本記事では、オンライン英会話歴4年の筆者が『hanaso』を体験してみた感想を、超リアルにお伝えしていきたいと思います!
- オンライン英会話歴4年で、複数オンライン英会話の受講経験あり
- 独学でTOEIC 450点 → 905点を達成
- 英会話力ゼロ → 英語を強みに転職成功(教育機関で翻訳等)
- 語学分野のフリーランスとして独立、国内外の企業とグローバルに働く
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またミツカル英会話は教育情報サイト”リセマム“のグループブランドとして、英会話に特化した発信を日々続けています。
まず結論から… hanaso は【有名英語講師・関正生先生監修!丁寧に練られた教材&独自の復習メソッドが魅力のオンライン英会話サービス】でした!
hanasoは、累計300万部突破のベストセラー『世界一わかりやすい』シリーズの著者であり、スタディサプリ講師としても有名なカリスマ英語講師・関正生先生が監修するオンライン英会話サービスです。
教材に含まれる英文フレーズは、すべて関先生とスタッフにより精査されたものだけを採用しています。英語のプロたちが熱意を込めて作った教材を活用し、効率的に英会話を学べるのが、hanasoの魅力です。
さらに、関先生監修の復習に特化した “hanasoメソッド” も強みです。
単に「レッスンを受講して終わり」ではなく、学んだ内容を何度も復習することによって、知識を確実に定着させることができます。
このような有名講師のノウハウとこだわりがたっぷり詰まったサービスを、1レッスン233円〜と低コストで受講することができるのは、素晴らしいですね。
- 有名英語講師・関正生先生監修のこだわり抜いた教材
- 復習特化型の “hanasoメソッド” で効率的に英語力が向上
- 英会話初心者も安心できる丁寧なサービス内容
それでは以下より、筆者が実際にレッスンを受講した体験をもとに、hanasoについて詳しく解説&本音レビューしていきたいと思います!
hanasoを実際に体験して、項目別に評価してみた結果!
講師の雰囲気・人柄は?とにかく熱意がすごかった
評価: (4.0)
優しく熱意あふれる講師陣
hanasoでは、多くの他オンライン英会話と同様に、フィリピン人講師を採用しています。フィリピン人は親しみやすく、ホスピタリティに溢れた国民性を持っており、英会話初心者も安心してレッスンを受けることができます。
筆者がhanasoのレッスンを体験した際も、講師は笑顔で明るい挨拶で迎えてくれ、和やかな雰囲気のレッスンを受けることができました。また、生徒の理解度に合わせてレッスン方法を臨機応変に工夫してくれるなど、教える意欲が高い先生が多かったことも好印象でしたよ。
なお、hanasoでは、レッスン予約時に「講師への要望」を詳しく入力できるのも便利なポイントです。
以下のように、細かい要望(発音修正・文法修正・チャットボックスの使用・自己紹介やスモールトークの有無)を事前に講師に伝えておくことができます。
英会話初心者にとって、レッスン中に英語で要望を伝えることは難しいことですよね。そのため、事前に講師にリクエストを送ることができるこのシステムは、初心者にとっても安心感が大きいのではないでしょうか。
講師の満足度は全体的に高かったのですが、1点だけ注意点を挙げておきます。
hanasoの講師は、自宅からレッスンを行っています。そのため、レッスン環境が講師によって大きく異なり、以下のようなケースが発生する可能性があります。
- 接続状況が悪い
- 生活音が入ってくる
実際に筆者も、レッスン途中に、講師のお子さんが「ママ〜!」と突然画面に入ってくる状況に遭遇しました(笑)
この時は、その後すぐにお子さんがフレームアウトしてレッスンが再開したので、特に大きな問題はなかったのですが、このような自宅レッスンならではのトラブルが発生する可能性があることには注意が必要です。
この点が気になる方には、QQEnglishやイングリッシュベルなど「自社オフィスからレッスン提供をしているプラットフォーム」を検討することをおすすめします。これらのプラットフォームは高速回線を備えており、接続トラブルも少なく、安定したレッスン品質を期待できると思いますよ。
講師の英語レベルは非ネイティブならではの強みがあった!
評価: (4.0)
非ネイティブでも高い英語運用能力
先述の通り、hanasoの講師陣は全員フィリピン人です。フィリピン人は英語の非ネイティブスピーカーでありながら、その英語運用能力は、国際的にも高く評価されています。
フィリピン人が優れた英語能力を持つ理由は、フィリピンの公用語が英語であること、幼少期から英語に自然に触れる環境で育つこと等が挙げられます。
今回筆者がレッスンを受けた中でも、アメリカ英語に近いきれいな発音で、非常に聞き取りやすい英語を話す講師がほとんどでした。「非ネイティブスピーカーだから困った」という状況には遭遇しませんでしたよ。
また、フィリピン人講師は英語を第二言語として学んできたからこそ、以下のメリットもあります。
- 学習者と同じ立場から共感できる
- 英語学習に関する実用的なアドバイスを提供できる
これらは、生まれたときから「母国語としての英語」を習得してきたネイティブ講師には、欠けている要素ですよね。
筆者の個人的な経験なのですが……オンライン英会話でネイティブ講師に「おすすめの英語学習法はありますか?」と尋ねても、ごく一般的なアドバイスが提供されることがほとんどでした。例えば「海外ドラマや洋楽を楽しんで英語に触れよう」といったものですね。
もちろん、アドバイスの内容自体は正しいのですが、もう少し具体的なアドバイスがほしいと感じることもありました。
その点で、フィリピン人講師は自身も第二言語として英語を学んだ経験から、より具体的なアドバイスを提供してくれることが多いように感じます。このように、非ネイティブスピーカーならではの強みもあると感じましたよ。
教材の質・レベルは有名英語講師による監修教材などあってレベルが高かった
評価: (4.5)
有名英語講師「関正生先生」監修のオリジナル教材
hanasoの最大の魅力は、なんと言っても「関正夫先生監修のオンライン英会話サービス」であることでしょう。
関先生は、累計300万部を突破したベストセラー「世界一わかりやすい」シリーズや、スタディサプリ講師としても有名な方ですね。まさに日本の英語教育界における “カリスマ的存在” と言うことができます。
hanasoでは、そんな関先生監修の教材が全5種類用意されています。
- 英会話フレーズ
- 旅行英会話
- ビジネス英会話
- 発音トレーニング
- TOEICボキャブラリ
一般的なオンライン英会話の場合、教材で「機械的で単調な例文が繰り返されるだけで、学んだことが頭に残りづらい」と感じたことはありませんか?
