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英語学習アプリ

英語スピーキングアプリ無料おすすめ人気比較ランキング2024年版!1人で上達しやすいのはどれ?

日本人は日本語が公用語のため、英語をナチュラルに話せるようになるためには勉強と努力が求められます。

2023年7月に国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表したTOEIC S&Wの国・地域別スコアによると、日本のスピーキングスコアは200点満点中113点であることが分かりました。

1位のイスラエル(168点)とは50点以上の差があります。また、全部で26の国と地域が紹介されているスコアランキングでは下から5番目という結果になり、上位グループにはまだまだ及びません。

中学生の英語力をチェックする「全国学力テスト」でも、英語の「話す」技能での正答率はわずか12.4%にとどまっています。4技能別に確認しても、「聞く(58.9%)」・「読む(51.7%)」・「書く(24.1%)」に比べ圧倒的に話す力が付いていないことが分かりました。

とはいえ、英語のスピーキングをなんとかしたい!という人にとって、どうやって勉強すればいいか分からないですよね。

この記事では英語のスピーキングスキルのアップに適したおすすめのアプリを紹介していきます。

英語スピーキングアプリを活用することで、好きな時にスピーキング力を伸ばすことができますよ。ぜひチェックしてみてください。

英語スピーキングアプリ無料おすすめ人気比較ランキング2024年版

それでは、スピーキング力を鍛えるためにおすすめの英語スピーキングアプリを11選紹介していきます。

アプリによってはカリキュラム別に豊富なコースも展開しています。

上位のスピーキングアプリのなかで、おすすめしたいコースと使い方についても紹介しているので、ぜひ参考にして活用してみてください。

レシピー(旧POLYGLOTS)は5年連続3冠受賞しており、満足度・継続度が高い!導入されているAIは200万人の学習データを保有

レシピ-ではネイティブスピーカーの発音と聞き比べてフレーズや単語の発音をチェックできる機能があります。

発音は常にAIがスコア化するだけでなく、うまく発音できていない部分を赤字で分かりやすく表示。

法政大学の論文(2014)によればシャドーイングをすることはスピーキング力向上の最善策とははっきり断定できていませんが、発話量アップ・発話の質に効果があることが分かっています。

レシピ-のスピーキング学習でできるシャドーイングで何度も発音をチェックしながら、ネイティブレベルのスピーキングに仕上げていきましょう。

おすすめのコースと使い方

My Recipeで毎日やるべきカリキュラムを自動生成 

学習者のレベルや学習時間、伸ばしたいスキルにあったコンテンツをAIが選び、効率良く学習できるカリキュラムを毎日提案してくれます。

スピーキング以外の技能も伸ばせる総合的なカリキュラムなので、バランス良く英語力を伸ばしましょう。

基本情報
料金(税込み)0~4,900円/月
学習内容・単語学習
・文法学習
・ニュース記事(音声付き)
・フレーズ学習 など
コース・目的・日常英会話
・TOEIC対策
機能・毎日のカリキュラム提案
・TOEIC対策カリキュラム提案
・AI発音チェック
・講師による英作文添削
・オリジナル単語帳
無料体験なし
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS4.5)
Google Play 4.3)

PlangはAIによる音素単位での発音分析・矯正で確かなスピーキング力を養う

Plangは豊富な機能を搭載したスピーキングアプリで、AIが自動作成する学習カリキュラムで効率よくスキルアップを目指せます。

ドラマやアニメなど20万以上の映像コンテンツを使用しており、ネイティブの英語を真似ることで実際に使える自然な英語を習得可能。

AIによる音素単位での発音分析や発音矯正、英文添削・フィードバックを行ってもらえるので、間違いを把握して正しい英語を理解することができます。

また、デイリーフリートーキング機能では、入国審査やホテル予約など海外旅行で実際に役立つスピーキング練習が行える点も嬉しいポイントです。

おすすめのコースと使い方

毎日20分間のレッスンを継続することで実力アップ
レベルテスト機能で学習者の英語力を測定し、AIが個々にぴったりの学習カリキュラムを作成します。

1日20分のレッスンを継続し、添削やフィードバックを理解しながら学習を進めることで、スキルアップが期待できるのです。

基本情報
料金(税込み)【Plang Premiumプラン】
1ヶ月:1,950円
1年:12,900円
学習内容・シャドーイング
・英作文添削
・音声添削
コース・目的フリー
機能・レベルテスト機能
・シャドーイング機能
・AIによる英文添削・発音矯正
・AIによるフィードバック
・デイリーフリートーキング機能
・AI単語コーチ
無料体験あり(3日間)
対応OS
※評価は24年3月時点参照
iOS4.7)
Google Play4.8/10万件~)

