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23年大卒者の就職内定6割足らずと状況厳しく改善必要…文科省・厚労省

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就職内定率の推移(大学)
  • 就職内定率の推移(大学)
  • 就職内定率の推移(大学男子)
  • 就職内定率の推移(大学女子)
  • 就職内定率の推移(短大女子)
  • 就職内定率の推移(高専男子)
  • 就職内定率の推移(専修学校)
 文部科学省と厚生労働省は11月16日、10月1日現在の、23年大学等卒業予定者の就職内定状況を調査し、結果を公表した。

 調査依頼先は設置者、地域別を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。大学62校(国立21校、公立3校、私立38校)、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校20校の計112校。調査対象人員6,250人。(大学、短期大学、高等専門学校で計5,690人、専修学校560人)。

 各大学等において、所定の対象学生を抽出後、電話・面接等により、性別、就職希望の有無、内定状況につき調査を実施した。

 大学等の就職内定率は、大学(学部)は57.6%(昨年同期比4.9ポイント減)、短期大学は22.5%(同6.5ポイント減)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では56.0%(同5.0ポイント減)、また専修学校を含めると54.0%(同5.1ポイント減)となった。
 
 男女別では、男子大学生の就職内定率は59.5%(昨年同期比3.8ポイント減)、女子は55.3%(同6.3ポイント減)。また、男女ともに、国公立大学(男:64.1%、女:62.2%)よりも私立大学(男:58.1%、女:53.0%)の方が就職内定率が低い。

 一方、減少幅は、男女ともに、国公立大学の方が大きく、特に国公立大学の女子は、62.2%(同11.6ポイント減)で最も大きい。

 大学の文系・理系別では、文系の就職内定率は57.4%(昨年同期比3.8ポイント減)、理系は58.3%(同10.2ポイント減)となっており、文系の方が理系よりも就職内定率が低いが、減少幅は、理系の方が大きい。

 大学の地域別では、九州地区の就職内定率が最も低く51.5%となっている。一方、昨年同期からの減少幅では中部地区が最も大きく、昨年同期比9.5ポイント減の51.9%となっている。

 大学等卒業予定者の厳しい雇用環境の対応対策として、大学等のキャリアカウンセラーとハローワークのショブサポーターとの連携を一層強め、企業開拓や就職相談体制の強化を図る。また、文部科学省より、大学等関係団体に対して、就職支援の徹底を直接要請する予定だという。

 関係省庁と連携し、新卒者等の就職活動に関する課題について、経済団体と大学団体との意見交換の場の設置など、一人でも多くの学生が内定を得られるよう、引き続き学生の就職環境の改善に努めていくことが必要ということだ。
《前田 有香》

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