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英語学習法

大学生のTOEIC対策は何から始めるべき?スケジュールや勉強法を解説!

大学生で、TOEICを受験する予定の人は多いはず。また、TOEICをはじめて受験するという人も多いでしょう。

TOEICがはじめての場合、何から手をつけて良いかわからず、悩んでしまうのではないでしょうか。闇雲に勉強を始めてみても、それで本当にスコアが取れるのかどうか不安になってしまいますよね。

そこでこの記事では、TOEICをはじめて受験する、もしくはあまりTOEICに慣れていないという大学生向けに、TOEIC受験に向けて何から始めれば良いのかを解説します。

これからTOEICを受ける予定がある大学生の人は、ぜひこちらを参考にTOEICに向けた対策を始めてくださいね。

大学生がTOEICを受験するメリットとは?

なんとなく「TOEICを受けてみようかな」と思っている人は、なぜ自分がTOEICを受けた方が良いのかあまり考えたことがないかもしれませんね。まずは英検を受験して、TOEICは大学を卒業してからでも良いと思う人もいるでしょう。

しかしTOEICは大学生だからこそ受験した方が良い検定なのです。まずは大学生がTOEICを受験するメリットをご紹介します。

就職活動でアピールできる

TOEICで一定のスコアを達成していれば、就活時にアピールすることができます。

TOEICはビジネス英語の検定ですから、高スコアを取得できていれば、それはビジネスで英語を使う能力があることの証明になるでしょう。

特に英語を使うお仕事では、TOEICで一定のスコアを取得していることが、最低条件になっている場合もあります。

また、英語を使わないお仕事の場合でも、大学生の間で高スコアを取得していれば、それだけ熱心に勉強に励むことができることの証明のひとつになるでしょう。

大学生のうちから英語が堪能に

TOEIC受験のために英語学習を続けていれば、どんどん英語がわかるようになっていきます。

一般的に「TOEIC」と呼ばれているテストは、リスニングとリーディングのテストですが、それに向けて勉強するだけでも、自然と語彙力や理解力が高まっていくでしょう。

さらにスピーキングなどのアウトプットも一緒に鍛えれば、大学生のうちから英語が堪能になることも夢ではありません。

若い頃の方が英語は習得しやすいというのは事実です。将来英語が理解できるようになりたい、話せるようになりたいと思うなら、大学生のうちにTOEIC対策を含めた英語学習を始めることをおすすめします。

留学・ワーキングホリデーで役立つ

TOEIC受験で英語力を磨いておけば、留学やワーキングホリデーの際にも役に立つでしょう。

たとえば語学留学を考えている人の場合、現地に行ってから英語を学べば良いと思うかもしれません。

しかし、留学の最初からある程度の英語力が身についていれば、同じ期間であっても、留学終了時のレベルが変わってきます。つまり、ある程度英語力を身につけて留学をした方が、高いレベルで英語が使えるようになりやすいのです。

また、ワーキングホリデーの場合は英語力がそのまま職探しに直結します。ワーホリビザを利用して、現地で仕事をしたいと思っている人は、ビジネス英語がベースとなっているTOEICの勉強をしておいて損はないはずですよ。

大学卒業後に海外就職の可能性も!

大学生のうちにTOEICで高スコアが取得できれば、卒業後に海外就職、もしくは海外勤務の可能性も生まれます。

日本の企業に所属して海外赴任をする場合も、海外の企業に就職する場合も、かなり高いビジネス英語スキルが求められるでしょう。

TOEIC対策を大学生のうちにしっかりしておけば、そんな「高いビジネス英語スキル」を身につけることも現実のものとなります。

その結果、大学卒業後に海外で働くという道が開ける場合もあるでしょう。

大学生が目指すべきTOEICスコア

大学生の場合、一般的に550点から750点前後のTOEICスコアを目指す人が多いです。しかし、同じ大学生であっても、目指すべきTOEICスコアは、人によって異なります。

TOEICをどのような目的・用途で受験するかによって、必要なTOEICスコアが変わってくるからです。

自分が目標とすべきTOEICスコアがわかるように、以下にスコア別にレベルなどをまとめてみました。

600点

大学生がTOEICを受験する際にクリアしたいのが600点です。550点という人もいますが、実際に就職時などで役立つのは600点レベル。求人票で、TOEICスコアの最低条件として挙げられているのも、この600点が多いです。

英語とは全くかかわりのないお仕事をする予定の人でも、600点を取っておけばある程度英語の勉強をしたという証明になります。

「高い英語力は必要ないけれど、アピールになる何かがほしい」「簡単な英語を使った仕事がしたい」という人は、600点が取れるように対策をしてみましょう。

730点

600点では満足できない、もう少し高いレベルの英語力を証明したいという人は、730点を目指してみましょう。

TOEIC730点レベルは、英語を日常的に使うお仕事でよく条件にされている点数のひとつです。

特に外資系企業や海外勤務を考える人は、最低でもクリアしておきたいラインでしょう。

また、就職だけではなく、留学やワーホリでも、730点の実力が活かせます。TOEIC730点の実力があれば、英語圏に行ったときに日常英会話はこなせるでしょうし、旅行で困ることはほとんどないはずです。