スピークバディは最高3,300円とコスパ良く、AIが毎日の学習状況とレベルに合わせたカリキュラムを提案

スピークバディの魅力は、豊富なコンテンツや機能を使えるのに最高3,300円とコスパがいいところ。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの動向調査(2017)によると、オンラインで英語を学習する人の一月あたりの利用料金は平均7,327円(税込み)とされているので、その半額程度で学習できるのは魅力的ですよね。

AIが毎日の学習状況とレベルに合わせたカリキュラムを提案してくれるほか、忘却曲線を考慮した復習機能・視覚的にもリアルな会話シーンの提供など、はじめてのスピーキングアプリとしてもおすすめしたい機能ばかりそろっています。

おすすめのコースと使い方

2023年秋リリースのバディチャットで実践的なフリートークを体験

OpenAIを活用した文章生成AIバディとタッグを組んで、より自由で実践的な会話演習を行うことができます。シチュエーション別にシナリオを飛び越えた英会話を実現しましょう。

基本情報
公式Store
タップするとStoreへ移動→
iOS 4.7)
Google Play 4.0)
料金(税込み)0~3,300円/月
学習内容・単語学習
・リスニング
・会話
・英作文
・応用練習
コース・目的・日常会話
・ビジネス
・海外旅行
・ニュース英語
・オンラインの友人
など800以上
機能・AIによる個別カリキュラム作成
・AIとの英会話レッスン
・AI発音チェック
・AI選定の復習機能(ユニットテスト)
・レベルチェックテスト
・パーソナル発音トレーニング(iOS)
無料体験あり(3日間)

Speakはハーバード大学やスタンフォード大学で学習経験がある専門家チームが開発

Speak出典:Speak

ハーバード大学やスタンフォード大学で学習経験がある専門家チームが開発したこちらのアプリでは、高精細なAIを活用して、スピーディかつ正確な音声認識と音素単位の解析フィードバックを提供しています。

情報処理学会で発表された論文(2015)によると、ゲーミフィケーションの概念を導入した機能は学習継続の観点においてポジティブな結果を得られることが分かっています。

Speakでは他のユーザーと学習記録や実践結果を競い合える「チャレンジモード」を搭載。参加して参加者同士のモチベーションを高めていきましょう。

おすすめのコースと使い方

スマートレビューをチェックして最適なタイミングで復習

学習状況が都度自動で記録されるスマートレビューをチェックして、最適なタイミングで出題される復習レッスンを受けましょう。

基本情報
料金(税込み)0~6,800円/月
学習内容・今日のレッスンビデオ
・スピーキング練習
・実践会話
コース・目的・日常英会話
機能・チャレンジ機能
・AIリアルタイムチェック
・学習記録、復習レッスン機能
無料体験あり(7日間)
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.6)
Google Play 4.4)

Real英会話

Real英会話出典:Real英会話

Real英会話は現在Google Playではリリースされておらず、iPhoneユーザーのみが利用できます。

日常英会話で登場する頻出フレーズを3,200以上収録しているほか、リクエストにこたえて都度新しいフレーズを更新してくれます。

買い切りなので毎月費用がかかることもなく、比較的安価にスピーキング学習を続けることも可能です。

知りたいフレーズがない場合はフレーズリクエストで質問すると、アプリ作成者であるネイティブの英会話講師が回答してくれます。

基本情報
料金(税込み)1,200円(買い切り)
学習内容・フレーズ学習
・発音練習 など
コース・目的・日常英会話
機能・4種類のクイズゲーム
・自動再生モード
・フレーズリクエスト、掲示板
無料体験なし
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.6)