hanasoの関先生監修教材に登場するフレーズは、すべて関先生とスタッフで何度もミーティングを重ね、精査されたものだそうです。英語のプロたちが熱意を込めて考案した「血の通う教材」を使って学ぶことができるのは、とても魅力的ですよね。
さらに、初心者向けに「講師に質問するときに使える英語フレーズ」や「意思表示をするための英語フレーズ」も収録されています。
オンライン英会話を始めたばかりの時は、言いたいことをうまく表現できない “もどかしさ” を感じることも多いでしょう。これを1つずつ解消するための丁寧なサポートがあるのも、hanasoの強みと言えます。
※参照元:オンライン英会話hanaso 3つの特長(hanaso公式)
また、これらの教材は、同じく関先生監修の『hanasoメソッド』に連動しています。hanasoメソッドとは、レッスン後の復習に特化したオリジナルメソッドです。
重要フレーズを習っただけで終わりにせず、何度も反復することで、しっかりと「使えるフレーズ」として定着させていくことを目指します。
(※hanasoメソッドについては、詳しくこちらで解説しています。)
関先生監修による、hanasoオリジナルの「高品質な教材」と「復習メソッド」で、効率的に英語力を身に付けていくことができそうです!
レッスン以外の学習コンテンツはどうだった?
評価: (4.0)
スキマ時間に学べるフレーズ&英単語が便利!
hanasoでは『今日の英会話フレーズ』と『今日の英単語』を日替わりクイズ形式で出題しています。マイページ上に以下のように表示されており、ちょっとしたスキマ時間を使って、無理なく勉強することができますよ。
とてもシンプルなコーナーですが、侮るなかれという内容でした!
これをパッと英語で言えるという人は、多くはないのではないでしょうか?
答えはワンクリックで確認することができますが、正解とともに、音声・日本語解説・レッスン教材との連動まで示されており、とても手厚い内容でしたよ。
最近では、レッスン以外の学習コンテンツをかなり豊富に取り揃えているプラットフォームも多いです。しかし、選択肢が多すぎても、何に取り組むべきか逆に悩んでしまいますよね。
hanasoでは、フレーズと英単語のクイズをそれぞれ1日1問だけ取り組めばよいので、非常にシンプルで迷うことがなく、継続しやすいと感じました。
扱われているフレーズは、どれも実用的なものばかり。毎日のちょっとしたスキマ時間に目を通すだけで、便利な英語フレーズのストックを増やしていくことができそうだと感じました!
料金とコストパフォーマンスについて個人的な評価!
評価: (3.5)
学習スタイルに合わせて選べる豊富な料金プラン
hanasoでは、ユーザーの学習スタイルに合わせて、全8種類の料金プランから選択することができます。
なお、2023年10月16日にリリースされた、発話レベルをAIが判定するオプションサービス『AIアセスメント付きプラン』は、通常プランに月額990円(税込)を追加で利用可能です。
(※AIアセスメント付きプランについては、こちらで詳しく解説しています。)
詳しい月額料金ラインナップは、以下のとおりです。
プラン名 | 通常プラン(税込) | AIアセスメント付きプラン(税込) | 他社同等プラン(税込) | |
回数プラン | 月8回 | 4,980円 | 5,970円 | レアジョブ:4,980円 DMM英会話:5,450円 |
月12回 | 6,780円 | 7,770円 | ||
月16回 | 7,980円 | 8,970円 | ||
毎日 | 毎日25分 | 7,980円 | 8,970円 | NativeCamp:6,480円 DMM英会話:7,900円 レアジョブ:7,980円 |
毎日50分 | 14,480円 | 15,470円 | DMM英会話:12,900円 レアジョブ:12,980円 |
|
週2日 | 週2日25分 | 4,980円 | 5,970円 | |
週2日50分 | 7,980円 | 8,970円 |
競合サービスでは見られないプラン設定も多く、学習者のさまざまなニーズに合わせたプランが用意されているように感じました。
なお、契約しているプランの回数を超えて受講したくなった場合、追加でレッスンチケットを購入することも可能です。
枚数 | 金額(税込) | レッスン単価(税込) |
5枚 | 3,300円 | 660円 |
10枚 | 6,050円 | 605円 |
15枚 | 8,250円 | 550円 |
※購入日から90日間有効。
※参照元:料金プラン(hanaso公式)
料金に関しては、特別高くも安くもなく、オンライン英会話としてはごく平均的な水準だと思われます(月額料金ラインナップの「他社同等プラン」を参照)。
hanasoよりも低価格のオンライン英会話は複数あるため、とにかくコストを抑えたい方にとっては、ネイティブキャンプやweblio英会話といった格安サービスの方がおすすめです。
以下のような強みに魅力を感じた方にとっては、hanasoがおすすめです!
- 有名英語講師・関正生先生監修による充実の教材
- レッスン後の復習もしっかりサポートする “hanasoメソッド”
- 学習ペースに合わせて選べる豊富な料金プラン
有名英語講師・関先生監修のオリジナル教材やメソッドを活用できるという点では、コストパフォーマンスに優れたオンライン英会話だと感じましたよ。
受講のしやすさ・利便性
評価: (3.5)
学習スタイルに合わせて選べる料金プランが◎
hanasoのオンラインレッスンでは、SkypeもしくはZoomを使用します。
最近のオンライン英会話において、多くのプラットフォームでは独自のレッスンシステムやスマホアプリを開発・導入しています。その場合、以下のような機能を備えていることが多いです。
- 講師の顔・テキスト・チャットボックスが一画面表示
- 英和辞書機能
- 困ったときのフレーズ集
- 接続不良時のトラブルシューティング
しかし、SkypeやZoomだと、一般的なオンライン通話システムなので、このような便利機能を備えていません。そのため、以下のようなデメリットがあることに注意しましょう。
- 最初にダウンロード・動作確認をしておく必要がある
- テキストを別画面で開いて表示させる必要がある
- トラブル時に自分で対処する必要がある
筆者個人的には、これまで多くのオンライン英会話を試してきた経験もあり、便利な機能を備えたレッスンシステムに慣れていたため、この点は少し寂しく感じてしまいました。
ただしZoomに関しては、コロナ禍以降、日常・仕事のさまざまな場面で使うケースも多く、使い方に慣れているという方も多いかもしれませんね。
ZoomやSkypeでもチャットボックスを使うことはできますし、テキストは別画面で開き、以下のように並べて表示することで、一度に確認することができます。
※筆者の実際のレッスン受講時の画面。
左にZoom画面とチャットボックス、右にテキストを並べて表示させています。
これで、多くのプラットフォームと同様の一画面表示になりました!
