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英語学習法

英単語の覚え方のコツとは?中高生から短時間で効率的にできる方法を解説!

英語の学習をしている人の中には、英単語がなかなか覚えられなくて悩んでいる人もいるでしょう。自分では英単語の勉強をしているつもりなのに、なかなか記憶が定着しないという人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、英単語が覚えられない理由を紐解きながら、効果的な英単語の覚え方をご紹介します。

こちらを参考にすれば、英単語に苦手意識がある人も、ストレスなくたくさん英単語を覚えられるようになるはず。ぜひ参考にして、英単語学習に役立ててくださいね。

英語を話したいなら英単語は最重要項目!

英単語を覚えるのが苦手な人は、「英単語は重視せずに他の方法で英語を習得しよう」なんて思うこともあるかもしれませんね。

しかし、残念ながら、英単語は英語習得において最重要項目と言っても良いほど大事な分野です。

これはなぜかというと、リスニングをするにしても、スピーキングをするにしても、英単語がわからなければどうにもならないからです。

英単語を知らなければ、いくら英語の音が上手に聞き取れても意味がわかりません。

また、言いたいこともどう伝えて良いかわからないでしょう。英文を読んでも、知らない単語がたくさん並んでいて、全然意味がわからないなんてことにもなります。

たとえば、文法力があまりなかったとしても、英単語を知っていれば、英単語の並びを見てある程度意味を推察することができます。

また、自分で話すときも、文章の組み立て方がわからなくても、なんとなく単語を羅列していれば、相手に意味が伝わることもあるはずです。

もちろん、英単語をただ並べているだけでは、かなり理解しづらい英語であることは否めませんが、それでも英単語が全くわからないよりは、コミュニケーションができる可能性が高まるわけです。

つまり、英単語は英語を理解したり、英語で言いたいことを伝えたりする際の基礎となる部分。ですから、英単語を身につけずにして、英語を習得する道はないと言って良いでしょう。

英単語をなかなか覚えられない理由とは?

英語習得において非常に重要な英単語ですが、そんな英単語が覚えられずに、英語力が伸び悩んでいる人も少なくないはずです。

ではなぜ、勉強をしているのに英単語をなかなか覚えられないのでしょうか。まずはその理由について考えてみましょう。

そもそも学習の仕方がわからない

英単語を覚えようとしても、なかなか覚えられない人の中には、そもそもどうやって学習をすればよいかわからない人もいるでしょう。

なんとなく語彙力アップの参考書を買って取り組んでみたものの、あまり力にならなかったなんていう人もいるかもしれません。

新しい英単語を覚えて記憶に定着させるためには、闇雲に問題集を解いたりするだけでは効果が出づらいです。

そのため、しっかり新しい単語を記憶に定着させるための学習方法を取り入れる必要があるのです。

一度覚えたと思っても忘れてしまう

英単語を覚えたつもりでも、一定期間経つと忘れてしまっている人もいるでしょう。これが原因で英単語が覚えられない人は、反復練習が足りていない可能性が高いです。

一度覚えた英単語は何度も目にしたり、耳にしたり、そして実際に自分で使ってみなければ、やがては記憶から消えて行ってしまいます。

ですから、覚えられた!と思っても、そこで学習をやめるべきではないのです。

英単語を日本語で覚えている

英単語をすべて日本語で覚えている場合は、たとえその英単語の意味を日本語で言えたとしても、英語の文章の中で出てきたときに、どう意味を取れば良いかわからないかもしれません。

特に、日本語訳をしたときにさまざまな言い方ができる単語の場合、その単語に対応する日本語を1つしか覚えていなければ、それ以外の用法に対応できないでしょう。

英単語を覚えるときは、もちろん日本語から入るのが手っ取り早いです。

しかし、一度英単語を覚えたら、次は英語の文章中でその単語が出てきても、自然に意味が取れるような学習を意識しましょう。

覚えた単語の使い方がわからない

覚えた単語の使い方がわからない場合も「英単語がなかなか覚えられない」に該当するでしょう。使い方を覚えてこそ、英単語が身についたと言えるからです。

覚えた単語の使い方がわからない人は、せっかく覚えた英単語を使う練習が不足している可能性が高いです。

こういう人の場合は、すでに単語は覚えているのですから、その単語を実践的に使う練習を増やしてみると良いでしょう。

英単語の覚え方は人によって異なる!