ELSA Speak

ELSA出典:ELSA

メインのレッスンは英語講師Youtuberのサマー先生が提供しています。先生の声で実際の会話をしているように楽しめる対話式レッスンから、単語のアクセント練習なども搭載されており、英語の発音を徹底的に矯正するにうってつけのアプリです。

音素レベルまでAIが発音を評価してくれるほか、学習時間と発音スコアはすぐに可視化されるため、モチベーション高く学習を続けることができますよ。

基本情報
料金(税込み)0~1,400円/月
学習内容・レッスンプラン
・スピーキングチャレンジ
コース・目的・日常英会話
・海外旅行
・ビジネス英会話
・試験対策 など
機能・簡単ネイティブ度チェック
・言語ゲーム
・スピーチテスト
無料体験あり
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS([jinstar4.6 color=”#ffc32c” size=”16px”] 4.6)
Google Play 4.5)

発音検索!英語辞書イーモン

名前の通り、英単語の発音記号や音節を表示して実際のネイティブ発音をチェックできる英語辞書アプリです。

スピーキングのチェック機能はありませんが、スピーキングするうえで気になる発音やアクセントについて辞書で調べることができます。

発音記号を学んでおいて発声練習をしたり、ネイティブの音声付き例文でシャドーイングの練習をしてみることも可能です。

英検1級レベルまでの約2万語のラインナップがあるので、気になった単語は調べてみましょう。

基本情報
料金(税込み)0円/月
学習内容・発音検索辞書
・ネイティブ音声の例文表示
コース・目的特になし
機能・検索候補表示
・発音記号、音節表示
無料体験なし
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.0)

スタディサプリENGLISH

スタディサプリENGLISHはディクテーションやシャドーイングの機能を活用してスピーキング力を効率良くアップできるアプリです。

ドラマ仕立てのストーリーが気になる対話レッスンもあり、実際のシーンでも役立つフレーズを知れるほか、興味関心をもってスピーキングレッスンに取り組むことができますよ。

外部サービスと連携させて外国人講師とのリアルなオンライン英会話プランも選べるので、AIだけでなく人とも英会話の練習をしたいという人にぴったりのスピーキングアプリです。

基本情報
料金(税込み)2,178~8,984円/月
学習内容・ドラマ式レッスン
・映像講義
・クイズ、単語・イディオムチェック
・ディクテーション
・キーフレーズチェック
・瞬間発話プラクティス
・重要表現チェック など
コース・目的・TOEIC L&R TEST対策
・新日常英会話コース
・ビジネス英語コース
機能・学習記録の可視化
・ディクテーション/シャドーイング
・ゲーミフィケーション機能
・専属コーチによるコーチングプラン
・外国人講師とのオンライン英会話プラン
無料体験あり(7日間)
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.2)
Google Play 4.0)

トーキングマラソン

英単語を多数収録しているアルクのキクタン英会話をベースに開発された、話す専用のトレーニングができるスピーキングアプリです。

75,000語のトーキング練習ができるため発話量をしっかり確保できるほか、瞬間英作文を練習させる6秒レスポンスのモードがあり、瞬発力をもって発話する力をつけられます。

また、リアルな英会話でさらに力をつけるために、毎月ユーザーに25分のオンライン英会話チケットを配布。提携する外部のオンライン英会話サービスを利用して自分のレベルアップを実感してみましょう。

基本情報
料金(税込み)4,378円/月
学習内容・6秒レスポンス
・パターンプラクティス
コース・目的・日常英会話
・海外旅行
・ビジネス英会話 など
機能・フラッシュトレーニング
・オンライン英会話無料チケット毎月送付
無料体験あり(14日間)
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.0)
Google Play 3.7)

シャドテン

このアプリはシャドーイング機能に特化したスピーキングアプリです。

特にビジネスに役立つ教材を300以上取りそろえ、英語のプロフェッショナルが毎回の音声をフィードバックしてくれます。

また、登録時にはリスニング力診断を実施して、レベルに合った教材を提案。無理なく続けることが可能です。

費用は高いですが、本格的にスピーキングを鍛えたい人にはコーチング指導を受けられるシャドテンがおすすめです。

基本情報
料金(税込み)21,780円/月
学習内容・シャドーイング
コース・目的・ビジネス英会話
・日常英会話 など
機能・シャドーイング添削機能
無料体験あり(7日間)
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 4.0)
Google Play 3.4)