操作に慣れさえすれば、そこまで大きなデメリットではないように感じましたよ。
さらに、レッスン中に困ったときのトラブル対応として、hanasoでは以下のサービスを提供しています。
英会話初心者向けに、オンラインレッスンで覚えておくと便利なフレーズ集が用意されています。具体的には、以下のようなフレーズが収録されています。
- 自己紹介・レッスン開始時に使えるフレーズ
- レッスン中に困ったときに使えるフレーズ
- 接続トラブル時に使えるフレーズ
- あいづち・リアクション
PDFの分量は10ページにわたる充実した内容で、それぞれのフレーズには音声も収録されており、発音・イントネーションを確認することもできます。
さまざまなオンライン英会話を受けてきた筆者ですが、ここまで丁寧な初心者のサポートツールは、これまで出会ったことがなかったです。オンライン英会話が初めての方にとっても、安心してスタートすることができそうですね。
hanasoの無料会員登録すると、以下3種類のレッスンスターターキット(PDFのテキスト)を受け取ることができます。
- 旅行英会話フレーズ集 <全50フレーズ>
- 無料体験レッスン用テキスト
- Skypeセットアップガイド
※参照元:無料会員3大特典1:レッスンスターターキット(hanaso公式)
ファイル形式はPDFで提供され、とても見やすくまとまっていました。
特に『Skypeセットアップガイド』は、操作手順が画像付きで丁寧にまとめられており、はじめて使う方にも安心ですね。
最後に、hanasoのサービス提供時間は6時〜25時となります。
日本時間の深夜帯については、受講不可となるため要注意です。
また、フィリピンの祝日など、年間数日ですが休講日もあります。
ただし休講日は、以下のようにマイページ上で事前通知がありますよ。
まとめると、hanasoでは「多機能な独自レッスンシステムはない」や「受講不可の時間帯がある」というデメリットがありつつも、日系企業らしい丁寧なサポートが行き届いており、大きな問題なく利用できそうだと感じました!
実際に体験した内容を元におすすめできる4つの教材について徹底解説!
『英会話フレーズ(関正生 監修)』を受講して、迷ったらまずはコレ!実践的なスピーキング力を鍛えたい初心者〜中級者にピッタリの教材だと感じた!
『英会話フレーズ(関正生 監修)』は、以下の特徴を持つコースです。
- 有名英語講師・関正生先生監修のオリジナルテキスト
- 日常生活の様々なシーンを厳選、実践的なフレーズが学べる
- 独自の復習システム(hanasoメソッド)で効率的に力をつける
※参照元:レッスン内容・教材 英会話フレーズ(hanaso公式)
本テキストは、初級編と中級編に分かれています。初級編は全91ユニット、中級編は100ユニットもの教材が用意されており、かなりのボリュームがある教材です。
- 初級編:練習ステージと6つのステージ
- 中級編:5つのステージ
まずはじめに、初級編・練習ステージを受講します。その後、レベルチェックを行い、その結果を参考に、自分に合ったステージを進めていく流れとなります。
初級編のステージ0では「レッスンで使われるフレーズ」からスタートし、以下のような、オンラインレッスンでよく使う便利表現を学ぶことができますよ。
- 講師に聞き返す時のフレーズ
- 質問するためのフレーズ
- 言葉が出てこない時ののフレーズ
オンライン英会話が初めての人も、まずレッスンに慣れるところからスタートできます。とても心強いですよね。他ではあまり見られない丁寧なレッスン構成は、関先生監修のhanasoならではの魅力だと感じました。
なお、中級編のステージ5(用意されている中で最もハイレベル)では「海外滞在時にスムーズに対応できる英会話レベル」を目指しており、中級者以上も役に立つ内容となっています。
自分の英語レベルに合わせて、実践的なスピーキング力を付けたい方におすすめのhanasoの王道コースだと感じましたよ。
ここからは、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
筆者は今回、中級編のテキストを選びました。
なお、余裕がある場合、マイページ上の「予約状況」から、あらかじめテキストの内容に目を通したり、簡単な予習に取り組んでおくこともおすすめです。
「予習する」のボタンをクリックすると、レッスンで学ぶ重要フレーズを予習することができます。AIアセスメント付きプランに申し込んでいる場合は、そちらの活用もおすすめです。
レッスンは、以下の流れで進んでいきます。
- Phrases of the day :今日のフレーズ
- Fill in the blanks :穴埋め問題でアウトプット練習
- Role playing :ロールプレイングでアウトプット練習
- In your oun words :英作文でアウトプット練習①
- Say it in English :英作文でアウトプット練習②
学んだフレーズを、複数のアウトプット練習をこなすことで、しっかり定着させることができそうですね。それでは実際のレッスンを詳しく解説していきましょう。
レッスンのテーマとなるフレーズを学んでいきます。実践的なフレーズとともに、例文も紹介されているため、使用するシチュエーションが想像しやすいですね。講師が先に発音するので、続いて音読していきます。
つぎに、学んだフレーズを、穴埋め問題を使ってアウトプットしていきます。簡単な会話文を、講師とロールプレイをしながら読み上げていきます。
実際にフレーズを使うリアルなシチュエーションを理解することができますね。
今度は比較的長い会話文を使って、ロールプレイを行っていきます。
ここでも一部が空欄になっているので、穴埋めをしながら読み上げていきます。
音読する時は、実際の会話シーンを頭の中で思い浮かべて、感情を込めてロールプレイを行うことで、記憶にも定着しやすくなりますよ。
レッスンで学んだフレーズを使って、今度は自分で3つずつ英作文をしてみます。アウトプット練習も、徐々にレベルアップしてきましたね。
ゼロから自分で英文を作るには、語彙力・文法力のいずれも必要になってきます。自分の知識を総動員してアウトプットする良いトレーニングですね。
間違えても大丈夫なので、まず挑戦してみましょう。その後、講師が正しい英文に添削してチャットボックスに入力してくれますよ。添削済み英文は、レッスン後に復習できるよう、メモしておくことをおすすめします。
最後のパートでは、テキストに書かれている日本語を英語にしていきます。
この時点で、レッスンで学んだ内容がしっかり理解できていれば、それほど難しくはかんじないはずです。総まとめとして取り組んでみましょう。
なお、hanasoならではの特徴として、テキストの随所に『関先生のワンポイントアドバイス』が掲載されている点が挙げられます。
英語の細かいニュアンスを、日本語でわかりやすく解説してくれていますね。ベストセラー教材を多数出版している関先生の解説を読むことで、腹落ちして理解することができそうです。
全体を通して、まさにhanasoの売りである「血の通った教材」という印象で、関先生監修のもと、実践的な英会話フレーズを効果的に身に付けられるよく練られた教材だと感じました!
