすい傾向にあるようです。

英語力アップに向けて学習意欲が高いうちに有料版でクオリティの高い英語添削を受けてみるのもよいでしょう。

ただし、AIを使って無料で添削ができる英語添削アプリも数多くあるので、まずは無料版を使って試してみながら検討してみてください。

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