800点

ビジネスで英語をバンバン使いたい、英語がペラペラと言われるレベルになりたいという人は、800点以上を目指しましょう。

TOEICスコアが800点以上取れていれば、実用的な英語力があると期待されます。

この点数が取れれば海外就職・海外赴任も叶いやすいですし、ワーホリで現地企業でのアルバイトが見つかりやすいです。

さらに800点レベルの英語力があるなら、大学留学も可能な英語力がついているでしょう。

実際に海外の大学に留学する際には、TOEFLやIELTSなど、アカデミックな英語に関する検定を受験しなければなりませんが、TOEICの知識も大いに役立ちます。

大学生の平均スコアは?

目標にすべきスコアが少し遠いところにある人は、ちょっと尻込んでしまうかもしれませんね。そこで、TOEICを受験した大学生たちの大体の平均スコアもご紹介しておきます。

大学生のTOEIC平均スコアは、大体580点くらい。平均点からも、多くの人が550~600点を目指してTOEICを受験していることがうかがい知れますね。

ちなみに580点は英検2級くらいのレベルなので、このレベルの英語が使いこなせるなら日常英会話はクリアしていると言えます。

逆に言えば、大学生でも600点レベルの英語は手が届くレベル。将来的には800点など高スコアを目指す人も、まずは600点を目指した学習をはじめてみてはいかがでしょうか。

はじめてのTOEIC!何から始めるべき?

これからTOEICをはじめて受験するという人は、何から始めるべきなのか疑問に思うでしょう。そこでここからは、TOEICを受けようと思ったらまずやるべきことをご紹介します。

TOEICの受験を心に決めたら、まずはこちらを確認して、TOEIC対策の準備をはじめましょう。

まずは基礎英語のおさらいを

まったく英語の知識がないままTOEIC対策をはじめても、内容が難しすぎてストレスになってしまいます。

英語が苦手な人や、ほとんど英語がわからない状態の人は、まず基礎英語のおさらいをしておきましょう。

基礎英語とは、中学生レベルの英語のことです。ひとまずそのレベルの英語ができるなら、TOEICで解ける問題も増えてきます。また、問題を解いていて、何をすれば良いのか悩むこともないでしょう。

もちろん、基礎英語がしっかりできている人は、中学英語のおさらいをする必要はありません。そのままTOEIC対策へと進みましょう。

模擬試験で現状の目安スコアをチェック

本格的なTOEIC対策を始める前に、模擬試験を解いて、自分の現在の目安スコアを確認してみましょう。

目安スコアが算出できる模擬試験問題集が市販されていますから、そういったものを使ってみてください。公式の教材ではない場合、信頼性に不安を感じるかもしれませんが、市販されている模擬試験問題たちは、かなり正確に近いスコアを出すことができます。

現在の自分の目安スコアがわかれば、目標スコアを設定しやすいです。

たとえばすでに500点後半が取れる人なら、思い切って目標を730点に設定すると良いでしょう。500点台前半なら、600点を目指すのが適しています。

現状で700点前後のスコアが取れる人は、すでに応用的な英語力があると考えられます。800点以上のスコアを目指した対策を始めても、無理なく学習を進めることができるでしょう。

目標スコアに適した教材を揃える

自分の今の目安スコアを知り、目標スコアを設定したら、その目標スコアに適した教材を揃えましょう。TOEICの問題集は点数別になっているものが多いので、自分の目標スコア対策ができる教材を入手してください。

ただし、たくさんの教材を入手すると、結局どれも使わないことになりかねません。目安としては、模擬試験問題集・総合的なTOEIC対策本・苦手分野に特化した対策本の3種類で十分です。

自分の苦手分野を把握する

模擬試験や総合的なTOEIC対策本を使ってみれば、自分が苦手な分野がわかるはずです。

TOEICはパート別に問題がわかれていますから、自分が特に点数が取れていないパートを中心に対策を行うと、効率的に点数が取れます。

本格的なTOEIC対策を始める前に、自分の苦手分野を把握し、苦手分野に力を入れて対策を行っていきましょう。

受験日を決定して学習計画をつくる

現在の目安スコアを出して、目標スコアを決め、さらに自分が何を中心に対策をしていくべきかがわかったら、今度はTOEICの受験日を決定しましょう。

しかし、無理のあるスケジュールはおすすめできません。たとえば、現在よりも100点もスコアアップしたいのに、受験日が1~2ヶ月先というのは、英語以外にも勉強することがある大学生にとっては無理のあるスケジュールになってしまいます。