- 英会話の基本フレーズをしっかり身に付けたい人
- 英語の文章がなかなか口から出てこない人
- オンライン英会話を始めたばかりの人
- 日常生活のさまざまなシチュエーションで使える英語フレーズ
- 知っている表現をスッと口から出すアウトプット力
おすすめ度:
関先生監修のもと、精査された良質なフレーズ・例文が詰まった、ボリュームたっぷりの教材でした。継続的に取り組んでいくことで、実践的な英語フレーズのストックを増やしていくことができ、スピーキングに苦手意識を持つ方でも楽しんで取り組めそうです。
なお、収録されているフレーズは、比較的シンプルで易しい表現が多いため、中上級者にとってはやや物足りなく感じるかもしれません。ただし「知っている」と「使える」は異なりますので、瞬発的なスピーキングに苦手意識を持っている方には、おすすめです。
hanasoの王道教材のため、まずは『初級編・練習ステージ』を試してみて、レベルチェックで自分にあったステージを選択しましょう!
『旅行英会話(関正生 監修)』を受講して、英会話力を向上させてもっと海外旅行を楽しみたい初級者〜中級者にピッタリの教材だと感じた!
『旅行英会話(関正生 監修)』は、以下の特徴を持つコースです。
- 有名英語講師・関正生先生監修のオリジナルテキスト
- 海外旅行中のよくある場面を厳選し、実践的なフレーズが学べる
- 独自の復習システム(hanasoメソッド)で効率的に力をつける
コロナも収束し、海外旅行や留学に行き始める人も、徐々に増えてきました。
この教材では、海外旅行中によくあるシチュエーションを取り上げ、覚えておくと便利な英語フレーズを学ぶことができます。
語彙やフレーズの「インプット」だけでなく、ロールプレイやエクササイズで実際に口に出して何度も話す「アウトプット」もしっかりと確保されたレッスン構成となっています。これにより、実際の海外旅行中に「リアルに使える英会話力」を身に付けることができます。
本テキストは、2つのステージにわかれています。
各35ユニットもの教材が用意されており、ボリュームも十分です。
- ステージ1:海外旅行中に最低限覚えておきたい単語フレーズ
- ステージ2:より自由に海外旅行を楽しみたい時に使える単語フレーズ
初心者はまずはステージ1から、中級者はステージ2からなど、自分のレベルに合わせて始めてみることがおすすめですよ。
ここからは、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
今回はステージ1の「飛行機内でリクエストする」というテーマを選びました。
まずはじめに「レッスンのゴール」を確認します。
同時に、現時点で自分がどれくらい話せるのか(=スタート地点)を確認するため、設定されたシチュエーションにおいて、英語でできる限り話してみます。
テキストの内容を見て「どうしよう、全然話せない…!」と焦る必要はありませんよ。この時点では、まだうまく話せなくて当然です。この時点でどれだけ話せるかを最初に確認し、それを向上させることが今回のレッスンの目標です。
レッスン終了後、自分がどれくらい話せるようになっているか変化を楽しみに、レッスンに進んでいきましょう!
レッスンで扱うシチュエーションにおいて、よく使う単語を学んでいきます。
今日のテーマは「飛行機内でリクエストする」なので “immigration card”(入国カード)や “customs declaration form”(税関申告書)といった単語も登場しました。
これらの単語は、一般的な単語帳で学習していても、なかなか目にすることはないのではないでしょうか。しかし、実際の海外旅行では必要不可欠なものですね。
このように、海外旅行中に頻繁に遭遇する「実用的なボキャブラリー」を学べる点が、とても心強い教材だなと感じました。
また、各単語には例文も添えられており、こちらも海外旅行中にそのまま使える「実践的なフレーズ」となっています。
レッスンの中では、単語と例文を、それぞれ講師のあとに続いて復唱していきます。ここで学んだ単語は確実に覚えていきましょう。
次に、同様のシチュエーションで役立つ「今日のフレーズ」を学んでいきます。
今回のテーマは「飛行機内でリクエストする」です。これさえ覚えておけばまずはOKな王道フレーズ “Can I have〜?” や “Do you have〜?” が紹介されていました。
フレーズは、簡単な会話文とともに紹介されており、実際に使う場面を想像しやすくなっています。この会話文を、講師と交互にロールプレイ形式で読み上げながら練習していきます。
次に、学んだフレーズの定着度を確認するため、穴埋め問題に取り組みます。
提示されている会話文の空欄に、学んだフレーズから最適なものを挿入し、文章全体を読み上げていきます。
上記問題の答えは “Excuse me. Can I have a cup of water?” ですね。
このように、実際に想定される会話文を音読することで、フレーズの使い方への理解が深まっていきますよ。例文はすべて関先生監修のもと精査されており、実践的なものばかりなのもポイントです。
つづいてはロールプレイングです。
2往復ほどの短い会話文が提示されており、一部は穴埋めになっています。
穴埋め問題の難易度は、先ほどよりも少しレベルアップしていますね。
前回はフレーズを埋める問題でしたが、今回は自分で文章全体を作成する必要があります。学んだ語彙やフレーズを駆使して、文章を作成してみましょう。
ここでの正解は “Can I have an extra blanket?”(毛布を追加でもう一枚もらえますか?)となります。
このように、アウトプット練習量がしっかり確保されていますが、徐々にレベルアップしていくので、無理なくついていくことができそうですね。
ここからは復習に入っていきます。学んだ単語を振り返りながら、よりハイレベルなアウトプット練習を積むことで、確実に定着させていきます。
ここでのアウトプットのトレーニング方法は、以下の2つです。
- 日本語で書かれた意味を、英語で答える
- その英単語を使って、自由に英文を作ってみる
特に、自由に英文を作るトレーニングは難易度が高いですね。しかし、レッスンで学んだ単語・フレーズの使い方を確認するとともに、文法力も試せる良い練習になります。
最後のアウトプット練習として、英作文に取り組みます。提示されている日本語を、英語で表現します。今日のレッスンの総括と言える部分です。
間違えた部分は講師が訂正してくれるので、失敗を恐れず、挑戦してみましょう。間違えたポイントは、むしろ記憶に残りやすく、学びに繋がりますよ。
さて、ここまで様々なインプットとアウトプットの練習を行ってきました。お疲れ様した! ここで総仕上げです。レッスンの最初に取り組んだ “Let’s try!” にもう一度挑戦してみます。
いかがでしょうか?レッスンの最初は全く歯が立たなかった人も、学んだ語彙・フレーズを総動員することで、うまく英語で表現できたのではないでしょうか?