実は英単語の覚え方は人によって異なります。人によって記憶の定着方法が異なるため、個人個人で自分に合った英単語の覚え方を見つける必要があるのです。

英単語の覚え方は大きくカテゴライズすると、下記の5つにわけられます。

  1. 見て覚える
  2. 聞いて覚える
  3. 動作やイメージと一緒に覚える
  4. 発音して覚える
  5. 何度も繰り返して覚える

見て覚えるタイプの人は、英単語を文字ベースで覚えていくべきですし、聞いて覚えるタイプの人は、リスニングを中心に英単語を覚えていくのが適しています。

動作やイメージなどと一緒に覚えれば記憶が定着するタイプもいます。自分で発音することで覚えられる人もいるでしょう。

また、ここまでの5つのどの方法が得意ということはなく、ただ何度も繰り返すことが必要な人もいるはずです。もちろん、見る+繰り返し学習など、複合型もいるでしょう。

自分がどんな風に学習をすれば覚えられるタイプなのかをまずは明確にし、そのタイプに合わせた学習方法を選べば、効果的+効率的に英単語を覚えていくことができるはずですよ。

効果的な英単語の覚え方:インプット編11選

ではここからは、具体的にどんな学習をすれば良いのか、効果的な英単語の覚え方をご紹介していきます。

上記でご説明した覚え方のタイプのことも意識しつつ、こちらを参考にすれば、自分に合った英単語の覚え方が見えてくるはずです。

1. とにかく同じ問題を何度も解く

どのタイプの覚え方をする人にもおすすめなのが、とにかく同じ問題を何度も解くことです。

記憶は繰り返し学習をすることで、定着していきます。ですから、用意した問題集などは、一度だけやって満足するのではなく、何度も繰り返しましょう。

ただし、語彙力の問題の場合は、ただそこにあてはまる単語を覚えるのではなく、文章単位で意味も意識しながら問題を解いていきましょう。そうすることで、しっかり単語の意味や使い方も身につきます。

同じ問題を何度も解いて、完璧に意味がわかるようになれば、その問題を卒業してもOK。次のレベルや別の問題集などに挑戦しましょう。

2. 間違えたものやわからないものは集中的に反復練習をする

同じ問題を繰り返し解くことは大切ですが、その中でも特に間違えたもの、意味がわからなかったものについては、より高い頻度で反復練習をしましょう。

間違えた時はその間違えに関する解説があれば、その解説にもしっかり目を通しましょう

そのうえで、もう一度その問題に取り組み、また時間を開けてから取り組む……というようにすれば、間違えたものもしっかり覚えられるようになります。

3. 単語を言いながらその動作をする

繰り返し練習であまり記憶が定着しない人は、単語を言いながらその動作をしてみましょう。これは、動詞を覚えるときに使えるメソッドです。

英単語を発音しながらその動作をすれば、動作と連動させて単語が覚えられるので、記憶が定着しやすいです。

繰り返し問題を解く方法と併せて、動作と連動させて単語を覚える方法も取り入れれば、さらに効果的且つスピーディーに記憶が定着するでしょう。

4. 単語とイラストや写真をセットで覚える

動詞の場合は動作と覚えられますが、それ以外の形容詞や名詞は、イラストや写真とセットで覚えるのがおすすめです。

こちらも動作と覚える方法と同じく、イメージと関連させて単語を覚えられるため、より記憶が定着しやすいです。

特に上記の「単語を言いながらその動作をする」方法が合っている人は、イラストや写真とともに単語を覚える方法も覚えやすいはず。

こちらも他の方法と併せて取り入れることで、より記憶が定着しやすいので、なかなか単語が覚えられない人は、ぜひ試してみてくださいね。

5. 文章単位で覚えること

英単語を覚えるときは、単語そのものの意味だけを覚えるのではなく、文章単位で単語の意味を掴みましょう。

英単語を日本語訳と1対1で当てはめた場合、文章によってはその日本語の意味が当てはまらないこともあります。これは、文脈によって同じ単語でも、単語のニュアンスが異なる場合があるからです。