英語発音ドリルAtoZ

完全無料の英語発音ドリルAtoZは、子供から大人まで手軽にリスニングとスピーキングを学べるアプリです。

難易度を選べるので無理なく学習できるほか、お手本の発音と自分の発音を聞き比べたり、音声波形の比較チェックもできます。

発音スコアは常に表示されるので、毎回の発声をクイズ感覚で楽しく身につけていきましょう。

基本情報
料金(税込み)0円/月
学習内容・スピーキング
コース・目的・子ども向け
・受験対策 など
機能・お手本と自分の発音の比較機能
・クイズ形式 など
無料体験なし
対応OS
※評価は23年9月時点参照
iOS 2.9)
Google Play 3.4)

英語スピーキングアプリの初心者でも失敗しない選び方

おすすめの英語スピーキングアプリを紹介する前に、まずは失敗しない英語スピーキングアプリの選び方を紹介します。

英語スピーキングアプリの失敗しない選び方
  1. 対人でのスピーキングが恥ずかしい人はAIで一人の練習も可能
  2. スピーキングを練習する目的を明確にする
  3. 無料で学習するか、有料アプリに課金をするか考える

それぞれについて詳しくチェックしていきましょう。

対人でのスピーキングが恥ずかしい人はAIで一人の練習も可能

英語スピーキングアプリは練習相手が人とは限りません。

あなたの発音やアクセントを正確に聞き取り指摘してくれるAIが対応してくれるアプリもあります。

対人でのスピーキングが恥ずかしい、自信がないという人は、AIを相手にしたスピーキングアプリを使って一人で練習することも可能です。

練習相手が人間かAIかはスピーキングアプリを選ぶ上での大きな軸となりそうです。

スピーキングを練習する目的を明確にする

日本で普通に生活しているだけでは、そこまで英語を話さざるを得ない場面はありません。

しかしスピーキングを伸ばしたい!と考える人たちには、それぞれの事情があるはずです。

「なぜスピーキングを練習したいのか?」を今一度自分のなかで振り返り、その勉強目的を明確にしましょう。

人によって練習する目的はさまざまありますが、主な目的は次のとおりです。

仕事で英語を話す場面がある(海外からの電話対応/プレゼン発表/海外出張…など)

もともと会社員の場合は、キャリアアップや異動などの都合でいきなり英語を使う職場に変わることもあります。また、海外赴任を目指したい人もスピーキングをアピールするために練習しなければいけません。

仕事で英語を使う人は「ビジネス英語」に特化したカリキュラムを受けるとよいでしょう。日常では触れられない英単語やフレーズも学ぶことができます。

まだ学生で就活中の人や転職先を探している人も、英語を使う企業へのアピールポイントとしてスピーキング力は十分効果があります。アピールできるだけのスピーキング力を鍛えるためにアプリでビジネス英語の勉強をしておきましょう。

留学や海外インターンシップに挑戦したい

学生や社会人で海外留学にチャレンジするためにスピーキング力をある程度鍛えておきたい、という人もいますよね。

また、海外の大学で求められる試験に合格するためスピーキングの試験対策をしたいという目的もあるでしょう。

学業を目的にスピーキングを鍛えるならば、スコアアップを狙った試験対策カリキュラムや留学中に使える日常フレーズなどを中心に学んでおくとよいでしょう。

すでに学部やインターン先が決まっているなら、特定の学業や職業に関する用語を覚えて話せるようにしておくと◎です。

海外旅行に行きたい

海外旅行ではお店やホテル、空港などでよく使われるフレーズやシチュエーションの会話を覚えておくと便利です。

「これさえ覚えておけばいい」範囲に絞ってスピーキングの練習をしておけば、いざという時も不安なく現地の人と英語でやり取りができるでしょう。

無料で学習するか、有料アプリに課金をするか考える

最後に判断するべき選び方の軸は、アプリにお金をかけるかどうか。

無料でも学習できるスピーキングアプリはいくつかあるため、お金をかけずともスピーキング力を伸ばすことは可能です。

しかし効率良く鍛えたい人には、プラスαの機能やサービス、カリキュラムが提供される有料版アプリに課金することをおすすめします。

ある程度予算も決めておけば、いざ課金するとなったときの目安もできますよ。

英語スピーキングアプリを使うメリットとは?アクセントや発音も細かくチェックできる?