レッスン冒頭と終了時に同じ課題に取り組むことで、自分の成長を感じ、達成感を味わうことができます。テキスト通りにカリキュラムを進めていくことで、レッスンのゴールを確実にクリアしていくことができそうだと感じました!
- 英語初心者~中級者
- 海外旅行を楽しむための英会話力を身に付けたい人
- 実用的なフレーズや単語を学び、文章で話せるようになりたい人
- 旅行中によくあるシチュエーションでの英語対応力
- 旅行中に覚えておくと便利なフレーズ・単語
- 学んだフレーズを使って話してみるスピーキング力
おすすめ度:
関先生監修教材ということで、取り上げられているシチュエーション・語彙・英語フレーズもオリジナリティがあり、かつ実践的なものだと感じました。
インプットとアウトプットがバランスよく取り入れられており、精査された例文はどれも良質なものばかりです。良く練られた教材で、しっかり取り組むことで、確実に力を付けられるはずです。
なお、同じような「旅行英会話」を扱う教材は他社にもありますが、リアルに使える表現や、押さえておくべきワンポイントが日本語でも提供されるなど、hanasoならではの魅力が詰まった教材だと感じましたよ!
『News in Levels』を受講して、最新ニュースを用いて語彙力・会話力を向上させたい全レベルの受講者におすすめだと感じた!
『News in Levels』は、以下の特徴を持つコースです。
- hanaso推奨のWebサイトを活用したレッスン
- 同じ内容のトピックが、語彙レベル別に3段階で用意
- 自分のレベルに合わせたニュース記事レッスンに挑戦できる
ニュース記事を用いたレッスンは、多くのオンライン英会話で用意されていますが、hanasoで受講可能な『News in Levels』は、自分のレベルに合わせて記事の難易度を3段階から選べることが特徴です。
Level 1では、限られた単語のみが使われているため初心者でも取り組みやすく、語彙力の強化や、長文読解・ディスカッションに慣れるトレーニングとしておすすめですよ。
通常、ニュース記事を用いたレッスンは中上級者向けで、初心者には取り組みにくいという側面がありました。しかし、hanasoでは『News in Levels』を活用することによって、初心者でもニュースレッスンに挑戦しやすいのは嬉しいポイントですね。
まず予約時に、以下画像のようにプルダウン形式でカテゴリ・レベルを選択します。教材は『News In Levels』を設定し、カテゴリ・レベルは、それぞれ自分の興味・レベルに合わせて選択しましょう。
カテゴリは、News / Sport / Nature / History / Interesting / Funny から選択可能です。レベルは、Level 1〜3の3段階で設定されています(Level 1が最も易しい)。
なお、会員ログイン後には『News In Levels』の記事を閲覧することができます。事前に目を通し、レッスンで取り組む記事を決めても良いですね。
以下より、実際のレッスンの様子をご紹介していきますね。
なお、今回担当してくれた講師によると『News In Levels』のレッスンの流れは講師によって異なり、生徒からの要望で自由に設計できるそうです。下記はあくまで一例となりますが、参考にしてみてくださいね。
※画面表示例:ZoomとWebブラウザ(ニュース記事)を並べて表示させます。
はじめに、記事を音読していきます。
筆者が受講した際は「講師のあとにつづいてリピートする」か「自分一人で音読する」のいずれが良いか聞かれました。今回は一人で音読し、発音ミスした部分は後から指摘してもらうよう、お願いしました。
なお、記事の音声も聞くことができます。予習・復習時に正しい発音を確認したり、シャドーイングに活用したりすることもできますね。
続いて、記事に出てくる重要なボキャブラリーを確認していきます。今回筆者は、講師に “subscriber” や “unique” の意味を英語で説明するよう言われました。
単語の意味自体は知っていても、それを英語で説明するのは難易度が高いですよね。うまく話せなくても大丈夫なので、自分の知っている語彙を総動員し、なんとか英語で説明してみること自体がとても良いトレーニングになると感じました。
また、講師が後から正しい表現をチャットボックスで送ってくれたので「こう説明すれば良いのか!」と、とても勉強になりましたよ。
復習にも役立つので、スクリーンショットかメモに残しておくのがおすすめです!
記事の内容を理解しているかどうか、講師にいくつか質問をされるので、それに英語で解答していきます。
質問が聞き取れなかった場合は “Could you say that again?”(もう一度言っていただけますか?)などと聞き返してみましょう。
記事の内容に関して、自由にディスカッションしていきます。基本的には、講師がリードして質問をしてくれるので、それに答えていきましょう。
中上級者以上は、自分から講師に質問をしたり、議論を深める練習をしても良いですね。会話に対して能動的な姿勢で臨むことで、英語でのコミュニケーションスキルが向上していきますよ。
- 最新ニュースを用いて語彙力・会話力を鍛えたい全学習者
- 他社のニュースレッスンで挫折経験のある初心者
- 最新ニュースを通した実践的なボキャブラリー
- さまざまな話題について意見を述べる自己表現力
- 相手との議論を深めるディスカッション力
おすすめ度:
ニュースレッスン自体は多くのオンライン英会話で提供されていますが、hanasoならではのおすすめポイントは、3段階のレベル別にニュース記事が読める『News In Levels』を用いているところです。
このことによって、ニュースレッスンが初めての初心者にとっても、挑戦しやすい内容となっていますよ。この点においても、hanasoは初心者に優しいオンライン英会話だと感じました。
もちろん、中上級者も自分のレベルに合わせて選択することで、手応えのあるレッスンを受けることができるので、おすすめできる教材です。全レベルの学習者が力をつけていける良教材でした!
hanasoを実際に体験してみて残念だったポイントはある?