しかし、英語の文章単位で単語を覚えた場合、日本語訳に当てはめるのではなく、文章中でその単語がどう使われているのかを掴めるため、文脈によって多少変わるニュアンスも掴めるようになるのです。

これについては文章で説明しても、ピンとこないかもしれません。

ですが、文章単位で知らない単語を覚えるようにすれば、やがては、一つの英単語に一つの日本語の単語が当てはまるわけではないことが見えてくるはずです。

これまで文章単位で覚える練習をしていなかった人は、ぜひ一度挑戦してみましょう。

6. 多読をする

目で見て覚えるタイプの人、本を読むのが好きな人には、多読も英単語を覚えるのにおすすめの方法です。

多読をすれば、上記の「文章単位で覚える」方法を、自然にすることになります。しかも、たくさん英語の文章を読むことで、同じ単語が持つさまざまな意味も理解ができるようになるでしょう。

ただし多読をする場合は、難しい文章ではなく、ストレスなく理解できるものを使いましょう。8〜9割理解できるものがおすすめです。

ほとんどの意味がわかっていれば、知らない単語も意味を推察できるのですが、あまり理解できない文章だと、自然と単語の意味を理解することができなくなります。

多読に使う文章のジャンルはどんなものでも大丈夫です。長文問題集を使っても良いですし、小説を使っても良いでしょう。

英語学習者向けに作られたレベル別の小説などもあるので、そういったものを取り入れるのもおすすめです。

7. スクリプト有りのシャドーイングに取り組む

シャドーイングとは、英語の音源を聞きながら、追いかけ再生のように真似して読み上げる手法のことを言います。

この方法は主にリスニング力や発音力の向上に有効だとされていますが、スクリプト有りでシャドーイングをすれば、英単語力の強化にも繋がります。

スクリプト有りでシャドーイングをすれば、目で英単語を見ながら、耳で聞き、そして発音することになるため、三方向から単語を覚えることができます。

ただし、あまりにシャドーイングに集中しすぎて、単語の意味が取れない場合は、追いかけ再生のようにするのではなく、一文ずつ音源を止めながら真似るのがおすすめです。

どちらの方法でやる場合も、単語や文章の意味を感じることが大事。ですから、シャドーイングを英単語力アップの方法として取り入れるなら、現時点で8割位は意味がわかるものを選びましょう。

8. 英語の歌詞とその意味を覚える

歌が好きな人には、英語の歌詞を英単語学習に取り入れることをおすすめします。特にまだまだ語彙力が限定されているレベルの人の場合、歌詞からでも学べる英単語がたくさんあるはずです。

ただし、歌詞を使う場合は、ヒップホップなどスラングが沢山使われている曲は避けましょう。

歌詞を使った英単語学習では、ボーイズバンドや10代の人向けの歌手、バラードなどを使うのが最適です。こうした曲なら、比較的正しい文法と標準的な語彙が使われているからです。

基本は好きな曲を選んで良いのですが、曲のジャンル選びだけは少し気をつけてくださいね。

9. 隙間時間を使って学習を進める

忙しくて英単語を学習する暇がないという人もいるでしょう。そういう人は、英単語アプリや英単語学習用の音源、電子書籍などを有効活用して、隙間時間を使って学習を進めましょう。

アプリを使えばスマホを使っていつでもどこでも英単語を覚えることができます。また、英単語学習用のアプリなら、効率的に英単語を覚えられるような設計になっているため、より効果的な学習ができるでしょう。

また、スマホがあれば、リスニングをしながら英単語を覚えることもできますし、電子書籍を使って多読や参考書を用いた英単語学習をすることも可能です。

電子書籍の場合は、タブレットの方が見やすいかもしれませんから、タブレットをお持ちならタブレット端末も使ってみましょう。

こうした媒体を利用して、隙間時間に細切れ学習を続けていれば、どれだけ忙しい人でも1日30分くらいは英単語学習ができるのではないでしょうか。

10. 単語学習を習慣づける

英単語を覚えるには、反復練習が必要です。しかし週に1回だけの学習では、たとえ反復練習をしていても、覚えられる単語の数は限られてしまいます。

これは、週に1回の学習だけだと、せっかく覚えた英単語の記憶が薄れ、忘れ去ってしまうこともあるからです。

ですから、英単語を効率よく覚えるためには、学習の習慣づけも大切なんですね。

できれば毎日、1日15分でも良いので、単語学習を続けてみましょう。毎日勉強しないといけないと思うと疲れてしまうかもしれませんから、週に1日か2日ならおやすみをとっても良いでしょう。