まずは英語スピーキングアプリを使うメリットについてお伝えします。

英語スピーキングアプリを使うメリット
  1. 場所や時間を選ばず取り組める
  2. 発音やアクセントを細かくチェックできる
  3. 無料のスピーキングアプリでも学べる
  4. 対面じゃないから緊張感が和らぐ

それぞれについて詳しくチェックしてみましょう。

メリット①場所や時間を選ばず取り組める

アプリはスマホまたはタブレットでダウンロードするだけ。どこかの教室に通う必要も、自宅のPCで受講する必要もありません。

仕事で忙しい社会人も塾の前の学生も、場所や時間を選ばずにサッとアプリを起動させて勉強できるところが最大の魅力です。

決まった営業時間などもないため、深夜や早朝など好きな時間帯に勉強時間を確保して取り組むこともできます。

自由度の高さこそ、英語スピーキングアプリが継続して勉強できると評価できる理由になります。

メリット②発音やアクセントを細かくチェックできる

英語スピーキングアプリには、自分が発した音声を聞き取って発音やアクセントを細かくチェックしてくれる機能が備わっています。

島根県立大学の論文(2019)によると、オンライン英会話を受講する回数が多いほど、英語の「発音」におけるスピーキング能力にプラスの有意傾向があることが分かっています。

オンライン英会話に限らず、スピーキングアプリを使って発声練習を繰り返していくことで英語の発音やアクセントを習得することは十分可能でしょう。

スピーキングでやはり懸念となるのは発音やアクセントの矯正です。日本語とは異なる舌の使い方や発声が求められるため、慣れるまでたくさん修正点が出てくるでしょう。

実際にネイティブ講師の人にチェックしてもらうことも効果を期待できますが、スピーキングアプリであればAIが正確に発音やアクセントを聞き取り、「どこの部分でつまずいたか」「どのような発音をするべきか」をすぐに指摘してくれるのが魅力的です。

メリット③無料のスピーキングアプリでも学べる

英語のスピーキングアプリのなかには課金不要の完全無料で使えるアプリも。

費用をかけずにスピーキングを鍛えたいという人にとってスピーキングアプリはうってつけの勉強法です。

もちろん、完全無料でできるアプリは有料版と比べると使える機能やサポートが少ないかもしれません。それでも基本のサービスは利用できるので、気になったら利用してみてください。

まずは無料で使ってみて、成果があると実感できれば課金をしたり有料版のアプリを購入してみるのもよいでしょう。

メリット④対面じゃないから緊張感が和らぐ

英語スピーキングアプリは発声練習をする機能のほかに、実際に相手を想定した英会話を実践できる機能があるアプリもあります。

英会話の練習相手には外国人のネイティブ講師のほか、アジア圏の非ネイティブ講師や、自分のセリフに応えてくれるAIを利用することも可能です。

いずれもアプリを使ってオンラインでやり取りをすることになるので、対面での英会話じゃないからこそ、緊張感も和らいで気軽にスピーキングの練習をすることができます。

自分のスピーキングに自信がないうちでも、勇気を持って英語を話すことにチャレンジができるでしょう。

英語スピーキングアプリで培った実力はどうチェックする?

ここまで、おすすめの英語スピーキングアプリについて紹介しました。

英語スピーキングアプリを実際に使ってみると、「自分のスピーキング力がアップしたな」と実感することもあるでしょう。

しかし実際にどれくらい伸びたか実力を確かめてみたいですよね。

英語スピーキングアプリで培った実力は、主に次のような方法で確かめることができます。

それぞれについて詳しくチェックしていきましょう。

①アプリのスピーキングテストを活用してスコア化する

スピーキングアプリのなかにはAIを使ったスピーキングテストを実装しているアプリもあります。

この記事でおすすめとして紹介した「スピークバディ」でも、レベルチェックテストとしてスピーキング力をチェックすることができます。

スコア化することで目標までどれくらいのレベルが足りていないのかを客観的に知ることができ、学習の継続やさらなるモチベーションアップにもつながるでしょう。

続いて紹介する外部試験と比べ、費用負担がほぼゼロ(無料)のアプリが多い点や、5分や15分などの短時間で受験が終了できる点、そして結果が受験後すぐに分かる点など、アプリならではのメリットがあります。