講師の多様性が低い
hanasoの講師は、ほとんどが女性で、男性はかなり少ない印象を受けました。以下は講師紹介画面ですが、ざっと見ただけでも女性比率が圧倒的だとわかりますね。
このように、hanasoでは講師の属性がほぼ「フィリピン人女性」となります。このことは「さまざまな国籍・バックグラウンドを持つ先生達と英会話を楽しみたい」と考えている方にとっては、多様性に欠けるため、寂しく感じるかもしれません。
また「同性のほうが話しやすい」と考えている男性ユーザーにとっても、選択肢は少なくなってしまいますね。さらに、ネイティブ講師も在籍していないため「ネイティブとのレッスンにも興味がある」という方は、別のプラットフォームを探した方が良いでしょう。
これまで述べてきた通り、hanasoの講師のレベルは全体的に高いです。そのため、多様性という観点で気にならないのであれば、レッスン品質には問題はなく、満足いくレッスンを受けることができると思いますよ。
ただし、もし以下のようなニーズであれば、それぞれ別のプラットフォームを選ぶことをおすすめしますよ。
DMM英会話・ネイティブキャンプ
Cambly・EF English Live・DMM英会話(プラスネイティブプラン)
中上級者向けのコンテンツが少ない
今回筆者が体験してみて、hanasoはどちらかというと「初心者向け」の印象でした。
英語に苦手意識がある人・イチから文法を学びなおしたい人・自分1人では学習が続かない人にとっては、関先生監修の教材やhanasoメソッドはとても効果的で、丁寧な学習サポートが受けられる大変良いサービスだと思います!
ただし、中上級者にとっては、hanasoでは利用できる教材・コンテンツが少ない印象を受けました。
例えば、筆者はTOEIC 905点・英検準一級を取得しており、基本的な日常英会話は問題なく行えるレベルです。そんな筆者の目線では、以下の点が少し残念に感じました。
- hanasoメソッド対応教材は、全体的に初心者向け
- 『英会話フレーズ』は「中級編」でもレベル的にやや物足りない
- 『TOEICボキャブラリ』が「400点」or「600点」の選択肢しかない
- 『英検🄬2次試験対策』が「3級・準2級・2級」の選択肢しかない
特に、hanasoの最大の魅力である「関先生監修の教材&メソッド」に、中上級者向けの教材が少ないのは、残念に感じてしまいました。
以上より、以下のような中上級者にとって、hanasoは物足りなく感じる可能性があります。
- 基本的な英会話は問題なく、よりハイレベルな表現力を磨きたい人
- 高度なビジネス英会話を鍛えたい人
- TOEIC700点・英検準1級以上のレベルを目指す人
- IELTS・TOEFLなどの国際的資格試験を目指している人
中上級者向けの教材がhanasoに全くないかというと、もちろんそうではありません。具体的には、以下のような活用法が考えられます。
- フリートークレッスンで表現力を磨く
- News in Levelsで高度なディスカッション練習を行う
- Webサイトを使った実践的な英会話レッスンをする
※hanasoでは、以下のように、おすすめwebサイトが複数紹介されています。
レッスンで活用することができるとともに、普段の英語学習でも役立ちますね。
ただし、中上級者の場合は、オンライン英会話に目的意識(例:ビジネス英語の強化・留学のためのIELTS対策・ネイティブとの会話練習 etc.)を持っている方も多いため、やはりあえてhanasoを選ぶ理由は少なくなってしまうかもしれませんね…。
自分に合っているかどうかを確認するために、まずは無料体験レッスンを受けてみることをおすすめします!
hanasoを利用する方向け!おすすめできそうな使い方
英文法に自信がない初心者が使う場合は
『初級者用 基本英文法』を活用し、会話で使える基礎文法力を強化!
hanasoは初心者向けの教材が豊富に揃っており、英語に自信がない方にもおすすめのプラットフォームです。そんな中でも、この『初級者用 基本英文法』は、以下のような方にぴったりです。
- 一から英語を勉強し直したい人
- 中学で学んだ基本英文法に自信がない人
- 単語中心で、正しい文法を使った文章での会話が難しい人
『初級者用 基本英文法』のテキストは、3つのステージに分かれていますが、ステージ1は英語の基本である “Be動詞” からスタートします。「英語の学び直し」をしたい方にとっても、ぴったりの内容ですね。
<各ステージで学ぶ内容>
ステージ | 扱う文法事項の例 | ステージの特徴 |
ステージ1 | Be動詞・現在進行形・命令文・名詞の単数・複数 ほか | ・最初から文法を学び直したい人向け。 ・Be動詞など「基礎の基礎」から文法を復習し、さまざまな英文の練習を行う。 |
ステージ2 | 過去形・過去進行形・未来形・助動詞・不定詞・動名詞 ほか | ・基礎的な英文は言える人向け。 ・中学英文法の重要な文法項目を学び、スピーキングに繋げる練習を行う。 |
ステージ3 | 比較・受動態・関係代名詞・現在完了・現在分詞と過去分詞 ほか | ・日常英会話がある程度できる人向け。 ・中学英文法の総まとめ。これらの文法を活用し、できるだけ長く話す練習を行う。 |
※参照元:初級者用 基本英文法(hanaso公式)
筆者が初心者の方にこの教材をおすすめする理由は、これまでの英語習得過程を振り返ったときに「基礎英文法の土台をしっかりと固めること」の重要性を痛感しているからです。
スピーキング力を向上させ、長く正確な文章で話せるようになるためには、正しい文法知識を身に付けることは不可欠です。
文法力が不安定なまま、闇雲にオンライン英会話を受講し続けても、いつまでたってもブロークン英語を抜け出せないんですね。
Be動詞からスタートする教材と聞くと「簡単すぎて自分には必要ないかも」と感じる方もいるかもしれません。しかし、中学で学ぶ英文法を完全に理解している方は、意外と少ないのではないでしょうか。
全くの初心者だけでなく、中学英文法を再確認し、スピーキング力の基盤となる「強固な文法知識」を身に付けたいと思う方にとっても、この教材は効果的なトレーニングとなるでしょう。
テキストはすべて無料で利用でき、事前にダウンロードして内容を確認することも可能です。自分に合ったステージからスタートしたり、特に苦手な文法事項に焦点を当ててレッスンを受ける活用方法もおすすめです!