ですが、おやすみを取る場合は、2日連続にするのではなく、1日休んで3日学習に取り組み、また1日休む……といった形にするのがベストです。

そういった方法で習慣づけをしつつ、繰り返し学習をしていればかなり英単語が記憶に定着していくはずです。

11. 頻出単語から順番に覚えていく

英単語学習は、基本的に自分のレベルや目的に合ったものから始めるべきです。しかし、それに加えて、頻出単語から覚えていくことも忘れずに。

普段の生活で沢山使いそうな頻出単語から覚えていけば、英語を使ったコミュニケーションもスムーズにできるようになります。

基本的な単語を覚えていれば、日常のシンプルな会話ならすぐにできるようになるかもしれません。

基本単語を抑えたあとも、頻出単語を狙ってどんどん覚えていきましょう。頻繁に使われている単語を覚えていけば、それだけどんどん理解できる範囲が広がって行くように感じられるはず。

自分の成長が感じられやすくなりますから、英単語学習に対するモチベーションも保ちやすいですよ。

効果的な英単語の覚え方:アウトプット編2選

ここまでインプット中心の英単語の覚え方をご紹介しましたが、より記憶に英単語をしっかり定着させるためには、アウトプットを忘れてはいけません。

ここからは、英単語の覚え方でアウトプットの部分となる方法も解説します。こちらの方法は、どういったタイプの覚え方をする人にも有効ですから、試せるものから学習に取り入れてくださいね。

1. 覚えた英単語を使って文章を作る

新しい英単語を学習したら、その単語を使っていくつか文章を書いてみましょう。実際に自分でも使ってみることで、より英単語が記憶に定着しやすくなりますし、単語の使い方もわかるようになります。

書いた文章を読み上げれば、さらに効果的。そしてさらに、ネイティブスピーカーや英語が上手なお友達に、文章が合っているかどうかチェックしてもらえれば、使い方を間違えて覚えることをなくせます。

ここで重要なのは、単に単語だけを書くのではなく、文章を作ることです。文章単位で英単語を覚えた方が、英語を英語で理解できるようになりやすいですが、これは、アウトプットをする際にも言えることなのです。

ちなみに、英作文を添削してくれるサービスなんかもありますから、よりプロフェッショナルな講師のチェックを希望する人は、そうしたサービスを使うと良いでしょう。

2. 覚えた英単語を会話の中で積極的に使う

覚えた英単語は、英会話をする際にも積極的に使ってみましょう。

外国人のお友達相手に話すときや、英語講師と話すときに、意識して使うことで、どんどんその単語が記憶に定着していきます。

もちろん、チャットなど文字のコミュニケーションの中で使っても良いでしょう。

もしも日常会話の中では使いづらい英単語を覚えた場合は、英語講師にお願いして、練習させてもらうのがおすすめ。

たとえば、ビジネスで使う英単語を覚えたのなら、英語講師とビジネスシーンを想像したロールプレイをしてみてはいかがでしょうか。

さまざまな方法でたくさん実践を積めば、あまり繰り返しインプットをしなくても、単語を覚えられるようになります。ですから、インプット学習があまり好きではない人には、実践練習はおすすめですよ。

英単語は繰り返し学習+アウトプットで覚えよう!

どんな方法を選んだとしても、英単語を覚えるには繰り返し学習すること、そして実際に使ってみるアウトプットが大切です。

この2つを意識していれば、どんな方法を取り入れたとしても、ぐんぐん英単語を覚えていけるでしょう。

また、英単語学習を習慣化させることも大切です。毎日英語に触れることで、それだけ覚えた単語が記憶に定着していくようになります。

逆に時間をあけてしまうと、記憶が薄れていってしまいますから、なんとか毎日時間を作って、英単語学習に取り組んでみてくださいね。

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