外部の測定試験は受験費用もかかり日時や会場も指定される場合があるため、目標スコアに達成できる自信がつくまではアプリのスピーキングテストを活用して日々のレベルアップを実感していくとよいでしょう。

②外部のスピーキングテストを受けてスコア化する

公式の外部試験を受けてスコア化するという手もあります。アプリのスピーキングテストとは異なり「公的に評価されたスコア」という価値があるため、企業や留学先にスピーキング力をアピールすることにもつながりますよ。

実際に「TOEIC Speaking&Writing Tests」を社内評価として使用している企業のアンケート結果(IIBC調査、2019)によると、テストを採用する理由に「必要な英語力を適切に測ることができる(64.4%)」と挙げる企業が多いことが分かっています。

スピーキング力をスコアなしにアピールするよりも、企業が社内評価の指標として採用している外部の試験を受験してみると、効率良く自身のキャリアアップやキャリアチェンジにつなげることが可能です。

企業によっては受験費用を会社が負担したり、勤務時間内にテストを受験できるよう調整できるところもあるので、自社で英語資格に関する福利厚生や社内体制が整っていないかチェックしてみましょう。

③英会話カフェやサークルに参加して実際に会話してみる

実践として英会話カフェや英会話サークルに参加して、外国人や英語を勉強する人たちと会話してみるのもよいでしょう。

本当のスピーキング力が試されるのは実践の場のみです。とはいえ、英会話カフェやサークルであればある程度自信がついてきた段階でも挑戦がしやすい環境になっています。

英会話教室に通うよりも低価格で参加できる手段なほか、カフェやサークルで同じくスピーキング力を鍛えたい仲間が見つかるきっかけにもなりますよ。

【FAQ】おすすめの英語スピーキングアプリに関するよくある質問

最後に、おすすめの英語スピーキングアプリに関するよくある質問をまとめました。

英語スピーキングアプリは無料でも効果がある?

無料の英語スピーキングアプリでも十分に効果を期待できます。

お金をかける・かけないが重要ではなく、選んだスピーキングアプリをどれだけ継続することができるかがポイント。

継続するためにはスピーキングアプリのサービス内容や使いやすさも影響するため、お金のかからないアプリだとこの要素の影響が大きくなりやすいですが、学習者自身のモチベーションや継続するための工夫も大切です。

無料のスピーキングアプリとはいえ、毎日コツコツ続ける気概で英語スピーキングを続けていくことを心がけましょう。

中学生におすすめの英語スピーキングアプリは?

中学生におすすめしたいスピーキングアプリは「英語発音ドリルAtoZ」です。

子供でも中学生でも利用できる分かりやすいアプリというだけでなく、費用がかからないのは保護者にとっても嬉しいポイントでしょう。

フレーズひとつひとつの発音をしっかり矯正できるので、中学生のうちに発音やアクセントを修正しておくのにおすすめのアプリです。

海外旅行の出発前に勉強しておくべき英語スピーキングアプリは?

海外旅行の出発前におすすめしたいスピーキングアプリは「スピークバディ」と「トーキングマラソン」です。

いずれも海外旅行を想定したシチュエーションのフレーズを収録しているので、実際の現場で使われやすい英会話を学べるのがポイントです。

スピークバディはAIが相手になって緊張感なくスピーキングの練習ができます。一方でトーキングマラソンも同じくAIを相手にしたスピーキング練習ができますが、特徴は「6秒でレスポンスしないといけない」仕様があること。

実際の英会話のシーンのように相手の反応を受けてすぐにレスポンスやスピーチができる瞬発力を身につけることができます。

トーキングマラソンはスピークバディよりも費用がかかりますが、提携する外部オンライン英会話サービスでのレッスンチケットを毎月1枚配布しているので、コスパ良く話す力を身につけられるアプリと言えるでしょう。

※当ページにて記載されている内容は執筆時点での情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。