オンライン英会話でTOEIC対策もしたい人が使う場合は
関先生監修テキスト&推奨市販教材でしっかり対策!
英語力の証明やキャリアアップのため「TOEICを定期的に受験している」という英語学習者の方も多いでしょう。
最近のTOEICは難化傾向にあると言われており、スコアが伸び悩んでいるという方も多いのではないでしょうか? 筆者も英語力維持のため毎年受験していますが、やはり年々試験が難しくなってきていると実感しています。
hanasoでは、TOEIC対策に役立つ教材が用意されています。関先生監修&hanasoメソッド対応のオリジナル教材と、おすすめの市販教材を組み合わせて活用できます。
以下より、2つの教材を詳しくご紹介しますね。
TOEICの “ボキャブラリ対策” に特化した、関先生監修のhanasoオリジナルテキストです。知らない単語は、当然「読めない・聞けない」ため、TOEICにおいても、語彙力はリーディング・リスニングともに非常に重要です。
英単語の暗記は単調で、1人ではなかなか続かないと感じる方も多いでしょう。本教材では、穴埋め問題・ロールプレイ・英作文など、複数のアプローチ方法を用いて、効率的に単語学習を進めることができます。さらに、学んだ単語の実際の使い方も学べるため、スピーキングにも応用できますよ。
また、この教材は関先生監修のhanasoメソッドにも対応しています。これを活用してレッスン後に繰り返し復習することで、学習した語彙を確実に定着させることができます。
テキストは「400点用」と「600点用」に分かれており、自分のレベルに合わせて選択できます。ただし、600点以上を目指す中級者以上にとっては、それ以上のスコアに対応したテキストが現状では提供されていません。この点は、今後の改善が期待されるポイントですね。
hanasoがおすすめする市販のTOEIC用教材を活用したレッスンでは、語彙・文法・リスニング・リーディングなど、総合的なスキルを伸ばしながら、各ユニットの最後にはミニテストも行います。これにより、TOEICの問題形式に慣れ、解答方法を身につけていくことができます。
また、この教材の特徴として、テキストがすべて英語で説明されているという点が挙げられます。初心者にとってはハードルが高いかもしれませんが「英語を英語で学ぶ」ことは、それ自体が効果的な英語学習法です。自信のない方は、レッスン前にテキストに目を通し、しっかり予習をしておくこともおすすめですよ。
なお、このテキストはインターネット上で事前に購入する必要があります。別途料金がかかる点や、専門書のため発送までに時間がかかる可能性がある点に留意が必要です。ご自身の受験スケジュールを確認した上で、余裕を持って購入とレッスンをスタートさせましょう。
※参照元:Building TOEIC Skills/Developing TOEIC Skills (hanaso公式)
脱・カタカナ英語!正しい発音で「通じる英語」を話せるようになりたい場合は
hanasoメソッド対応『発音トレーニング』がおすすめ
「発音」は、スピーキングにおいて極めて重要な要素ですが、日本人では苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。hanasoでは、そんな「発音」に特化した教材も提供されています。その特徴は、以下の通りです。
- 日本人が苦手な「20個の子音」と「5個の母音」を学ぶ
- 関先生監修のオリジナルテキスト&hanasoメソッド対応
- レッスン後に復習を繰り返し、自然な発音の定着を目指す
他のオンライン英会話プラットフォームでも「発音」に焦点を当てた教材が提供されているところは多いですね。しかし「関先生監修によるオリジナリティあるレッスン&復習メソッド」で発音を学べるのが、hanasoならではのポイントです。
マンツーマンレッスンで何度も発音練習ができるだけでなく、hanasoメソッドを活用して繰り返し復習することで、自然な正しい発音を身につけることができます。
※参照元:発音トレーニング(hanaso公式)
正確な発音を習得することで、スピーキングで相手にクリアに伝わる英語を話すだけでなく、リスニングスキルも向上させることができます。
想像している以上に、発音学習は英語力の底上げのために重要なんですね。
『発音トレーニング』のテキストでは、歯や舌の位置関係や動かし方まで、写真・画像付きで非常に丁寧に解説されています。
これはさすが関先生監修の教材といったところ。筆者もこれまで発音クラスを何度も受講してきましたが、他社の教材と比較して、hanasoの教材はクオリティにおいて一線を画しているように感じます。
テキストの各所には『関先生のワンポイントアドバイス』として、日本人が苦手なポイントに触れながら丁寧な解説が加えられています。以下の例では、「スイカの種を飛ばすような感じ」といった表現を通して、発音方法が非常にわかりやすくイメージできますね。
もちろん、解説を読んでただインプットするだけではなく、実際に発音してみることが非常に重要ですね。hanasoのレッスンでは、さまざまなアクティビティを取り入れながら、何度も繰り返し発音練習を行うように構成されています。
※以下は「早口言葉」で発音練習をしていくアクティビティの例です。
hanasoならではの発音トレーニングテキストは、他社にない魅力がたくさん詰まった内容でした。レッスンでの学びに加えて、hanasoメソッドで何度も復習を繰り返すことで、徐々にカタカナ英語を脱し、自然と正しい発音が身についていきますよ。
レッスンの予習・復習方法がわからない学習者が使う場合は
最新リリース『AIアセスメント付きプラン』を活用
オンライン英会話の効果を最大限に引き出すためには、レッスン以外の予習・復習が欠かせません。しかし、自分では何をしたら良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、2023年10月にリリースされたばかりの『AIアセスメント付きプラン』を活用することです!