目安としては、1ヶ月あたり20~30点のスコアアップが見込めるといった計算で学習計画を作ってみましょう。たとえば100点スコアアップを目指すなら、受験日は4ヶ月以上は先の方が現実的です。

もちろん、集中的にTOEIC対策ができるという人は、この限りではありません。少しくらい短期間でスケジュールを組んでも良いでしょう。

大学生におすすめのTOEIC勉強法

TOEICに向けて準備ができたら、次はいよいよ実際の勉強を始めてみましょう。ここからは大学生でも取り入れやすいおすすめのTOEIC勉強法をご紹介します。

自分の苦手分野や生活スタイルに合わせて、お好みのものを組み合わせてみてくださいね。

TOEIC対策ができるアプリを有効活用

TOEICのための学習時間が確保できない、ついついスマホを見てダラダラしてしまうという大学生におすすめなのが、TOEIC対策向けのスマホアプリの活用です。

TOEIC対策ができるアプリにはさまざまなものがありますが、語彙力増強や文法の習得、リスニング対策など、分野別にしっかり対策ができるものが数多くありますから、自分が使いやすいものを選んでみましょう。

アプリには口コミがついていますから、口コミを参考に選ぶのもおすすめです。特に語彙の学習はアプリを使って行いやすい分野ですから、語彙力に悩んでいる人は、ぜひ良さそうなアプリを探してみてくださいね。

たくさん英語を聞いて耳を慣らす

TOEICのリスニングは明瞭な発音ですが、ナチュラルスピードに近いため、リスニングで全然点が取れない人もいるでしょう。リスニングに問題を抱える人は、とにかくたくさん英語を聞いて耳を英語に慣らしましょう。

TOEICのリスニング問題はもちろん、日頃から海外ドラマを見たり、英語ニュースを見たり聞いたりするのがおすすめ。

また、英語学習者向けのPodcastなんかも役立ちます。スマホに音源を入れれば、移動中や隙間時間などにも学習しやすいですよね。

ただし流し聞きは厳禁。しっかり意味を把握しようとしながら聞かなければ、実際のTOEICのリスニングでも流し聞きをしてしまいかねません。

とにかくたくさん英語を読む

リーディングスピードが遅くて、TOEICを時間内に全問解けない人は、英語を読むことに慣れましょう。

最初は子ども向けの絵本や、英検3級レベルの長文など簡単なものからで良いので、たくさん英語を読んで、体に英語を読む感覚を覚え込ませてください。

TOEICの長文問題をたくさん読むのも良いですし、すでに英語力が高めな人なら、英語のニュースサイトを利用しても良いですね。

英語の講義の時間も大切に!

大学生なら大学で英語の講義も受けているのではないでしょうか。講義の中では、TOEICに役立つ英語の知識を培うことができるはずです。

ですから、英語の講義を受けている人は、その時間も大切にしましょう。しっかり講義内容を習得することで、かなり高いレベルの英語力を身につけられる場合もあるでしょう。

特に大学の授業以外に勉強時間を確保するのが難しい人は、英語の講義の時間にぼーっと過ごしてしまわないように、気をつけてくださいね。

問題集をひたすら解く

TOEIC対策用に用意した問題集は、少なくとも2周はして、繰り返し使うようにしましょう。問題集をひたすら解いていれば、TOEICの出題形式や出題傾向も掴めるようになっていきます。

特に苦手分野がよくわからない人、全体的にパートごとのスコアに偏りがない人は、問題集をひたすら解いてTOEICに慣れることが肝心です。繰り返し解けば、最初はわからなかった問題も、次第に理解できるようになるはずですよ。

解き方のコツを実践する

多くの問題集には、TOEICの解き方のコツも掲載されています。TOEICは解き方のコツを掴めば大幅なスコアアップが望める場合もあるので、解き方のコツもしっかり読み、そのコツを使った実践練習をしましょう。

解き方のコツを習得すれば、あまり難しい単語を覚えなくても、高スコアが狙えることも。

暗記が苦手な人や、英語のレベルを向上させながら、効率的にスコアアップをしたい人は、解き方のコツをしっかり習得しましょう。

大学生のうちからTOEIC目標スコアをクリアすれば将来の選択肢が広がる!

TOEICの対策は面倒だと思う人もいるでしょう。しかし社会人になってしまうと、学生時代に輪をかけて学習時間の確保が難しくなってしまいます。

また、大学生のうちからTOEICで高スコアを達成していれば、就職を考えるときに選択肢が広がるはずです。

大学生の間にTOEICを受けておくことに、メリットはあってもデメリットはほぼありません。ぜひ今の学生という時間を大切にして、TOEIC対策に取り組んでみてくださいね。

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