hanasoの『AIアセスメント付きプラン』では、最新AIを活用し、レッスン前後の予習・復習をしっかりサポートしてくれますよ。具体的には、以下の4つの機能が用意されています。
- 予習・復習
- シャドーイング
- チャート分析
- フィードバック
※引用元:サービス紹介2. AIアセスメント(hanaso公式)
それでは、実際の機能について紹介していきますね。
以下は予習画面です。その日のレッスンの重要フレーズが掲載されており、お手本音声を聞きながら、自分も発音を試してみることができます。AIが、発音の正確性・完全度・流暢さ・抑揚などを評価します。
復習システムでは、レッスンで学んだ重要フレーズが身についているかどうか、テスト形式でチェックしていきます。
※画像引用元:サービス紹介2. AIアセスメント(hanaso公式)
こちらも実際に発話してみることで、AIが正解・不正解を評価します。不正解の場合は、同じ問題が復習時に再び現れるようになっています。
また、フレーズの習熟度をAIが自動で管理し、それに応じて毎日の復習時の出題頻度が変わります(習熟度が上がるほど、次回出題までの間隔が伸びていきます)。復習レベルがマックスになるまで継続していくことで、レッスンで学んだ内容をしっかり定着させることができますね。
さらに、AIによる評価は毎月集計され、レーダーチャートなどで自分の英語力を確認することができます。また、過去からの推移も時系列チャートで確認できるため、進歩を感じられてモチベーションも上がりそうですね。
※画像引用元:サービス紹介2. AIアセスメント(hanaso公式)
さらに、AIアセスメントのチャートは、講師も把握できるようになっています。これにより、講師は学習者の評価や進捗を確認し、それをレッスンに活かすことができます。効率的な学習が期待できますね。
予習・復習で何をすれば良いか分からない場合でも、AIが学習をサポートしてくれるのは心強いと感じました。AIによる評価を蓄積させていくことで、自分の実力の伸びも確認でき、長期的な学習においてもプラスになりそうです!
【AIを活用した最新英会話比較】hanaso vs. Kimini英会話はどっちが効果ありそう?
オンライン英会話業界の競争が激化している中で、最新のテクノロジーを活用したレッスンや学習コンテンツが次々とリリースされています。中でも、特に注目されているのは「AIを活用したオンライン英会話学習」です。
hanasoも、AI技術を導入したプラットフォームの1つで、今年10月に『AIアセスメント付きプラン』をリリースしました。
(※AIアセスメント付きプランについては、こちらで詳しく解説しています。)
そして、AIを活用したサービスを提供するプラットフォームとして、もう1つご紹介したいのが『Kimini英会話』です。
ここでは2つのプラットフォームにおける「AIを活用したサービス」の内容を比較し、その特徴をご紹介していきます。
まず、筆者の結論から…
【レッスン以外の予習・復習をサポートしてほしい】 なら :『hanaso』
【英語学習をトータルでサポートしてほしい】なら :『Kimini英会話』
がおすすめです!
以下より、2つのサービスの違いについて詳しく説明していきますね。
まず、月額料金を比較していきましょう。ここでは、最もオーソドックスな「1日1レッスン」の同等プランで比較してみましょう。
プラットフォーム | プラン名 | 月額料金(税込) |
hanaso | AIアセスメント付きプラン | 8,970円 |
Kimini英会話 | スタンダードPlusプラン | 7,480円 |
上記の通り、hanasoの方が、Kimini英会話よりも、約1,500円高くなっています。
コスト面では、Kimini英会話の方が有利という結果ですね。
以下からは、それぞれの特徴と、どんな人に向いているのかを、両方のサービスを体験した目線から解説していきましょう。
主にレッスン前後の自習学習をサポートしてくれる『hanaso』
hanasoの『AIアセスメント付きプラン』は、以下のような機能を備えています。
具体的には、こちらで詳しく解説していますのでご確認くださいね。
- 予習・復習時のAIによる発話レベル評価
- 自習時のシャドーイング・リプレイ機能
- 月毎に集計されたAI評価のチャート分析
ポイントとしては、レッスン以外の予習・復習にAIを活用しているという点です。
これに対して、このあと述べる『Kimini英会話』は、予習・復習のみならず、レッスン自体にもAI活用がなされており「英語学習をAIでトータルサポート」してくれる点に強みがあります。
レッスンで学んだ内容を、AIの力を借りて、予習・復習でしっかり定着させるのが、hanasoの『AIアセスメント付きプラン』のコンセプトですね。
英語学習をトータルにサポートしてくれる『Kimini英会話』
つづいて、Kimini英会話が提供するAIサービスについてご紹介します。
Kimini英会話では、AIを活用したアダプティブラーニングシステム『Kimini Plusコース』を提供しています。
アダプティブラーニングシステムとは、AIが学習者一人ひとりの学習状況を分析し、最適な学習内容を提供するシステムを指します。簡単に言い換えると「オーダーメイドの学習メソッド」のようなイメージでしょうか。
このコースの特徴は、以下の通りです。
- AIが学習者一人ひとりの学習状況を分析
- 予習データに基づき、レッスン内容が最適化
- 自習用に、6種類のトレーニングを利用可能
※参照元:教材の紹介・Kimini Plus(Kimini英会話公式)
筆者もこの『Kimini Plusコース』を体験してみたのですが、以下のような点が魅力だと感じました。
- 事前の予習データがオンラインレッスンに反映
- 学習者一人ひとりに最適な学習メニューを提供
- スマホで手軽に行える自習用トレーニング
つまり、Kimini英会話の特徴としては、レッスン以外の予習・復習・自己トレーニングはもちろん、レッスン自体にもAIの力を活用している点が挙げられます。「英語学習をトータルサポートしてくれる」というイメージで、とても心強い仕組みですね。
さまざまなオンライン英会話を受講してきた筆者ですが「AI活用度」という点においては、Kimini英会話の『Kimini Plus コース』はピカイチだと感じました!
まとめ
- オンライン英会話をはじめたばかりの英語初心者
- 有名講師・関正生先生監修という点に魅力を感じる人
- AIにレッスン以外の予習・復習をサポートしてほしい人
- 初級者~中上級者まで
- 学研のカリキュラムに魅力を感じる人
- AIにトータルに英語学習をサポートしてほしい人
筆者個人的には「オンライン英会話におけるAI活用度」という観点においては、現状はKimini英会話に軍配があがるように感じました。
とはいえhanasoは、AIアセスメント付きプランをリリースしてからまだ日が浅いため、今後の進化にも十分期待が持てますね。特に、英会話初心者・オンライン英会話ビギナーにとって、hanasoはおすすめできる選択肢だと感じましたよ。
いかがでしたでしょうか?本記事で『hanaso』に興味が湧いた方は、ぜひ無料体験レッスンを受講してみてくださいね!